10年も前だろうか。
NHKで、ひきこもりの青年の取材のようなものを放送していた。
見かけは立派な二十歳そこそこの青年であったが、ひきこもりで、働きに出ることも学校に通うことも出来ないということだったと思う。
彼は、優しい感じだが、弱々しく、特に、目力がない・・・つまり、眼差しに鋭さがない印象だった。
そして、彼は、支援センターか何かで指導を受けていたが、もういい歳になってるはずの今は、一人前になっているかというと、あまり望みはないように思う。

現実的に、ひきこもりを更生させることが出来る訓練場所は、戸塚ヨットスクールくらいではないかと思う。
元東京都知事の石原慎太郎さんは戸塚ヨットスクールを堂々称賛し、支援もしていたように思うし、竹村健一さんも、テレビで「やり方は正しい」といった発言をしていたが、戸塚ヨットスクールが効果的であることは理屈で解る。
それは、自分もひきこもり気質だという、思想家の吉本隆明さん(1924-2012)が、自分達の時代(彼は力道山やカーター元大統領と同じ歳)は、ひきこもらせてもらえず、殴って外に引っ張り出されたと言うが、それくらい強制的な方法でないとうまくいかず、それを今の時代にやろうと思ったら、戸塚ヨットスクールになってしまうのだろう。
ドワンゴ創業者の川上量生さんが、本心かどうかは知らないが、ひきこもりが社会の最底辺にでも加えてもらえたら、それは、運だけで成功した経営者(自分のことと思う)よりずっと快挙だとブログに書かれていたが、それほどかどうかはともかく、ひきこもりが世の中でやっていくことが極めて難しいことは確かだろう。

私としては、吉岡さんが本に書かれていたキラリ光る道と思えること・・・男性であれば、好きな女の子が出来ることが、非常に良いことだと思う。
好きな女の子のためなら、男は頑張る力が出るはずだからだ。
しかし、今の時代、何より、希望を持つこと、自分を信じることが出来なければ、全く動けない。
私も確実にひきこもりであったが、私の場合は、ジョセフ・マーフィーの本を読んで、自分にも出来るという希望と自信を持ったのが良かったのである。
そして、うまい具合に、好きな女の子もいたのである。まあ、会話が出来る程度には親しくても、それ以上ではなかったが(笑)。
ああ、それと、川上量生さんがブログに書かれてた、身体を鍛えることは外せないだろう。
ただ、やはりひきこもりである川上さんが身体を鍛えた方法は、家に階段(1階と2階をつなぐ普通の階段)があったので、それを普通に昇り降りすることだったらしい(笑)。
私は、ひきこもっていた間も、よく、腕立て伏せやスクワットをやっていた。小学4年生だった時の私に、腕立て伏せを教えてくれた、大学のレスリング部の主将だった従兄には本当に感謝している(物凄くいい男だった)。
身体を鍛えると言ったら、すぐに、ジムだのジョギングだのといった、金や手間がかかる方法(中年になればゴルフだ)しか考えない者がやたら多い気がするが、少なくとも、それらは絶対にひきこもり向きではないので、ひきこもりは、腕振り運動や、スクワット、腕立て伏せを、毎日、少しでもやると良い。
偉大なる米津玄師さん制作の曲『ワンダーランドと羊の歌』を、「マジカルミライ2014」で歌った時の初音ミクさんだって、その時、スクワットをしてくれたのだ(あくびと肩たたきもやったが 笑)。

ひきこもりにジョセフ・マーフィの本は必須ではないだろうか?
それと、少しでいいから運動を。
本当は、朝6時前(出来れば5時前)に毎日必ず(1年365日)起床するなら、それでおそらく、ひきこもりは脱することが出来るが、それがなかなか難しいかもしれない。
これらは、どれも、普通の社会人でもやっていないことであり、実は、どれかをしっかりやることで、普通の人は超えられるのである。
だから、これらを1つでもやれば、世の中、チョロいと分かると思う。
一方、LINEみたいな、誰でもやっていることをやっても仕方がないのである。









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