昨夜も今朝も書いた通り、野球の素振りに匹敵することを、自分のやりたいことで数多くやれば勝てる。
これまで、野球選手のテッド・ウィリアムズや、ピカソやベートヴェンでそうであったと書いたが、ビートルズのデビュー前の酒場での演奏や、ビル・ゲイツの高校時代のプログラミングがまさにそうだった。
アメリカでもゴッド・ハンドと呼ばれた超人空手家は、
「空手に強くなるのに秘訣などない。千回、万回の繰り返しのみ」
と言ったらしいが、彼は自分は大嘘つきだと認めていても、真理もいっぱい言っているのである。

では、変な話だが、魔法使いになるとか、超能力者になるとかの場合はどうだろう?
その方面の本を読んだり、本に書いてある修行をすれば良いのかというと、そういった本に書かれていることが本当のことかどうかは分からないし、おそらく、ほとんどが嘘だろう。
別に、本当に魔法や超能力でなくてもいいが、要は、全く世間的でなく、やり方が分からないことだ。
有名な科学技術者の中にも、案外に超能力のようなものの研究を熱心にやってた人がいるが、それに関する「素振り」の量が多ければ、やはり力になっているはずなのだ。
私なんて、本当に魔法使いになりたいしね(笑)。
では、どうすれば良いかというと、「そのことについて考える」ことだ。
最近、度々、プロレスのジャイアント馬場さんの話をするが、あの人は、本当に良い感性をしていたと思うのだ。
彼が憧れてやまなかったレスラーは、アメリカのバディ・ロジャースだったが、馬場さんは、やはりロジャースをよく観察していた。
すると、ロジャースは、他のレスラーが、遊んだり、酒を飲んだり、雑談している間も、ずっと考えていたのだそうだ。
ロジャースが考えていたことは、間違いなくプロレスのことで、どうやればお客さんが喜び、会場に足を運んでくれるかについてだった。
馬場さんは、「そりゃ、ずっと考えている人と、そうでない人では、長い間に差がつきますよ」と言ったようだが、全くその通りだ。

私は最近、AI(人工知能)の機械学習プログラミングをマスターしようとしているが、書籍は沢山出ていても、今は本当に良い書籍はない。
しかし、ずっと機械学習のことを考えていたら、良い情報が来たり、アイデアが閃いて、なんとか進歩している。
振り返って考えれば、どんなこともそうであった。
好きな女の子(男の子)でもいるなら、ずっとその子のことを考えると、嫌でも縁が出来てしまう。
ただし、余計なことはせず、ただ淡々と考えることだ。
野球の素振りのように。
考えるというよりは、「意識を向ける」に近い。
そして、それは、「紙に書いて忘れると叶う」と矛盾しない。
紙に書いたのは目標。
意識を向けるというのは、目的のない思考の運動なのだ。
例えば、上に述べた、ジャイアント馬場さんの憧れのバディ・ロジャースで言えば、世界一の人気レスラーになることが彼の目標であるが、考えるのは、お客さんを喜ばせることなのだ。
好きな子を恋人にすることが目標でも、普段、素振りとして考えることは、どうやればその人を楽しませるか、あるいは、その人のどこがそんなに良いかといったことなのだ。

野球の素振りってのは、「ホームラン王になってやろう」とか、それ以前に「プロになってやろう」と思ってやっても、あまり効果はない。
好きだから振るのだ。
まさに、テッド・ウィリアムズが子供の時からそうだったように。










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