この世の創造の原理というのは、「1+1=3」という数式で表すことが出来る。
「1+1→無限」と言った方が正しいのだが、とりあえず、「1+1=3」で良い。
易でいう、陰と陽から世界が生まれるという道(タオ)の原理である。
男と女から子供が出来るというのも、その1つだが、もっと適切に言うと、「男と女が引き合って、子供を生む」となる。
「引き合う」というのは「愛」ということで、アインシュタインは物理学を愛して新しい理論を構築し、スティーブ・ジョブズはテクノロジーを愛して新しい機器を発明した。
アインシュタインは、相対性理論を発見したというよりは、やはりどこか文学的に創造したのである。宇宙の原理だって、いろんな表現が出来るからだ。
原子の周りを電子が回っているというのも、正確ではないのかもしれないが、それはそれで1つの表現であり、間違っているというのではない。

何かを愛し、何かに愛されれば、何かを生み出す。
ヘルメスの「エメラルド・タブレット」にその原理が書かれているのかもしれないが、頭で考えると抽象的な隠喩で訳が分からなくなるが、さらっと見れば心の奥で分かるだろう。
それよりも、初音ミクさんの『ヒビカセ』を聴いた方がよほどよく解る。若くて創造的な人が、あの歌にハマってしまうのも当然だろう。

だから、誰でも、何かを本当に好きにならないといけないのだ。
自分にしか興味がない者は、何も生み出せないし、お金ですら得られない。
お金も一種の創造的エネルギーで、何かを好きになって創造力を発揮した者のところにしかやって来ない。
そこで、よく言われるのは、男女間の性的引力を創造エネルギーに変換するってことだ。
これはもう、古代から世界中で言われていることで、性的エネルギーを昇華せずに、そのまま使ってばかりの者は、全く何の成果も得られない。
「英雄、色を好む」とは言っても、それだけではただの助平な駄目親父で終わる。
ナポレオン・ヒルは、そこらへんを、あまりにお粗末にしか書いていないように思えるが、それとも、書籍ではなく、高価なプログラムの方では教えているのだろうか?
もしそうなら、「そんなことタダで教えろよ」と言いたい気がする。
いや、そうじゃないか。
もし、それについて、「何を読めば解るのですか?」と聞かれたら、「読んで解ったりしない」と言うしかない。
「何かを好きになったら、心の振動を高めろ」というだけのことなのだ。
初音ミクさんの声が好きになったクリエイター達が、プロも作れない凄い歌を作るようなものだ。

絵が本当に好きなら偉大な画家になるし、株取引だって芸術で、本当に好きになれば世の中に貢献し大金持ちにもなれる。
「好きになって、心の振動を高めれば全てを生み出す」
だから、まずは何かを本当に好きになることだ。
好きにずっと浸っていれば、心のエネルギーが動き出す。
エネルギーを漏らして無駄使いせず、正しく導けば、それは無限の創造になる。
偉大な人とは、それをやったというだけのことなのだ。









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