私が子供の時に見た、昔のモノクロの邦画で、小学生くらいの男子が主人公のようだったと思うが、何の映画だったか分からない。
『路傍の石』かもしれないが、私は、この小説も読んでいない。
とにかく、その映画の中で、小学校の男性教師が、喧嘩をして負けた男の子達に「負けない喧嘩の仕方」を教える。
それは、相手の目をじっと見ることだった。
そして、その男の子達はその後、喧嘩を売られるが、先生の教え通り、相手の目を睨みつけたら、相手は退散する。
この先生の教えでうまくいく場合も一定数あるとは思うが、凶悪な相手や、心が歪んだ相手の場合、こんなやり方では、何の効果もないばかりか、被害が増す可能性の方が高い。
うまくいく一定数とは、相手が、かなりまともな人間である場合だけだろう。
利己的で残忍な相手の場合は、どんな形にせよ、実力行使が必要になり、よく考えて知的に対応することだ。
だが、考えてどうなる状況でもない場合・・・そんな場面にならないよう注意すべきだが、もし不幸にして、そんな状況に巻き込まれたら、最後は自分に出来る喧嘩術だけが頼りだ。
ところで、銃社会のアメリカの映画の中での話だが、「銃は持っている方が持っていないより危険」と、ある男性が父親から教わったこととして言ったが、これはどういう意味かというと、おそらく、銃を持つことで、かえって危険を引き寄せるということだ。
喧嘩術も、それを磨いていると、喧嘩術を使うしかない相手を引き寄せてしまうのである。
ならば、光線銃を持っていたら、悪の宇宙人でも引き寄せてしまうかもしれない。
最強の武器は沈黙である。
なぜなら、悪い状況は、自分の心が作ったものなのだから、その中にいる自分を意識することでそのことを自覚し、そして、リセットしなくてはならない。
そのためには想念を消すしかない。
想念を消すことで、状況へのエネルギーの供給を止めてしまうのである。
最初に挙げた、「相手の目をじっと見ろ」と言った先生の言葉も、それでこちらも不動心になれるなら正しいのである。
最もうまくいくと、状況が消えてしまい、「あれ、俺、今、何してたんだろう?」というほどになるか、あるいは、何も覚えていない。
そして思うのだ。
「沈黙が最強の武器だって?馬鹿らしいが、まあ、覚えておこう」
想念を消すとは、呼吸を消すことだ。
呼吸と想念は、同じところから出ていて、実際は1つのものだからだ。
出来るだけ呼吸しないようにすると、想念は消えてしまうのである。
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とにかく、その映画の中で、小学校の男性教師が、喧嘩をして負けた男の子達に「負けない喧嘩の仕方」を教える。
それは、相手の目をじっと見ることだった。
そして、その男の子達はその後、喧嘩を売られるが、先生の教え通り、相手の目を睨みつけたら、相手は退散する。
この先生の教えでうまくいく場合も一定数あるとは思うが、凶悪な相手や、心が歪んだ相手の場合、こんなやり方では、何の効果もないばかりか、被害が増す可能性の方が高い。
うまくいく一定数とは、相手が、かなりまともな人間である場合だけだろう。
利己的で残忍な相手の場合は、どんな形にせよ、実力行使が必要になり、よく考えて知的に対応することだ。
だが、考えてどうなる状況でもない場合・・・そんな場面にならないよう注意すべきだが、もし不幸にして、そんな状況に巻き込まれたら、最後は自分に出来る喧嘩術だけが頼りだ。
ところで、銃社会のアメリカの映画の中での話だが、「銃は持っている方が持っていないより危険」と、ある男性が父親から教わったこととして言ったが、これはどういう意味かというと、おそらく、銃を持つことで、かえって危険を引き寄せるということだ。
喧嘩術も、それを磨いていると、喧嘩術を使うしかない相手を引き寄せてしまうのである。
ならば、光線銃を持っていたら、悪の宇宙人でも引き寄せてしまうかもしれない。
最強の武器は沈黙である。
なぜなら、悪い状況は、自分の心が作ったものなのだから、その中にいる自分を意識することでそのことを自覚し、そして、リセットしなくてはならない。
そのためには想念を消すしかない。
想念を消すことで、状況へのエネルギーの供給を止めてしまうのである。
最初に挙げた、「相手の目をじっと見ろ」と言った先生の言葉も、それでこちらも不動心になれるなら正しいのである。
最もうまくいくと、状況が消えてしまい、「あれ、俺、今、何してたんだろう?」というほどになるか、あるいは、何も覚えていない。
そして思うのだ。
「沈黙が最強の武器だって?馬鹿らしいが、まあ、覚えておこう」
想念を消すとは、呼吸を消すことだ。
呼吸と想念は、同じところから出ていて、実際は1つのものだからだ。
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屈強な肉体もさることながら、身近に銃があるので「弾がちょっと当たったくらいだったら大丈夫だ」と、思い込みの力も相当あるようです。
ちなみに結局はセルフトーク(頭の中の会話)の総量がプラスに傾いてれば人生もプラスに、マイナスに傾いてれば人生もマイナスにということみたいなので、沈黙が保てれば極上なのでしょう。ただ、それはなかなか難しい部分もあるので、法然さんや五井昌久さんのように口先だけで構わないから、1日中唱えてなさい、ということになったのだと思います。