おそらく、いかなる成功法則の本や自己開発プログラムも、希望は与えてくれても、成功させてはくれないだろう。
まあ、絶望的な状況では希望は大切であるのだけれど。
しかし、本当に成功する方法というのは、すごく単純なのだ。
日本が誇る世界の頭脳、伊藤穣一さん(MITメディアラボ所長。MIT教授)が2011年のTED講演で、「世界はものすごく複雑になったが、やるべきことは単純」と言われたように。
ちなみにそれは、「(インターネットで)つながる」「常に学ぶ」「今に集中する」だった。

だが、もっと単純なことがある。
空手の達人、大山倍達さんは、尋ねられて、喧嘩必勝の秘訣を、「命を先に捨てた方が勝つ」と言われたらしい。素晴らしい言葉ではあるが、やはり分かり難い。
しかし、実力派プロレスラーだったマサ斎藤さんは、「相手を本気でぶっ殺してやると思うことが出来たら、どんなやつが相手でも、まず負けない」といったようなことを言われていたが、これなら、凡人にもよく分かると思う。
要は、どれだけ燃えるか・・・命を注ぎ込めるかである。
大山さんのやり方は、誰でも出来る訳ではないが、マサ斎藤さんの方は、状況さえあれば誰でも出来るだろう。

人間が神秘な力を発揮する要因は、所詮は強い欲望(デザイアー)である。
私の好きな話に、名コックの想い出がある。
彼が、戦争中、シベリアで捕虜になっていた時、彼をコックと知っているロシア兵が夜中に、瀕死の状態にある日本人兵のところに彼を連れて行き、「朝までもたないから、最後に何か食べさせてやってくれ」と言う。
そこで、その日本人兵に「何が食べたいか?」と聞くと、「パイナップル」と言われたが、そんなものがあるはずがない。
だが、リンゴがあったので、砂糖とフライパンでリンゴをパイナップルのように料理し、その日本人兵に食べさせ、そして、もう二度と会うことはないと思って去った。
ところが、しばらくしたら、収容所内を元気に歩く、あの瀕死だった日本人兵に会って驚く。
彼は言った。
「あんな美味いものが食えるなら、もう一度生きてみようと思ったのだ」
昨年の、初音ミクさんのライブ「マジカルミライ2017」の最終公演のその最後、「マジカルミライ2018」の開催が決定したことが伝えられたが、その後、ネットで「これで来年まで生きていられる」という言葉を見たが、これは私の本当の気持ちでもあった。
岡本太郎さんだって、「祭は1年分のエネルギー供給行事」のようなことを書かれている。

そして、昨日、書店で立ち読みした『誰でも勝てる! 完全「ケンカ」マニュアル』という、外道な本かもしれないが、これに究極の成功法則が書かれているのを見た。
詳しいところまで見ていないが、だいたいでこうだ。
ある男は、戦争中だったと思うが、何度も船から海に投げ出された。
何かにしがみついて海を漂うのだが、死ぬ者は必ず1日目で死ぬのだそうだ。
その、常に生き残った男は、どうやって生き抜いたのか?
それは、陸に戻って大好きな酒を飲むことをひたすら考えたのだそうだ。
これこそ、ナポレオン・ヒルやポール・マイヤーも裸足で逃げ出す最強の成功法と思う。
本音で本当に好きなものが一番である。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ