少食になるため、あるいは、ダイエットに成功するために一番良いものは「悩み事」だ。
悩み事がないと、なかなか、少食にはなれない。
「悩み事くらいある」と言いながら沢山食べられるのは、その悩み事というのが本当は悩み事でも何でもないか、あるいは、よほどの大物かであろう。
悩み事が、食欲に影響を与えないほどの心の大きさがあるなら、少食になる必要も、ダイエットをする必要もない。

まあ、日本で悩み事といったところで、さほどのことではない場合が多い。
それこそ、いつ、無法者が家の中に押し入り、金品を強奪されたり、自分はともかく、家族に危害を加えられるか分からない中、夜寝る時も銃を手放さないとか、家の前を戦車が走っているなんて状況を考えれば(世界では特別でも何でもない)、我々の悩みなんて、ないに等しい・・・とは中々ならない。
本当に不幸な、危険な、悲惨な人達のことを考えても、やっぱり、お気に入りのサンドイッチは売り切れていないだろうかとか、髪が決まっていないとかで悩み、まして、片想いの彼や彼女が、誰かと歩いているのを見たら絶望感を感じるのだ。

だから、もし、そんな「平和な絶望」を与えられたら、本気で、「ありがとう」「ありがたい」と思うべきだろう。
あるいは、私の結構好きな本だが、『借金2000万円を抱えた僕にドSの宇宙さんが教えてくれた超うまくいく口ぐせ』に書いてあるように、そんな「悪いこと」が起こったら、「よし、これで願いが叶う」と思うと良い(あの本に出てくる、ドSの「宇宙さん」がキュートだ)。

そして、本当の悩みがあれば、食欲なんて一発でなくなり、それが続く間は少食になり、身体はすらりと痩せる。
さらに、「ありがたい」と、口で言うか、心で称えていると、結局、ものごとがうまく回っていく。
いや、本当に有り難いことである。

とはいえ、悩み事に落ち込んでばかりでは当然駄目である。

ポロポロ 涙して
一夜に一夜に独り言
~『ビバハピ』(作詞・作曲・編曲:Mitchie M、歌唱:初音ミク)より~

という状況でも、この歌のミクさんのように元気でなければならないが、「ミクさんは若いからね」なんて言っててはいけない。
そんな時は、パワーポーズ(ガッツポーズ)を活用し、体内にテストステロン(ホルモンの一種)を発生させ、活力を得て、ミニスカートで襲撃・・・はしなくて良いが、まあ、普通に歩き、普通に話せばよく、まるで駄目男君のように、眉間にシワを寄せてうつむいてはならない。
パワーポーズは、両手を高く挙げるか、腰に手を当てるのが定番である(自分に合ったものを研究して欲しい)。
いずれにしろ、少々悩みがあった方が、それを解決しようと頭を使い、脳がカロリーを消費して一層痩せる上に賢くもなる。
全くもって、ありがたいことである。









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