ひきこもりは、なぜひきこもるのか?
元気がないからだ。
ニートはなぜ働かないし、入学した学校にも通えないのか?
元気がないからだ。
好きな人になぜ告白出来ないのか?
元気がないからだ。
自信がないからではなく、元気がないのだ。

元気がないとは、エネルギーがないということである。
しかし、エネルギーは、身体や心の中に豊富に・・・いや、無限にある。
だが、浪費されてしまっているのである。
浪費しないようになれば、本来持っている巨大なエネルギーは、あなたを天才にも超人にもする。

ミヒャエル・エンデは、『はてしない物語(ネバー・エンディング・ストーリー)』で、「虚無がやってきて、全てを飲み込む」なーんて難しいことを書いたのかもしれないが(読んでないので分からないが)、エンデは、直感的に、頭の中に、人間からエネルギーを奪ってしまう何かがあると分かったのだろう。
だが、それを避ける方法を明解に示せなかったのだと思う。
老子も荘子もイエスも、それに、ラマナ・マハルシやニサルガダッタ・マハラジもそうだ。
有名な宗教家の多くもそうだったのだと思う。
彼等は天才だから、直感的には分かったのだが、結局、ちゃんと説明出来なかった。まして、やり方は曖昧にしか言えなかった。
かなりいい線を行っていたのが、アメリカの光明思想家ヴァーノン・ハワードだ。
ハワードの教えは、「自分を観察しろ」なんだが、困ったことに、それをやれば、どんな理屈で何が起こるかを全く示していない。彼も、それは出来なかったのだ。
だが、どんな見返りがあるか分からないと、誰も熱心にやったりしないのだ。
答は簡単で、自己観察すれば、身体や心からエネルギーを奪っていく何かを止められるってことなのだ。

かつては世界的に注目され、加速学習の元になったが、すっかり忘れられたスーパーラーニングも原理は同じである。
『4つの約束』のドン・ミゲル・ルイスは、同じことを、複雑怪奇に説明してしまい、誰も成果を上げることは出来なかった。
だが、私は、百通りの簡単な方法で示せる。
もちろんそれは、私が賢いからではなく、単に、たまたま出来るだけだ。
基本そのものは、ドン・ミゲル・ルイスが言った通り、「頭の中のおしゃべりをやめれば良い」である。
しかし、ルイスのように、旧約聖書の蛇の話なんか持ち出して、話を複雑にする必要はない。まあ、文学的と言えるかもしれないが、我々が欲しいのは、結果であり、エネルギーだ。
「頭の中のおしゃべりをやめれば、エネルギーを浪費するものを止める」ことが出来るのである。
だが、ルイスも誰も、そのやり方を変に複雑にする。

阿弥陀様や弥勒様のように、指で輪を作る。
親指と人差し指でも、親指と中指でも良い。
弥勒菩薩半跏思惟像のように、親指と薬指でも良い。
そんなの趣味で決めれば良いのだ。
親指ともう1つの指を軽く接触させ、その接触面を意識する。
それをずーっとする。
それで、頭の中のおしゃべりは止む。
そうすると、エネルギーは心身に送り込まれてくる。
あるいは、腕振り運動をしながら、肩や肘や手や指や、あるいは、脚や腰の感覚に注意する。
それには、腕振り運動の1回1回を、丁寧にやらないといけない。
他にも、方法はいくらでもある。
もし、コーヒーが好きなら、コーヒーをしっかり味わって飲むことだ。
花が好きなら、本気で花を見ることだ。
音楽が好きなら、好きな音楽を、集中して、細かなところまで聴き逃さないことだ。
そんな、当たり前のことをやれば良いだけだ。
初音ミクさんの声と1つになるくらいに、ミクさんの生み出す音に恋をして溶けてしまうことだ。

あなたの生んだ音に ただ恋をしていたの
悲しみ 怒り 甘心 すべて打ち鳴らす
~『ヒビカセ』(作詞:れをる、作曲・編曲:ギガP。歌:初音ミク)より~
◆【初音ミク】 ヒビカセ 【オリジナル】 - YouTube -









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