子供に、「魔法を教えてあげる」と言えば、喜ぶかもしれない(教える方にもよるし、ヒネた子は駄目だが)。
しかし、「修行は、土日も休まずにやるものだし、何十年もかかる」と言ったら、ガッカリして諦める子もいるだろう。特に、小さい大人でしかなくなった子供は。
実際、魔法なんてのは、同じことを延々と続けることなのだが。
魔法じゃなくても、サッカー選手や歌手、作家や画家、あるいは、ピアニストになるのに必要な時間の見積りは、大人も、大人に影響された子供も、あまりに少ない。
生まれつき可愛い子がアイドル歌手になるのだって、思っているよりは、ずっと時間がかかる。
ジョセフ・マーフィー、ナポレオン・ヒル、ポール・マイヤーらの成功哲学は、効果があると言う人はいるが、それよりはるかに多くの、効果がないと言う人がいる。
効果がないと言う人は、かける時間が少な過ぎるのである。
まあ、「簡単」、「即座に」っていうデタラメな本が沢山出ているのだが、それらの本の安っぽさが分からないはずがないと思うのだが。
良い成功哲学の本は、読めば自然に行動するように書かれている。しかし、そうなるためには、少なくとも10回は読まなくてはならないが、効果がないと言う人は、せいぜいが1回か2回、ひどいのになると、半分も読まずに効果が出ないなんて文句を言っているのだろう。
そして、何を成功と言うかだろう。
ひきこもりで働いたことがない者が、すぐに社長や仕事のリーダーやコンサルタントになれるはずがない。
身体を少々鍛えた程度や、まして、ロクに鍛えたことのない者が、すぐにプロレスラーになれるはずがない。
科学の基礎を長時間学んだことのない者が、すぐに科学者になれるはずがない。
沢山の本を読み、沢山の苦しい経験をしたことがない者が作家になれるはずがない。
そりゃ、30歳を過ぎて初めて筆を取った大画家もいるが、彼等は、少なくとも数年は、起きている間はほとんどずっと絵を描いていたのだ。
普通の人は、健康になり、少なくとも一人、信頼出来る友達が出来、隠し事をしなくてもいい彼氏や彼女が出来、そして、余裕のある暮らしが出来れば成功なのだ。
まして、ひきこもりのニートであれば、それほど嫌な思いをせずに、十分生活出来るお金を安定して稼げるようになれば、奇跡的な大成功と言える。
そして、そんな成功にも、やはり時間がかかるのである。
歳を取ると、肩が痛い、腰が痛いと言う人は多いが、そんな人達は、いつまでも、何年経っても、そういい続けているし、どんどん悪くなってさえいる。
それらは治るのだが、時間がかかるのだ。
だが、巷には、「即行治る」「すぐに嘘のように治る」なんて本が沢山あるが、まあ、即行で治ったような気になる程度だろう。実際は、少しも良くなっていないし、下手すれば悪化する。
だが、腰を治したければ、腰を前後左右にゆっくり動かす運動をすれば良いだけだが、毎日欠かさず10分を1年から3年続ける必要がある場合が多いだろう。それでも、治ってしまえば天国だ。
私は17歳の時に腰を痛めてから、ずっと良くならなかったが、そんな運動を1日トータルで10~20分やれば、気が付けば完全に治っていた。しかし、やはり2、3年かかっている。だが、過ぎてしまえば、あっという間だ。
そして、何事も、毎日欠かさずに長い時間をかければ、数倍の期間で達成することが可能だろう。
要は、トータルの時間で決まるからだ。
一流の人物であれば、生活しながら修行するのではなく、修行しながら生活するというほど、毎日長時間やっている。
プロスポーツ選手であれば、生活そのものがそれぞれのスポーツ(サッカー、野球等)だろう。長く活躍する選手なら、どれほど生まれつきの才能があろうと、そうである。一方、ちょっと活躍していい気になって、スポーツに時間をかけなくなったら、あっという間に引退だ。
『13歳のハローワーク』なんて本があるが、私の職業に関する限り、あの本は役に立たないばかりか、害であると思う。
おそらく、どの職業でも同じだろう。
少なくとも、あの本は、それぞれの職業の肝心な部分は全部外していると言える。
きっと、上っ面の調査で書かれた本なのだろうと思う。
それよりも、子供達には、私が上に述べたことを教えた方が良いだろう。
だがそれは、時間をかける楽しさを知る者にしか教えられない。
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しかし、「修行は、土日も休まずにやるものだし、何十年もかかる」と言ったら、ガッカリして諦める子もいるだろう。特に、小さい大人でしかなくなった子供は。
実際、魔法なんてのは、同じことを延々と続けることなのだが。
魔法じゃなくても、サッカー選手や歌手、作家や画家、あるいは、ピアニストになるのに必要な時間の見積りは、大人も、大人に影響された子供も、あまりに少ない。
生まれつき可愛い子がアイドル歌手になるのだって、思っているよりは、ずっと時間がかかる。
ジョセフ・マーフィー、ナポレオン・ヒル、ポール・マイヤーらの成功哲学は、効果があると言う人はいるが、それよりはるかに多くの、効果がないと言う人がいる。
効果がないと言う人は、かける時間が少な過ぎるのである。
まあ、「簡単」、「即座に」っていうデタラメな本が沢山出ているのだが、それらの本の安っぽさが分からないはずがないと思うのだが。
良い成功哲学の本は、読めば自然に行動するように書かれている。しかし、そうなるためには、少なくとも10回は読まなくてはならないが、効果がないと言う人は、せいぜいが1回か2回、ひどいのになると、半分も読まずに効果が出ないなんて文句を言っているのだろう。
そして、何を成功と言うかだろう。
ひきこもりで働いたことがない者が、すぐに社長や仕事のリーダーやコンサルタントになれるはずがない。
身体を少々鍛えた程度や、まして、ロクに鍛えたことのない者が、すぐにプロレスラーになれるはずがない。
科学の基礎を長時間学んだことのない者が、すぐに科学者になれるはずがない。
沢山の本を読み、沢山の苦しい経験をしたことがない者が作家になれるはずがない。
そりゃ、30歳を過ぎて初めて筆を取った大画家もいるが、彼等は、少なくとも数年は、起きている間はほとんどずっと絵を描いていたのだ。
普通の人は、健康になり、少なくとも一人、信頼出来る友達が出来、隠し事をしなくてもいい彼氏や彼女が出来、そして、余裕のある暮らしが出来れば成功なのだ。
まして、ひきこもりのニートであれば、それほど嫌な思いをせずに、十分生活出来るお金を安定して稼げるようになれば、奇跡的な大成功と言える。
そして、そんな成功にも、やはり時間がかかるのである。
歳を取ると、肩が痛い、腰が痛いと言う人は多いが、そんな人達は、いつまでも、何年経っても、そういい続けているし、どんどん悪くなってさえいる。
それらは治るのだが、時間がかかるのだ。
だが、巷には、「即行治る」「すぐに嘘のように治る」なんて本が沢山あるが、まあ、即行で治ったような気になる程度だろう。実際は、少しも良くなっていないし、下手すれば悪化する。
だが、腰を治したければ、腰を前後左右にゆっくり動かす運動をすれば良いだけだが、毎日欠かさず10分を1年から3年続ける必要がある場合が多いだろう。それでも、治ってしまえば天国だ。
私は17歳の時に腰を痛めてから、ずっと良くならなかったが、そんな運動を1日トータルで10~20分やれば、気が付けば完全に治っていた。しかし、やはり2、3年かかっている。だが、過ぎてしまえば、あっという間だ。
そして、何事も、毎日欠かさずに長い時間をかければ、数倍の期間で達成することが可能だろう。
要は、トータルの時間で決まるからだ。
一流の人物であれば、生活しながら修行するのではなく、修行しながら生活するというほど、毎日長時間やっている。
プロスポーツ選手であれば、生活そのものがそれぞれのスポーツ(サッカー、野球等)だろう。長く活躍する選手なら、どれほど生まれつきの才能があろうと、そうである。一方、ちょっと活躍していい気になって、スポーツに時間をかけなくなったら、あっという間に引退だ。
『13歳のハローワーク』なんて本があるが、私の職業に関する限り、あの本は役に立たないばかりか、害であると思う。
おそらく、どの職業でも同じだろう。
少なくとも、あの本は、それぞれの職業の肝心な部分は全部外していると言える。
きっと、上っ面の調査で書かれた本なのだろうと思う。
それよりも、子供達には、私が上に述べたことを教えた方が良いだろう。
だがそれは、時間をかける楽しさを知る者にしか教えられない。
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