キリスト教系の高校に通う女子生徒に言われたことがある。
「イエス様の教えは“自己犠牲”よ」
彼女は、本当にそう思っているようだった。
私は、長く、そのことを考えていた。
そして、今思う。
「子供に何馬鹿なこと教えてるんだ」

石原慎太郎氏が、テレビでこんなことを言われていた。
「三島由紀夫と、『男にとって一番大事なことは何か、同時に書こう』と言って、お互い、自分が思うことを一緒に書いた。二人とも“自己犠牲”と書いた」
石原氏は、すごいドヤ顔(得意顔)だった。
このことも、私はずっと考えていた。

私も、上の女子高生や石原氏に騙され、ずっと、“自己犠牲”が高貴なことだと思っていた。
三島由紀夫はボディビルでいい身体になり、自論を主張しながら、格好良く割腹自殺したと聞く。
石原氏は、最近の百条委員会で、質問に対し、「だから何なんですか?」と、答えようのない質問を返して黙った。
彼らの、人生に対する心構えが分かる。
彼等に対し、『偽物語』(西尾維新著)で、忍が千石撫子に言ったようなことを言いたい。
忍は撫子に、「よかったのお。たまたま可愛くて」と言ったのだが、彼等には、こう言うのだ。
「よかったのお。たまたま天才で」
彼等は天才だから、それでやっていられたのだ。

“自己犠牲”が、一番楽な“逃げ”なのだ。
本当に高貴だが、難しいのがチームプレイだ。
チームプレイが恐いヤツらが、“自己犠牲”なんて楽な道に逃げるのだ。
“自己犠牲”と言っていれば、エゴを守れる。
チームプレイはエゴを犠牲にしなければならない。
エゴを犠牲にすることが一番苦しいが、一番人間を成長させる。
「男にとって一番大切なことは自己犠牲」なんて言っているヤツらは、いつまでも子供である。

まあ、石原氏らに対しては、私も同病相哀れむでね。
私も“自己犠牲”を信条とする、逃げる子供だった。
チームプレイという、シンドイこと、エゴを守れないことから逃げ続けた人生だった。
私が、石原氏や三島由紀夫のような天才でないことは、不幸だったか幸だったか・・・多分、後者だ。
私はもう遅いが、若い人は知って欲しい。
“自己犠牲”は、未熟でエゴイストな子供の逃げだ。
チームプレイが出来なければ幸福にはなれない。
犠牲になる時は、エゴのためではなく、チームのために犠牲になることだ。
それは本当は犠牲ではない。

思えば、初音ミクさんはチームプレイの象徴だ。
だから眩しいのだ。
そして、だから、彼女のコンサートのお客さんは、驚くほどマナーが良いのだ。
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抽選だから、慌てて申し込む必要はない。
ちなみに、宿泊プランの方の申し込みは24日(月)の12時からだ。
マジカルミライ2017公式サイト









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