あなたや私が成功していない原因は、ただ1つ。
自信がないからだ。
あなたの子供が勉強が出来ない理由は、IQが低いからだが、IQが低い原因もただ1つ。
自信がないからだ。
アントニオ猪木さんは、「元気があれば何でも出来る」と言ったが、それはそうかもしれない。
しかし、皆に元気がない理由はただ1つなのだ。
それは、自信がないからだ。

『サイボーグ009』で、最新のミュートスサイボーグの中でも最高性能を持つアポロに、
「それでお前は、他にどんな能力を持っているんだ?まさか加速装置だけなんてことはあるまい?」
と言われ、その「まさか」の加速装置しか持たない009は、
「後は・・・勇気だけだ」
と応えた。
では、皆、なぜ勇気がないのか?
自信がないからだ。

1980年頃の、池沢さとしさんの漫画『シャッターシャワー』で、金持ちのボンボンが外車を使ってナンパに成功しそうになったところで、ヒーローの一等翔が現れ、そのナンパされている女の子に、
「俺に乗せてやるぜ」
と言って微笑むと、女の子もぱーっと笑顔になり、翔についていく。
翔がいい男だからだが、単に格好良いさけではこうはいかない。
なぜ翔は、そんなにいい男なのか?
自信があるからだ。

日本では伝統的に、自信よりも勇気を重んじる。
確かに、自信過剰は最悪の事態を招く。
しかし、過剰になるのは、本当の自信がなくて、地に足がついていないからだ。
本当の自信は冷静であり、決して、傲慢になったり、他を軽んじ、あなどるようなことはない。

さっき、私は、部屋の中で激しく飛び回る蛾を透明コップに楽々捉えて、外に出した。
蛾は吸い寄せられるように、コップの中に入った。
なぜそんなことが出来るのか?
そうなるという自信があったからだ。
自信があれば虫だって殺さずに済む。

そして、自信をもたらすのは、勇気ある挑戦・・・ではなく、自信のある表情と姿勢(ポーズ)である。
それは、人に見せるのではない。
自信のある表情やポーズは、よほどの大物でない限り、かならず拒否され嫌われる。
部屋の中、あるいは、トイレの個室で1人でやることだ。
顔を上げて微笑み、腕をやや広げて悠然と立つことだ。

まるで駄目男君は、いつも机に肘をついて、うつむいている。
一番、自信がなくなるポーズだ。
デスクに付いたら、まず、両手を広い間隔で机の上に置くのだ。
上体を真直ぐにし、胸を張り、あごはやや上げる。
ただし、やはり、誰もいない時・・・特に、正面に決して人がいない時だ。
普段は、普通に胸を張り、あまりうつむかなければそれで良い。
しかし、心の中では、果てなく広がる荒野、あるいは、宇宙を前に、胸を張り、両腕をやや広げ、顔を上げて凛々しく立ち、口角をやや上げて微笑むのである。
心の中で作る表情や姿勢は、現実にそうするのと同じ作用を、あなたの心に与えるのである。
こういったことを、自信が生まれるまでやることだ。
時間はかからない。

初音ミクさんのコンサート「マジカルミライ2013」と「マジカルミライ2014」では、『Weekender Girl』と『FREELY TOMORROW』が連続したが、この2つの歌が、自信をもたらす秘訣を教えてくれる。
「両手を高く上げて」(Weekender Girl)
「顔上げて微笑めば笑顔取り戻す魔法になる」(FREELY TOMORROW)

ついでに言っておくと、まるで駄目男君のように、うつむいていれば、自信を失くし、劣等感の塊になる。
常にスマートフォンをうつむいて見ている者は、皆、まるで駄目男君への道を転げ落ちているのであるが、それは科学的実験で確認されているようだ。恐ろしいことであると思う。









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