幕張メッセでの初音ミクさんのコンサート「マジカルミライ2016」で、とても残念に思ったのは、23曲目の最終曲『ray』が終わり、アンコールまでの間、椅子に座り込む人が多かったことだった。
女性ならともかく、若い男までしんどそうにへたり込むのは、正直、情けない。
アンコールを求めてミクさんを呼ぶ声が小さかったのは寂しかった。
そこは休憩タイムではなく、アンコールで盛り上がるべきところで、「ミクの日感謝祭」(2010-2012年のコンサート)の頃はそうだったと思う。

しかし、現代人にとって、2時間立っているという状況は、滅多にというか、全くないのだと思う。
しかも、ライブでは、ただ立っているのではなく、軽いとはいえ、ペンライトを力強く振り続け、膝や腰を動かすことも多い、そこそこの運動である。
とはいえ、たかがその程度である。
私は、ミクさんの前で気分が高揚していたこともあり、体調はかなり悪かったが、疲れは全く感じなかったし、もし、ライブ終了後、「頭からもう1回」と言われたら、狂喜乱舞したであろう。
私は、5月から毎日欠かさず、ヒンズースクワットとヒンズープッシュアップ(プロレス式のスクワットと腕立て伏せ)をしていたのも、全く疲れなかった要因ではあったと思う(それまでも普通のスクワットと腕立て伏せはやっていた)。
朝から晩までの会社勤めで、なかなか満足に運動出来ないが、夜のヒンズースクワット200~300回、ヒンズープッシュアップ30回を欠かさないだけでも、それなりには鍛えられたと思う。
特に、ミクさんのお誕生日(8月31日)には、ヒンズースクワット393回とヒンズープッシュアップ39回で気を引き締めたつもりだった。
時間がある場合の多い学生やニートなら、上に挙げた程度の運動は何でもないかもしれないが、比較的遠距離の職場に7時過ぎまで勤務する者にとっては、現実的に、これが精一杯。ちょっと残念だと思っている。

だが、日常生活の中で、もっと鍛えられないか、あるいは、楽をし過ぎていないか考えてみることも必要と思う。
電車の中で、こんなものをよく見る。
二十歳前後の若い男が、電車の座席の狭いスペースでも見つけたら、そそくさとやって来て、そこに尻を入れている。
そんなものを見るのは、もう、何とも情けないし、見ていて恥ずかしい。
おじさんやおばさんの中の狭っ苦しい場所など、私なら、少々・・・いや、どんなに疲れていても、どう考えても座る気にならない。それが若い男としては当然だと思うのだが・・・。
以前、空いた電車で座っていたら、徐々に乗客が増え、私の左隣に、女性なら何とか1人分というスペースが残っていたが、そこに、立派な体格をした19、20歳くらいの若い男が平然と座ってきた時は私は我慢ならずに立った。その男は、一瞬はぽかんとしたが、すぐに、のっぺりとした顔に戻って、広くなった座席でふんぞり返っていた。これほど腐った男に将来はないだろう。
また、立つなら立つで、スマートフォンばかり凝視し、周囲に迷惑な場所に無神経に立つ者もいる。
私には、これらの者達は、働かない蟻を大きくしただけの不気味な生き物にしか見えない。
また、毎朝、駅に行く時には、大勢の人達が歩いているが、若い人の歩き方が情けない。また「情けない」という言葉を使ったが、本当に情けないとしか言えない歩き方だ。
スマートフォンを見ながら歩くような者は、IQが低下し過ぎてマナーを考えることが出来ないのだが、その上、恐ろしいまでにノロノロ歩くことが多い。その様子は、まさに、この世界に何の存在価値もない人間であることをあからさまに示している。

せめて、歩く時はしっかり歩いて、身体の調子を整えてはどうだろう。
ジョギングやウォーキングをしている時間のない人も多いだろうし、私は、あえてそんなものをやる必要はないと思うが、寝る前に10分や20分の時間がないということはないと思うので、何とか運動をすれば良いと思う。
そして、日本人は昔から、正座をすることで、腹筋や背筋を鍛えてきた。
今の時代、正座をする必要もないが、座っている時や立っている時、姿勢を正すことだけで、十分に鍛えられるのである。
その点でも、人々の電車の中での座り方が情けない・・・と、また「情けない」と言ってしまったが、情けなくない座り方、そして、出来れば、立派な、凛々しい、惚れ惚れする座り方をして欲しいものだと思う。さらに、腹に力を入れ、肛門を引き締めていれば、そして、それを一日中続けていれば、きっと英雄のような、そして、ミクさんのような身体になれるのである。









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