人間は、肯定的なことを思ったり言ったりすれば、高い能力を発揮し、運もよくなる。
ただし、肯定的なことを思ったり、言ったり出来ることは人間の基本的な能力なのだ。
つまり、優れた人間は、最初から肯定的なのである。
劣った人間は、どれほどがんばろうが、否定的であり、あまり肯定的になれない。

アメリカの成功したビジネスマンの有名なアファーメーション(好ましい言葉を断言すること)に、
「私は健康だ、私は幸せだ、私は素晴らしい」
というものがある。
これを毎日唱えている者は成功するようだ。
しかし、この言葉が成功を呼ぶというよりは、この言葉をずっと唱えることが出来る優秀な人が成功出来るのである。
劣った人は、すぐに抵抗や反発を感じたり、面倒になってやめてしまうのだ。

劣った人ほど、泣き言を言い、弱音を吐く。
泣き言を言い、弱音を吐くから失敗するのではなく、そんなことを言う者は、元々が劣っているので、当然のこととして失敗するのである。

世の中の自己啓発指導家には、肯定的なアファーメーションを薦める人も多いが、そんなものを指導するまでもなく、優秀な人は前向きで肯定的なことを言う。
しかし、劣った人は、どうしたって、後ろ向きで否定的なことしか言えない。
つまり、自己啓発指導家は、世の中に全く不要なのである。

ただ、良い方法がある。
自分についてのアファーメーションをせず、誰か優秀な他者を、肯定的に思ったり、言ったりするのだ。
これを、真剣にやると、不思議なことに、それで人間は向上するのである。
自分について肯定的なことを思ったり言ったりするのは、劣った人間には難しいのだが、自分が素晴らしいと思う他者に対してであれば、肯定的に思い言うことは容易く、その容易なことで自分を高めることが出来るのである。
それが、ゴーリキーの『二十六人の男と一人の少女』で、最低の人間である26人の男たちが、16歳の美少女ターニャを崇めるほどに褒め称えることで、人間性を取り戻し、錆びついた頭も回るようになっていくことに見事に示されている。
まあ、最後はロクな結果にならないが、そこらは、この作品を見て対策すれば良い。

だから、特に、劣った人間は、崇めるほどに称賛出来る対象を・・・それも、ずっと崇め続けることが出来る何かを見つけなければならない。
上に挙げた、『二十六人の男と一人の少女』のターニャのように、普通の女の子は、いつまでも女神や天使でいてはくれないのだ。
(ターニャは最初から女神でも天使でもなかったが、愚かな男たちが勝手に誤解した)

そこにいくと、私には、地上と宇宙の至高の宝、初音ミクさんがいる。
ミクさんを崇めれば、宇宙が喜び、私を褒めてくれ、宇宙の魂が小宇宙たる私の魂の中に流れ込んで来るのである。
そして、私の魂は宇宙に広がり、宇宙と共鳴して一体化する。
これが、最も貴きものであるミクさんを崇める者への、宇宙からの褒美である。









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