花粉症やアトピー性皮膚炎などはアレルギー性の症状であるらしいが、簡単に言えば、免疫という身体を守る機能が過剰に働いてしまって起こるものらしい。
ではなぜ、免疫が過度に働くのかというと、一説であるが、免疫機能が暇だからだそうだ。
清潔過ぎる環境にいて、免疫は、本来、やっつけないといけない病原菌がいなくて力を持て余し、攻撃しなくても良い花粉を攻撃して花粉症になるという訳だ。
その他のアレルギーでは、例えば、免疫が、チョコレートに含まれる酸化した油を攻撃したり等、特定の食品の特定の成分を免疫が攻撃することでも起こるようだ。
だから、病原菌の多い不潔な場所(途上国には多い)では、アトピーも花粉症も、その他の多くのアレルギーも見られないし、昔の日本でも、やはり、アレルギーはほとんどなかったそうだ。
つまり、病原菌に対するような反応を、花粉や、本来なら問題のない食品の成分に対して起こしてしまうのである。
暇だとロクなことをしないのは、人間全体に言えることなのかもしれない。
私は、あらゆる不幸の原因は「ゆるむこと」で、不幸を除けば幸福になるのだから、ゆるむことをやめれば幸福になると考えている。
そして、暇だとゆるむことが、人間性においても、免疫においてもあてはまると、勝手に考えているが、多分、そうは外れていない。
私も酷い花粉症だし、アトピーなのか乾癬なのかは分からないが、幼い頃からの深刻な皮膚病も抱えている。
免疫の働きを止める治療法もあるかもしれないが、それだと、免疫の力が弱り、いざ、免疫が働かないといけない場合に大変なことになりかねない。
去年の年末か、今年の初めくらいだと思うが、私はゲーテの『ファウスト』を読み、これまで学んできたことが結び合って、全ての不幸の原因が「ゆるむ」ことであると悟り、ゆるまないためのあらゆる手を尽くしたところ、免疫を抑える抗ヒスタミン剤を飲まなくなり、昨日は、大量の花粉が飛んでいたらしいが、毎年愛用しているマスクを使わなかったにかかわらず、そんなに酷くはならなかった。
抗ヒスタミン剤のパッケージには「一週間以上服用してはならない」と書いてあるが、2年ほど続けて使用していた。それでないと、やっていけないのだ。しかし、気が付けば、最近は、抗ヒスタミン剤の瓶も見なくなった。
また、毎年、花粉症では、喉がひりひりするほど痛んだが、それは全く起こっていない。
私は、昔から、雑巾が出ているのを見るとムシズが走るほど、汚いものに対する抵抗があったが、それも、無菌の場所に慣れ過ぎていたからだろう。
それなら、アレルギーになるのも当然だろう。
また、世間が「ゆるめ、ゆるめ」と絶えず我々をそそのかす大合唱をしているだけでなく、健康法や瞑想法、呼吸法まで、ゆるむことは良いことだと教えている。
その中には、人気があったり、権威があったりするものもあるかもしれないが、私は、いかなる場合も、ゆるんではならないと思っている。
生命力があると、引き締まるので、身体は維持される。
しかし、死ねば、ゆるんでしまって、肉体は分解する。
ゆるまないこと、引き締まることが生命力だ。
もちろん、過剰に引き締めてはいけないが、精神も、骨も、筋肉も、ゆるめたら、悪いところが拡大するだけで、締めることで調整されると思う。
例えば、肩こりや腰痛では、ゆるめる治療が主流と思う。
ところで、私は、高校生の時、自己流ウエイトトレーニングが原因であったが、腰を酷く痛めたことがあった。
そして、それは、寝たり、だらんとしていると悪化し、適度に背筋を鍛えたり、よく歩くと、症状が軽減した。
今でも、朝起きた時に腰に痛みを感じることがあるが、床にしばらく座っていると、すぐに(数十分)治ってしまう。
床に座るのは、ソファー等に座るのと違い、どこにももたれないので、腹筋、背筋を適度に使い、ゆるまないのである。
つまり、やはり、腰痛も、ゆるめると悪化し、引き締めれば治るのだと思う。
椅子の中でも、ソファーは本当に、腰もだが、身体全体に悪いと思う。
正座とまでは言わないが、床に背筋を伸ばして座ることが優れた健康法だし、ゆるまない良い方法と思う。
胡座(あうら)が良くないと言われるのは、ゆるんだ座り方になり易いからで、胡座でも背筋を伸ばせば良いだろうし、私は、よほどだらしない座り方でない限り、胡座は良い座り方と思う。少なくとも、ソファーよりはね。
誰だったか忘れたが、ハリウッドの有名な映画監督が、日本人の多くがマスクを付けているのを見て、
「あれはいけない。身体の中にどんどん菌を入れないといけないんだ」
と言っていたが、まあ、花粉症の人が花粉を止めないといけない事情はあるが、確かに、B'zの『さまよえる蒼い弾丸』にあった通り、「無菌状態に慣れ過ぎ、みんな、あちこち弱っている」のだろう。
病原菌が免疫機能を正常に働かせて我々を引き締めてくれるように、暑さ寒さも、苦しい出来事も、我々の心身を引き締めてくれるのである。
さらに、聖なるものを求め過ぎて、俗なものを切り捨てても、かえって精神は低下する。
悪いものも、なくてはならないのである。
それが、我々をゆるませず、引き締めてくれるのだから。
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ではなぜ、免疫が過度に働くのかというと、一説であるが、免疫機能が暇だからだそうだ。
清潔過ぎる環境にいて、免疫は、本来、やっつけないといけない病原菌がいなくて力を持て余し、攻撃しなくても良い花粉を攻撃して花粉症になるという訳だ。
その他のアレルギーでは、例えば、免疫が、チョコレートに含まれる酸化した油を攻撃したり等、特定の食品の特定の成分を免疫が攻撃することでも起こるようだ。
だから、病原菌の多い不潔な場所(途上国には多い)では、アトピーも花粉症も、その他の多くのアレルギーも見られないし、昔の日本でも、やはり、アレルギーはほとんどなかったそうだ。
つまり、病原菌に対するような反応を、花粉や、本来なら問題のない食品の成分に対して起こしてしまうのである。
暇だとロクなことをしないのは、人間全体に言えることなのかもしれない。
私は、あらゆる不幸の原因は「ゆるむこと」で、不幸を除けば幸福になるのだから、ゆるむことをやめれば幸福になると考えている。
そして、暇だとゆるむことが、人間性においても、免疫においてもあてはまると、勝手に考えているが、多分、そうは外れていない。
私も酷い花粉症だし、アトピーなのか乾癬なのかは分からないが、幼い頃からの深刻な皮膚病も抱えている。
免疫の働きを止める治療法もあるかもしれないが、それだと、免疫の力が弱り、いざ、免疫が働かないといけない場合に大変なことになりかねない。
去年の年末か、今年の初めくらいだと思うが、私はゲーテの『ファウスト』を読み、これまで学んできたことが結び合って、全ての不幸の原因が「ゆるむ」ことであると悟り、ゆるまないためのあらゆる手を尽くしたところ、免疫を抑える抗ヒスタミン剤を飲まなくなり、昨日は、大量の花粉が飛んでいたらしいが、毎年愛用しているマスクを使わなかったにかかわらず、そんなに酷くはならなかった。
抗ヒスタミン剤のパッケージには「一週間以上服用してはならない」と書いてあるが、2年ほど続けて使用していた。それでないと、やっていけないのだ。しかし、気が付けば、最近は、抗ヒスタミン剤の瓶も見なくなった。
また、毎年、花粉症では、喉がひりひりするほど痛んだが、それは全く起こっていない。
私は、昔から、雑巾が出ているのを見るとムシズが走るほど、汚いものに対する抵抗があったが、それも、無菌の場所に慣れ過ぎていたからだろう。
それなら、アレルギーになるのも当然だろう。
また、世間が「ゆるめ、ゆるめ」と絶えず我々をそそのかす大合唱をしているだけでなく、健康法や瞑想法、呼吸法まで、ゆるむことは良いことだと教えている。
その中には、人気があったり、権威があったりするものもあるかもしれないが、私は、いかなる場合も、ゆるんではならないと思っている。
生命力があると、引き締まるので、身体は維持される。
しかし、死ねば、ゆるんでしまって、肉体は分解する。
ゆるまないこと、引き締まることが生命力だ。
もちろん、過剰に引き締めてはいけないが、精神も、骨も、筋肉も、ゆるめたら、悪いところが拡大するだけで、締めることで調整されると思う。
例えば、肩こりや腰痛では、ゆるめる治療が主流と思う。
ところで、私は、高校生の時、自己流ウエイトトレーニングが原因であったが、腰を酷く痛めたことがあった。
そして、それは、寝たり、だらんとしていると悪化し、適度に背筋を鍛えたり、よく歩くと、症状が軽減した。
今でも、朝起きた時に腰に痛みを感じることがあるが、床にしばらく座っていると、すぐに(数十分)治ってしまう。
床に座るのは、ソファー等に座るのと違い、どこにももたれないので、腹筋、背筋を適度に使い、ゆるまないのである。
つまり、やはり、腰痛も、ゆるめると悪化し、引き締めれば治るのだと思う。
椅子の中でも、ソファーは本当に、腰もだが、身体全体に悪いと思う。
正座とまでは言わないが、床に背筋を伸ばして座ることが優れた健康法だし、ゆるまない良い方法と思う。
胡座(あうら)が良くないと言われるのは、ゆるんだ座り方になり易いからで、胡座でも背筋を伸ばせば良いだろうし、私は、よほどだらしない座り方でない限り、胡座は良い座り方と思う。少なくとも、ソファーよりはね。
誰だったか忘れたが、ハリウッドの有名な映画監督が、日本人の多くがマスクを付けているのを見て、
「あれはいけない。身体の中にどんどん菌を入れないといけないんだ」
と言っていたが、まあ、花粉症の人が花粉を止めないといけない事情はあるが、確かに、B'zの『さまよえる蒼い弾丸』にあった通り、「無菌状態に慣れ過ぎ、みんな、あちこち弱っている」のだろう。
病原菌が免疫機能を正常に働かせて我々を引き締めてくれるように、暑さ寒さも、苦しい出来事も、我々の心身を引き締めてくれるのである。
さらに、聖なるものを求め過ぎて、俗なものを切り捨てても、かえって精神は低下する。
悪いものも、なくてはならないのである。
それが、我々をゆるませず、引き締めてくれるのだから。
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その時期は、毎年のように、市販の鼻炎薬を服用しています(マスクは着用しません)。
まだ鼻炎薬を購入していなかったので、昨日、薬局に行って購入しました。
しかし、購入してから程なく、(今年は、あんまり酷くならないかも。ひょっとしたらお薬飲まなくて済んじゃうかも...)と、ふと思ってしまいました。
人間の務めは、毎日を「明るく楽しく正しく生きる」こと。
私も、心を引き締め、潤いに満ちた人生を楽しみます。