カドカワ社長でドワンゴ会長の川上量生さんのブログはてなポイント3万を使い切るまで死なない日記の、現在(2016年2月25日)のところ最後の記事で、川上さんは、引きこもりの成功について、
/* ----- 引用開始 -----
もし成功したとしても、世間には当たり前だとぐらいにしか思われなくて、まともな一般人の一番下の階層にやっと入れてもらえるというだけなんだけどね。
でも、本当はそれはすごいことで、起業して運だけで成功した経営者なんかよりも、じつはもっとありえない快挙をやったんだと。
少なくともぼくはそう思う。
----- 引用終了 ----- */
と書かれているが、適当に書かれたのかもしれないが、これが本当なら、引きこもりの自立は、大事業家になるよりも難しいことになってしまう。
(上記の「起業して運だけで成功した経営者」とは川上さん自身のことである)
川上さんは「運だけ」なんて言うが、やはり川上さんがビジネスの天才だとしても、あれほど成功するのは奇跡に近いと思う。
それなら、引きこもりの自立も、やはり奇跡に等しいのだろうか?
この私が、引きこもりから、まともな一般人の一番下の階層に入れてもらえたのだから、川上さんの言うところでは、川上さんよりもありえない快挙をやったということになるのだが、私のも「運だけ」だ。
これは本当にそう思う。
運がなければ、最悪、今でも引きこもりのままだろう。
そして、このブログで度々取り上げる、私の職場にいる、まるで駄目男君が、アルバイトの身分とはいえ、それなりに採用が厳しい会社にスーツを着て、見かけ上は他の従業員と同じように勤務しているのであるから、彼も、そこそこには運があるのだろう。
だが、まるで駄目男君を見ていると、川上さんの言われる、引きこもりの自立が奇跡のようなものであることは、大いに納得出来るのである。
確かにそれは、普通の人が川上さんほどに成功することに匹敵するかもしれない。
まるで駄目男君は自立にはほど遠いので、それには該当しないし、いつかそうなるとも全く思えない。
運がよくなる方法なんてものを本に書いている人がよくいる。
そのほとんどは、いい加減なもので、それがたとえ、自身が大成功者である人が書いたものでも同様であるが、例外があるとすれば、私が知る範囲では、マックス・ギュンターの『ツキの科学』だけだ。
この本は、ツキ・・・つまり運を理屈で見事に解き明かしていると思う。まあ、だから、「根拠のない奇跡を起こす方法」が書いてある訳ではなく、恐ろしく頭の良い著者が、磨き上げた理屈とベテラン投資家としての経験から述べたもので、かなりの信頼性があると思う。
(だから多分、一般受けしない本だろう)
だが、まるで駄目男君くらいに駄目な者が『ツキの科学』を読んだところで、どうにかなるとは思えない。
なぜなら、まるで駄目男君の問題は、「ゆるみきっている」ことだからだ。
引きこもりだって、ゆるむことをやめたら、つまり、心を引き締める掟を持ち、それを守れば、まともな社会人の一番下以上になれると断言する。
その実例が私な訳だ。
私の幸運は、「なぜか」ゆるむことを、「少し」止(や)められたことだ。
だから私は、ゆるまない方法論を全力で探しているのだが、これがなかなか難しい。
まともな社会人の大半はゆるんでいるので、引きこもりでも、それ以上に引き締まれば、普通の社会人は超えるはずである。
まあ、私では普通以上とは言えないが、それは私の締まり具合が足りないせいだ。
だが、まるで駄目男君が、ゆるみ切った状態から、少しはマシになれるかというと、それは絶望的に難しいのだ。
私はもう、彼のことは見捨てているが、せめてもの慈悲として、「お前の明日の仕事は駅の便所掃除」と言い聞かせ、実際にそうなった時に、あまり落ち込まないようにしてあげるだけだ。
駄目な人間でも、プライドだけは高いものだからだ。
しかし、これでも私は、まるで駄目男君に、最大の楽観論を示してあげたのだ。
彼に待っているのは、駅の便所掃除に憧れるほどの状況だ。
もちろん、奇跡的に、彼がゆるむのを少しでもやめられたら、その限りではないが、それは考え難い。
他人事ではなく、私も最悪にならないよう、決してゆるまないように掟を定め、それを死んでも守ろうと思う。
出来れば、あなたもご一緒に。
川上さんは大成功者なので、上から目線になるのは仕方がないが、私は上から見ようがない。
その川上さんは、「上から」、引きこもりを救うために、カドカワN高等学校を設立したが(開校はまだだが)、果たして願う効果が出るかどうかは、まだ分からない。
出てくれたら嬉しいと思う。
しかし、N高校に入っても、ゆるんだ者は駄目なのである。
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もし成功したとしても、世間には当たり前だとぐらいにしか思われなくて、まともな一般人の一番下の階層にやっと入れてもらえるというだけなんだけどね。
でも、本当はそれはすごいことで、起業して運だけで成功した経営者なんかよりも、じつはもっとありえない快挙をやったんだと。
少なくともぼくはそう思う。
----- 引用終了 ----- */
と書かれているが、適当に書かれたのかもしれないが、これが本当なら、引きこもりの自立は、大事業家になるよりも難しいことになってしまう。
(上記の「起業して運だけで成功した経営者」とは川上さん自身のことである)
川上さんは「運だけ」なんて言うが、やはり川上さんがビジネスの天才だとしても、あれほど成功するのは奇跡に近いと思う。
それなら、引きこもりの自立も、やはり奇跡に等しいのだろうか?
この私が、引きこもりから、まともな一般人の一番下の階層に入れてもらえたのだから、川上さんの言うところでは、川上さんよりもありえない快挙をやったということになるのだが、私のも「運だけ」だ。
これは本当にそう思う。
運がなければ、最悪、今でも引きこもりのままだろう。
そして、このブログで度々取り上げる、私の職場にいる、まるで駄目男君が、アルバイトの身分とはいえ、それなりに採用が厳しい会社にスーツを着て、見かけ上は他の従業員と同じように勤務しているのであるから、彼も、そこそこには運があるのだろう。
だが、まるで駄目男君を見ていると、川上さんの言われる、引きこもりの自立が奇跡のようなものであることは、大いに納得出来るのである。
確かにそれは、普通の人が川上さんほどに成功することに匹敵するかもしれない。
まるで駄目男君は自立にはほど遠いので、それには該当しないし、いつかそうなるとも全く思えない。
運がよくなる方法なんてものを本に書いている人がよくいる。
そのほとんどは、いい加減なもので、それがたとえ、自身が大成功者である人が書いたものでも同様であるが、例外があるとすれば、私が知る範囲では、マックス・ギュンターの『ツキの科学』だけだ。
この本は、ツキ・・・つまり運を理屈で見事に解き明かしていると思う。まあ、だから、「根拠のない奇跡を起こす方法」が書いてある訳ではなく、恐ろしく頭の良い著者が、磨き上げた理屈とベテラン投資家としての経験から述べたもので、かなりの信頼性があると思う。
(だから多分、一般受けしない本だろう)
だが、まるで駄目男君くらいに駄目な者が『ツキの科学』を読んだところで、どうにかなるとは思えない。
なぜなら、まるで駄目男君の問題は、「ゆるみきっている」ことだからだ。
引きこもりだって、ゆるむことをやめたら、つまり、心を引き締める掟を持ち、それを守れば、まともな社会人の一番下以上になれると断言する。
その実例が私な訳だ。
私の幸運は、「なぜか」ゆるむことを、「少し」止(や)められたことだ。
だから私は、ゆるまない方法論を全力で探しているのだが、これがなかなか難しい。
まともな社会人の大半はゆるんでいるので、引きこもりでも、それ以上に引き締まれば、普通の社会人は超えるはずである。
まあ、私では普通以上とは言えないが、それは私の締まり具合が足りないせいだ。
だが、まるで駄目男君が、ゆるみ切った状態から、少しはマシになれるかというと、それは絶望的に難しいのだ。
私はもう、彼のことは見捨てているが、せめてもの慈悲として、「お前の明日の仕事は駅の便所掃除」と言い聞かせ、実際にそうなった時に、あまり落ち込まないようにしてあげるだけだ。
駄目な人間でも、プライドだけは高いものだからだ。
しかし、これでも私は、まるで駄目男君に、最大の楽観論を示してあげたのだ。
彼に待っているのは、駅の便所掃除に憧れるほどの状況だ。
もちろん、奇跡的に、彼がゆるむのを少しでもやめられたら、その限りではないが、それは考え難い。
他人事ではなく、私も最悪にならないよう、決してゆるまないように掟を定め、それを死んでも守ろうと思う。
出来れば、あなたもご一緒に。
川上さんは大成功者なので、上から目線になるのは仕方がないが、私は上から見ようがない。
その川上さんは、「上から」、引きこもりを救うために、カドカワN高等学校を設立したが(開校はまだだが)、果たして願う効果が出るかどうかは、まだ分からない。
出てくれたら嬉しいと思う。
しかし、N高校に入っても、ゆるんだ者は駄目なのである。
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Kay さんの言う通りだとしたら何だか残念だなと思います。
腕振り2000回は毎日かかさずやってますが、マーフィー本100回はペースが落ちてしまっていたので、緩めずに続けたいとおもいます。