絶対的に価値の高い書物というものはない。
聖書も、コーランも、パンセも、『カゲロウデイズ』(じんさんのライトノベル)も同じだ。
人によっては、『カゲロウデイズ』が聖書以上であっても、何の不思議もない。
初音ミクさんの、それぞれの歌にしたって、どいいう意味に捉えるかは自分次第だ。
だが、それらから、自分で、自分だけの世界を作らないといけない。

偉い宗教学者や、精神分析学者や、脳科学者らが、したり顔(得意顔)で、「人生に目的なんてない」などと言う。
しかし、その続きを言いたまえよ。
「人生に目的はないが、生き甲斐は必要だ」
彼らは、生き甲斐があるから良いが、彼らの本を読むような生き甲斐のない者達に、「人生に目的はない」などと言っても、困惑させるだけだ。
それは迷惑なだけでなく、ことによっては大きな罪だ。
その先生方は、そんな凡人達を見て優越感を感じたいのだろうがね。

生き甲斐というのは、人生に満足することで、それは、全身の血が燃えるような感覚を持つことだ。
『ルパン三世』のルパン達は、そんなことをしているように思えるから、40年以上人気が衰えないし、今後、ますます憧れの対象となるだろう。
本当の生き甲斐の前には、金や世間の善悪なんて、何の意味もなくなる。
ただ、生き甲斐を持つためには、自分の良心に背いてはならない。その意味では、モラルや道徳を重んじる必要はあるが、それは、世間や学校のモラルや道徳ではない。

テロリスト達は、全然、生き甲斐を持っていない。
虐げられて歪んだ心は、不安と恐怖のために、ああするより他ないのだ。

間違っていても構わないから、現時点で一番良いと思えるものを選び、それに心を注ぐのだ。
真摯にやっていれば、修正が必要なら、宇宙の心が教えてくれる。大抵は自分の心臓を通してね。

1つのことに生命エネルギーを込めると、「宇宙の神秘な保護効果」というものが発生する。
その1つの何かをすることが妨げられないように、不思議な力が働くのだ。
法然が、「念仏一筋に生きる者は、それを続けられるように、仏が守ってくれる」と言ったのがそれだが、本当は、念仏に限らず、何をやっても同じだ。
簡単に言えば、大抵の場合、ちゃんとお金が入ってくるようになる。
有り余るほどとは言わないが、余裕があるほどには入ってくる。
そのためには、熱意や真面目さを持てることをやらないといけない。

もし、何をやっていいか分からないなら、『新約聖書』か『バガヴァッド・ギーター』を読むと良い。
本当を言うと、詐欺で逮捕された宗教家の本でも良いのだが、あえて変なものを選ぶ必要はあるまい。
後の熱心さに関わるからね。
だが、何を読むにしても、頭で理解しようとせず、ただ、淡々と読むことだ。
その目的に合うと思えば、辞書は素晴らしい読み物だ。
語彙が増えるとIQが高くなるし、知識が増えると、世界が広がるだけでなく、あなたの世界が実際に動くのだ。
だが、そんな何かを求めるのではなく、淡々と読むことだ。

もちろん、本を読むだけが手ではない。
本はさっぱり読まないが、恐ろしく優秀でクリエイティブな人もいる。
そんな人の中には、普通の本は読まないが、何かの漫画に夢中だという人もいる。
大切なことは、自分の世界、自分のストーリーを作ることで、そのために役立つなら、漫画でも音楽でも武道でも何でも良いし、どれが高尚でどれが低俗ということもない。
ただ、あえて漫画の欠点を言うなら、飽き易いということだ。
まあ、一生飽きない、素晴らしい漫画もあるのかもしれない。

「宇宙の神秘な保護効果」を発生させ、その中で一歩を踏み出せば勝てる。
親、学校、会社、マスコミ、国家が薦めないような何かを、勝手に始めることである。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ