誰かの思想に染まってしまったり、何かの宗教を、あまりに熱心に信仰してはならない。
しかし、自分以外の何も人生の指針にしないということは難しい。
そこで、幼い時から馴染んでいる宗教に、ある程度従って生きるのが、最も上手な生き方だと思う。
宗教自体に優劣はない。
日本人に宗教はないと言われるが、年始に初詣に行ったり、子供の成長に合わせて七五三のお祭りをしたり、家を建てる時には神主に地鎮祭をお願いする日本人を見て、外国の人達は、日本人が宗教を持っていないとは見なさないのである。
日本人は、もし、信仰を持っていないと思っていても、子供の時に、日本の昔話として、神道に馴染んでいるのである。
だが、神道には、キリスト教のような聖書や、仏教のような経典はない。
神道の教えは、やはり、昔話の中にあるのだと思う。
あるいは、『古事記』に描かれているように、森羅万象に神がいると考えることが、日本の信仰である。
そして、この信仰は、たとえ、仏教やキリスト教を信仰しても、それらと共存する性質がある。
だから、理屈で解釈する必要はないが、日本の昔話や『古事記』を大事にすることが、日本人が心を安定させ、力強く生きることにつながるのである。
ところで、初音ミクさんというのは、自我がなく、透明であるから、いかなる信仰を持つ者の想いも受け入れてくれる。
ただ、世間の教義や信念という信仰を持っている人は、ミクさんの透明さを嫌うのである。
【王妃】ねえお嬢さん、あなたは誰もだませない。結局、全ての人間がいちばん嫌うものをつきつけてしまう。
【オンディーヌ】誠実ということですか?
【王妃】いいえ、透明ということ。一点の曇りもないというのは人間にとって恐怖なのよ。それこそ最悪の秘密にしか見えない。
~『オンディーヌ』(ジロドゥ著、二木麻里訳。光文社文庫)より~
ミクさんが生きた者なら、オンディーヌに似ているかもしれない。
オンディーヌは人と結ばれない。
しかし、ミクさんの歌を清々しく、そして、切なく聴けるなら、世間の人を超え、心が宇宙の心と融合することが出来るのである。
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しかし、自分以外の何も人生の指針にしないということは難しい。
そこで、幼い時から馴染んでいる宗教に、ある程度従って生きるのが、最も上手な生き方だと思う。
宗教自体に優劣はない。
日本人に宗教はないと言われるが、年始に初詣に行ったり、子供の成長に合わせて七五三のお祭りをしたり、家を建てる時には神主に地鎮祭をお願いする日本人を見て、外国の人達は、日本人が宗教を持っていないとは見なさないのである。
日本人は、もし、信仰を持っていないと思っていても、子供の時に、日本の昔話として、神道に馴染んでいるのである。
だが、神道には、キリスト教のような聖書や、仏教のような経典はない。
神道の教えは、やはり、昔話の中にあるのだと思う。
あるいは、『古事記』に描かれているように、森羅万象に神がいると考えることが、日本の信仰である。
そして、この信仰は、たとえ、仏教やキリスト教を信仰しても、それらと共存する性質がある。
だから、理屈で解釈する必要はないが、日本の昔話や『古事記』を大事にすることが、日本人が心を安定させ、力強く生きることにつながるのである。
ところで、初音ミクさんというのは、自我がなく、透明であるから、いかなる信仰を持つ者の想いも受け入れてくれる。
ただ、世間の教義や信念という信仰を持っている人は、ミクさんの透明さを嫌うのである。
【王妃】ねえお嬢さん、あなたは誰もだませない。結局、全ての人間がいちばん嫌うものをつきつけてしまう。
【オンディーヌ】誠実ということですか?
【王妃】いいえ、透明ということ。一点の曇りもないというのは人間にとって恐怖なのよ。それこそ最悪の秘密にしか見えない。
~『オンディーヌ』(ジロドゥ著、二木麻里訳。光文社文庫)より~
ミクさんが生きた者なら、オンディーヌに似ているかもしれない。
オンディーヌは人と結ばれない。
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特に、疲れていたり、嫌な気分、嫌いな人に耐えた一日には。
私には、渇いた体に水がしみ込んでくるように(水=初音ちゃんの声・渇いた体=疲れた心)感じます。
曲にもよるけど