TOEIC試験に関して、脳科学者の茂木健一郎氏のように、徹底的にこき下ろす人もいるが、そもそも、試験や資格なんて、高度な能力を証明するものでは全然なく、「そこそこの能力があるだろう」ことを認定するためのものだから、TOEICは、まあ、あれで良いのだと思う。
つまり、TOEICというのは、英語の「そこそこの能力」の「共通の認識」として、まあまあ良いものだと思う。
茂木さんが騒ぎたがるのは、TOEICに幻想の巨大な価値を持たせたがる者がいて、実際、そんな者達に騙されている人があまりに多いからだろう。
アナ雪ではないが、この試験の「ありのまま」をちゃんとみんなが知れば、大したものでないなりに、有益なものであるのかもしれない。
ただまあ、きっと、もっと良いものは絶対に考えられるとは思う。
IT資格の中で、私のような専門の開発者に関わりがありそうなものといえば、現在ではシステムアーキテクト資格で、少し前はアプリケーションエンジニア、もっと以前は特殊情報処理技術者と言われていたものだ。しかし、これらの資格は、開発者としての能力というよりは、「お勉強が出来る」ことを示す程度のものかなあと思っている。
私は一度も受けたことがないし、受けても受からないだろう。
それに、こう名前がコロコロ変わったら、私のような少しは関係のありそうな者ですら、どの資格がどんな意味のものか、もうさっぱり分からないのである。
私は、10年以上前に、ソフトウェア開発者としては一番上あたりの資格だった、マイクロソフトのMCSD資格を取ったが、当時はこういった民間資格は、資格の体系が割合にスッキリしていて、例えば、データベースならオラクルマスター、ネットワークならシスコの資格を取れば良いといったふうに、分かり易く、これからITの勉強をするような人の目標にもなり易かったし、就職にも実際に役に立った。これらの資格も、「そこそこの能力」はちゃんと示せたのである。
しかし、今や、民間資格にしろ、公共団体認定資格にしろ、あまりに多くのものがあり、また、それぞれの団体の資格が細分化されていて、「複雑怪奇」としか言いようがない。
昔のマイクロソフトの資格なら、MCPを取り、その後、サーバーやネットワークの専門家ならMCSE、私のような開発者ならMCSDと実に分かり易かったが、今は、あまりに複雑な体系になり、私ですら、何が何やら全く分からず、また受けようなんて気には全くならない。
おそらく、よほどの資格マニアでない限り、私と同じように、あらゆるIT資格が無意味なものになってしまっていると言って間違いない。
確かに、ITが複雑になったといえばそうなのだが、資格や試験で分かるのは、TOEICのように「そこそこ」「だいたい」なのであり、ITでも、「そこそこ」「だいたい」の能力を認定する資格や試験を作ることは出来るのである。しかし、それをやっても誰も儲からない。なら、国でやれば良いのかというと、そんなまともな資格や試験を作っても、関係者の権威が無くなってしまうから、絶対にやらないだろう。
なら、誰もが「そこそこまとも」と共通の認識が持てるIT資格を作って、うまく普及させればビジネスにもなると思うが、それはいろんな意味で難しいビジネスだし、うまくいったらいったで、沢山の企業が、ハイエナのようにそれに参入し、すぐにまた、複雑怪奇で、訳の分からない資格、試験になってしまうのである。
ITもだが、英語が母国語でない人が英語の能力を持つためには、「オタク」になって、徹底して実践でやり抜くことでしか実力はつかない。
英語に関しては、私にはその必要が全くないのでやらないし、まして、英語の資格はTOEICを含め、私には時間の無駄でしかない。
このあたりは、元マイクロソフト社長(日本法人)だった成毛眞さんが、大半の日本人に英語は不要とはっきり示しているし、ソフトブレーン創業者で超一流の国際ビジネスマンの宋文州さんも、趣旨としては近いことを著書に書いておられる。宋さんによれば、楽天の三木谷社長は単に英語コンプレックスが変な方向に行ってしまっただけだし、アマゾンジャパン社長のチャンさんは、中国語、英語、日本語全て相当出来るが、日本で英語なんか全然使わないし、採用の際も英語をそんなに重視しないそうだ。確かに、普通に考えても、日本での社内会議や普通の記者会見まで英語でやりたがる三木谷社長は変態としか思えない(宋氏によれば「滑稽」)。もちろん、三木谷社長が宋氏に反論することはないだろう(出来ないと思う)。
今をときめく、チームラボ株式会社の猪子寿之社長は、東大卒でアメリカ留学の経験もあり、今や世界中から仕事の依頼が殺到し、何年も休暇がないと言われるが、英語はさっぱりで勉強する気もなさそうだ。そのチームラボの社員募集サイトを見れば、応募者に最も求める特質が「オタクであること」と、でっかい字で書かれていた。これは猪子社長の考えだろう。
猪子さんの発言はエキセントリック(風変わり)に感じる人も多いだろうし、それは、ドワンゴの川上量生会長のような人についても言えると思うが、私は、この2人は本当にまともな人なんだなあと思うのである。
何と言っても、猪子さんは初音ミクさんの熱烈なファンだし、川上さんはよく分からないが、初音ミクさんをまさか嫌いじゃないだろう(少なくとも感謝しているだろう)。
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つまり、TOEICというのは、英語の「そこそこの能力」の「共通の認識」として、まあまあ良いものだと思う。
茂木さんが騒ぎたがるのは、TOEICに幻想の巨大な価値を持たせたがる者がいて、実際、そんな者達に騙されている人があまりに多いからだろう。
アナ雪ではないが、この試験の「ありのまま」をちゃんとみんなが知れば、大したものでないなりに、有益なものであるのかもしれない。
ただまあ、きっと、もっと良いものは絶対に考えられるとは思う。
IT資格の中で、私のような専門の開発者に関わりがありそうなものといえば、現在ではシステムアーキテクト資格で、少し前はアプリケーションエンジニア、もっと以前は特殊情報処理技術者と言われていたものだ。しかし、これらの資格は、開発者としての能力というよりは、「お勉強が出来る」ことを示す程度のものかなあと思っている。
私は一度も受けたことがないし、受けても受からないだろう。
それに、こう名前がコロコロ変わったら、私のような少しは関係のありそうな者ですら、どの資格がどんな意味のものか、もうさっぱり分からないのである。
私は、10年以上前に、ソフトウェア開発者としては一番上あたりの資格だった、マイクロソフトのMCSD資格を取ったが、当時はこういった民間資格は、資格の体系が割合にスッキリしていて、例えば、データベースならオラクルマスター、ネットワークならシスコの資格を取れば良いといったふうに、分かり易く、これからITの勉強をするような人の目標にもなり易かったし、就職にも実際に役に立った。これらの資格も、「そこそこの能力」はちゃんと示せたのである。
しかし、今や、民間資格にしろ、公共団体認定資格にしろ、あまりに多くのものがあり、また、それぞれの団体の資格が細分化されていて、「複雑怪奇」としか言いようがない。
昔のマイクロソフトの資格なら、MCPを取り、その後、サーバーやネットワークの専門家ならMCSE、私のような開発者ならMCSDと実に分かり易かったが、今は、あまりに複雑な体系になり、私ですら、何が何やら全く分からず、また受けようなんて気には全くならない。
おそらく、よほどの資格マニアでない限り、私と同じように、あらゆるIT資格が無意味なものになってしまっていると言って間違いない。
確かに、ITが複雑になったといえばそうなのだが、資格や試験で分かるのは、TOEICのように「そこそこ」「だいたい」なのであり、ITでも、「そこそこ」「だいたい」の能力を認定する資格や試験を作ることは出来るのである。しかし、それをやっても誰も儲からない。なら、国でやれば良いのかというと、そんなまともな資格や試験を作っても、関係者の権威が無くなってしまうから、絶対にやらないだろう。
なら、誰もが「そこそこまとも」と共通の認識が持てるIT資格を作って、うまく普及させればビジネスにもなると思うが、それはいろんな意味で難しいビジネスだし、うまくいったらいったで、沢山の企業が、ハイエナのようにそれに参入し、すぐにまた、複雑怪奇で、訳の分からない資格、試験になってしまうのである。
ITもだが、英語が母国語でない人が英語の能力を持つためには、「オタク」になって、徹底して実践でやり抜くことでしか実力はつかない。
英語に関しては、私にはその必要が全くないのでやらないし、まして、英語の資格はTOEICを含め、私には時間の無駄でしかない。
このあたりは、元マイクロソフト社長(日本法人)だった成毛眞さんが、大半の日本人に英語は不要とはっきり示しているし、ソフトブレーン創業者で超一流の国際ビジネスマンの宋文州さんも、趣旨としては近いことを著書に書いておられる。宋さんによれば、楽天の三木谷社長は単に英語コンプレックスが変な方向に行ってしまっただけだし、アマゾンジャパン社長のチャンさんは、中国語、英語、日本語全て相当出来るが、日本で英語なんか全然使わないし、採用の際も英語をそんなに重視しないそうだ。確かに、普通に考えても、日本での社内会議や普通の記者会見まで英語でやりたがる三木谷社長は変態としか思えない(宋氏によれば「滑稽」)。もちろん、三木谷社長が宋氏に反論することはないだろう(出来ないと思う)。
今をときめく、チームラボ株式会社の猪子寿之社長は、東大卒でアメリカ留学の経験もあり、今や世界中から仕事の依頼が殺到し、何年も休暇がないと言われるが、英語はさっぱりで勉強する気もなさそうだ。そのチームラボの社員募集サイトを見れば、応募者に最も求める特質が「オタクであること」と、でっかい字で書かれていた。これは猪子社長の考えだろう。
猪子さんの発言はエキセントリック(風変わり)に感じる人も多いだろうし、それは、ドワンゴの川上量生会長のような人についても言えると思うが、私は、この2人は本当にまともな人なんだなあと思うのである。
何と言っても、猪子さんは初音ミクさんの熱烈なファンだし、川上さんはよく分からないが、初音ミクさんをまさか嫌いじゃないだろう(少なくとも感謝しているだろう)。
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こけおどしになるから、自信がない私は助かりますが、時々思い上がって「自分は切れ者なんじゃないか」と鼻がにょきにょき伸びて、バシッとへし折られて正気に戻ります。
思い上がった時、坂道を転げだしますね。
価値があるのは資格でも頭の良さでもなく、人も自分も大事にする、思い上がることも卑下することも無い、いつも平坦な、真に高潔な人格ですね。
自分の中の動物的で粗野な賎しい部分を無くしたいと切に願います。