『枕草子』では、四季のそれぞれで、最も風情のある時間は、春は夜明け、夏は夜、秋は夕暮れ、冬は早朝としている。
だが、昼間以外は、それぞれに情緒を感じるものである。
そして、実際は、どの季節であろうと、最も神秘的で精妙な気に満ちた時は早朝であり、夜明け前から曙光(しょこう。夜明けに射し始める日の光)の頃までである。
早朝に目覚めるとすっきりするが、これは、1日続くのである。
一方、8時や9時頃に起きて、冴えた気分になることは無いし、昼に起きたら、気分が重い。
これは、早朝の太陽が低い位置にあることで、大地や海に近い低い場所の大気の中を、太陽光が通ることで引き起こされる作用による。
この作用により、空気中の気(プラナ)が活動的になり、その影響で細胞が非常に精妙で安定した状態になるが、そんな時に目覚め、心が徐々に肉体に宿ることで、心が浄化されるのである。
よって、早起きが望ましく、昼に目覚めるくらいなら、夕陽の射す頃に目覚める方が良い。
実際、野生動物は、早朝に目覚めるか、夕暮れに目覚めるかである。
早朝に腕振り運動をやれば、生体リズムと空気の中の気が最も調和し、宇宙エネルギーが大量に体内に蓄積されて若返る。
関英男博士は、毎日、早朝に腕振り運動を2千回やっていたので、90歳を超えても、元々老け顔の関博士が60代にしか見えなかったし、その活力や頭脳の明晰さは若い頃と変わらず、世界中を飛び回り、毎日、海外の論文を取り寄せて研究に励んでいた。彼をオカルト博士呼ばわりして揶揄する人も、会えば、関博士の頭脳が冴えていることはすぐに分かり、何より人柄の良さに感銘したものだ。

だが、仕事の関係などで、早朝に起きることが出来ない人も少なくはない。
その場合は、夕暮れの気を利用すると良い。
基本的には早朝と同じで、心の一部がまだ眠っているか、ほとんど完全に目覚めているかの違いである。
もし、少しでも仕事の手を休めることが出来れば、額に意識を集中したり、心の中で微かな声で、愛とか神とかいった言葉をつぶやくと良い。そうすれば、呼吸は静かになり、意識も身体も、目覚めの時のような精妙な状態になる。すると、やはり、空気中の気と心身が調和し、健康に良く、心は浄化される。
そういった瞑想的なこと(額に意識を集める、心の微かな声で呪文を唱える)は、1日中いつでも絶大な効果があるが、日の光が赤い時刻が最も適しているのである。

ヨガには、ライオンのポーズといって、口を大きく開けたり、舌を思いっきり出すといったものがあるが、そもそもが、ヨガや仙道のポーズや動き、あるいは、呼吸は動物の真似であり、それぞれの動物の優れた特性を取り入れようとするものだ。
ライオンのような強い動物の真似をすることで活力を高めるというのは良いことだが、そもそもがライオンと人間は全然違う。
要は、ライオンでなくても、勇ましいと心が感じる格好をすれば、活力に関わるホルモンや脳内物質が出て、実際に身体や頭がすっきりし、しかもその効果は長く(寝るまで)続き、その日は何をやってもうまくいくのである。
だから、ガッツポーズでも良いし、ボクシングや空手、あるいは、格闘技のポーズ(いわゆるファイティングポーズ)を、目覚めた頃に決めれば、その日は調子が良いのである。
プロレス史上最高のレスラーであったルー・テーズのファイティングポーズは18歳の時から生涯変わらず、左手を握って腰のところに引き、開いた右手を前に出すものだったが、これがテーズの身体のホルモンや細胞の活力、さらには原子の波動を高め、彼を最強にするための効果を発揮した。テーズは必ずしも、肉体的、技術的に世界一ではなかったが、強者、超人には、このような秘密があるのである。
ウルトラセブンのファイティングポーズがルー・テーズと似ており、ただ、前に出した右手も握っているのと、左手がやや前に出しているところが違うだけである。誰が考えたポーズか知らないが、直感的に、このポーズが強いと感じたから採用したのだろう。
また、ウルトラセブンといえば、夕陽の中で戦う姿が実に印象的で、いまだウルトラセブンの熱烈なファンが多い理由は、もちろん、ストーリーや演出などの良さが第一としても、そのファイティング・ポーズと夕陽に秘密があるのである。

今回書いたことを参考に、皆さんも、1日、元気で過ごしていただきたい。









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