たろうさんのコメントで、古武術の脱力のことを教えていただき、「これだ!」と思った。
古武術の脱力のことは存じないが、脱力の重要性を私もよく知っていたはずなのに、長い間忘れていた。
70歳を超えても、ゴルフのドライバー(ゴルフのクラブの1つ。1番アイアン)で300ヤード以上を飛ばすという、誰も信じないようなことを軽々とされていた政木和三さんから、「インパクト(クラブとボールが当ること)の瞬間、力が完全に抜けていないと飛ばない」と、直接何度も聴いていたのに、ずっと思い出さずにいた。
内海康満さんは、自ら創始された武道で、「ゼロの力」という言葉を使われていて、完全に力を抜いて振り下ろしたら、どんな攻撃も跳ね返し、ゼロの力を送り込めば、どんな相手も簡単に動かせる・・・といった意味のことを言われていたと思う。
プロスポーツでも、最高の選手の中には、「脱力して投げる」「脱力に気をつける」といった、一般には意味不明と思えるようなことを言う人がいる。
私も、打つ、蹴るといった動作を、脱力を心がけてやってみると、やはり、力を入れてやった場合より、はるかに速いし、スムーズで、身体全体のバランスがとれた動きが出来ることを感じた。
名刺で割り箸を切断するということをやる人がいるが、私は、新聞記者の前で、割り箸を入れる薄い紙で、割り箸4本を同時に切断したことがある。
うまく切れる時と、なかなか切れない時があるが、うまく切れる時は、やはり力が抜けている。
これを、「インパクトの瞬間、息を吸うと簡単に出来る」と言った人がいたが、息を吸うと、力が抜け易いのだろう。
合氣道の達人である藤平光一さんは、アメリカで、筋骨隆々たる大男数人が全力で押してくるのを、小指1本で軽々と押し返すというパフォーマンスを見せていたことがあったそうだが(藤平さんは小柄な方である)、これもやはり、完全に力が抜けていなければ出来ない。
私がよくお奨めしている腕振り運動(スワイソウ)は脱力の練習になる。
腕振り運動は、自然に立ち、まっすぐに伸ばした両腕を前後に振るだけの簡単な運動で、関英男博士は、手のひらは内側に向けることを奨められていたが、手のひらを下に向けるよう教える人もいる。いずれでも良いと思うが、関博士の場合は、手のひらを内側に向けて振ることで、両手のひらの間からGTP(グラヴィトン粒子)が発生し、それが身体に蓄積されることの効果を説いておられた。
そして、腕を後ろに振る時は力を入れるが、前に振る時は脱力するのである。
これを数多く繰り返すうちに、脱力のコツを身体で覚えることができる。
脱力による、奇跡的とも言える力の発揮について教えられていた人に安藤一男さんがいる。
この安藤さんが、著書の中で、スワイソウとは違う腕振り運動を紹介されていたが、これが実に良い脱力の練習になる。
それは、次のようにやる。
やはり自然に立ち、腕を真上に伸ばす。指先までぴしっと伸ばさなければならない。
完全に伸ばしきったところで、一瞬静止し、そして、腕の力を抜いて手を振り降ろす。まるで、手についた水を切るような感じである。
腕を、力を入れて振り降ろすのではなく、力を抜くことで、自然に振るのである。
安藤さんは、この運動を「手振り」と呼んでおられたが、ある僧が、この手振りだけを唯一の健康法にしている話を紹介されていた。
また、手振りは指先等の末端の循環を良くし、それが、全身の循環を良くすると述べておられる。
そうであれば、健康にもなるし、若返って美人にもなる訳である。
安藤さんの本は、脱力による能力開発を学べる素晴らしいもので、分かり易く書いてあるので、是非、お奨めする。
私が今までずっと忘れていて何だが、脱力の良さは、いくら強調してもし切れない。
ところで、私は、脱力を心がけてトレーニングをするようにしたら、これまでは「しんどいな」「面倒だな」と思いながら続けていた朝晩のトレーニングが楽しくて仕方がなくなった。
つまり、これまでの、西洋式の筋トレは、身体が嫌がっていた部分もあったのだが、脱力を取り入れた自然な運動は、身体が喜ぶのである。
運動は嫌々やるものではなく、楽しくやるものであることを思い出した。
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古武術の脱力のことは存じないが、脱力の重要性を私もよく知っていたはずなのに、長い間忘れていた。
70歳を超えても、ゴルフのドライバー(ゴルフのクラブの1つ。1番アイアン)で300ヤード以上を飛ばすという、誰も信じないようなことを軽々とされていた政木和三さんから、「インパクト(クラブとボールが当ること)の瞬間、力が完全に抜けていないと飛ばない」と、直接何度も聴いていたのに、ずっと思い出さずにいた。
内海康満さんは、自ら創始された武道で、「ゼロの力」という言葉を使われていて、完全に力を抜いて振り下ろしたら、どんな攻撃も跳ね返し、ゼロの力を送り込めば、どんな相手も簡単に動かせる・・・といった意味のことを言われていたと思う。
プロスポーツでも、最高の選手の中には、「脱力して投げる」「脱力に気をつける」といった、一般には意味不明と思えるようなことを言う人がいる。
私も、打つ、蹴るといった動作を、脱力を心がけてやってみると、やはり、力を入れてやった場合より、はるかに速いし、スムーズで、身体全体のバランスがとれた動きが出来ることを感じた。
名刺で割り箸を切断するということをやる人がいるが、私は、新聞記者の前で、割り箸を入れる薄い紙で、割り箸4本を同時に切断したことがある。
うまく切れる時と、なかなか切れない時があるが、うまく切れる時は、やはり力が抜けている。
これを、「インパクトの瞬間、息を吸うと簡単に出来る」と言った人がいたが、息を吸うと、力が抜け易いのだろう。
合氣道の達人である藤平光一さんは、アメリカで、筋骨隆々たる大男数人が全力で押してくるのを、小指1本で軽々と押し返すというパフォーマンスを見せていたことがあったそうだが(藤平さんは小柄な方である)、これもやはり、完全に力が抜けていなければ出来ない。
私がよくお奨めしている腕振り運動(スワイソウ)は脱力の練習になる。
腕振り運動は、自然に立ち、まっすぐに伸ばした両腕を前後に振るだけの簡単な運動で、関英男博士は、手のひらは内側に向けることを奨められていたが、手のひらを下に向けるよう教える人もいる。いずれでも良いと思うが、関博士の場合は、手のひらを内側に向けて振ることで、両手のひらの間からGTP(グラヴィトン粒子)が発生し、それが身体に蓄積されることの効果を説いておられた。
そして、腕を後ろに振る時は力を入れるが、前に振る時は脱力するのである。
これを数多く繰り返すうちに、脱力のコツを身体で覚えることができる。
脱力による、奇跡的とも言える力の発揮について教えられていた人に安藤一男さんがいる。
この安藤さんが、著書の中で、スワイソウとは違う腕振り運動を紹介されていたが、これが実に良い脱力の練習になる。
それは、次のようにやる。
やはり自然に立ち、腕を真上に伸ばす。指先までぴしっと伸ばさなければならない。
完全に伸ばしきったところで、一瞬静止し、そして、腕の力を抜いて手を振り降ろす。まるで、手についた水を切るような感じである。
腕を、力を入れて振り降ろすのではなく、力を抜くことで、自然に振るのである。
安藤さんは、この運動を「手振り」と呼んでおられたが、ある僧が、この手振りだけを唯一の健康法にしている話を紹介されていた。
また、手振りは指先等の末端の循環を良くし、それが、全身の循環を良くすると述べておられる。
そうであれば、健康にもなるし、若返って美人にもなる訳である。
安藤さんの本は、脱力による能力開発を学べる素晴らしいもので、分かり易く書いてあるので、是非、お奨めする。
私が今までずっと忘れていて何だが、脱力の良さは、いくら強調してもし切れない。
ところで、私は、脱力を心がけてトレーニングをするようにしたら、これまでは「しんどいな」「面倒だな」と思いながら続けていた朝晩のトレーニングが楽しくて仕方がなくなった。
つまり、これまでの、西洋式の筋トレは、身体が嫌がっていた部分もあったのだが、脱力を取り入れた自然な運動は、身体が喜ぶのである。
運動は嫌々やるものではなく、楽しくやるものであることを思い出した。
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ラジオ体操第一の最後の運動ですよね。
両手を頭上にあげて横に振り下ろす運動。
私はまだコツがわからずにいるのですが、
自室に引きこもってても、閉鎖病棟に居ても、
身体の自由がきけば続けられるのでしてます。
脱力はまだわかりませんが、この運動を続けてます。
それも無理をしない程度に。
無理をすると本当に辞めたくなるので。