モテる男はガツガツしていない。
だが、モテるからガツガツしないのではなく、ガツガツしないからモテるのだ。
特に、「なんでこんなのがモテるの?」と思わせるような男ほど、そうなのだから面白い。
一方、「モテるノウハウ」を必死で実践してモテた男や女は皆無である。
本当に実力のある者というのは、「絶対勝つ」と意気込むことはなく、「なんとかなるだろ」と、どこかのんびりしている。
私が昔、セールスの仕事をしていた時、私がいた営業所に対し、本社から無謀なノルマが課せられたことがあった。
セールスマン達は、通常の4倍売れと言う「現場のことがまるで分からない本社のボンボン達」への不満を上げた。
だが、営業所長は、「絶対達成だ!」とシュプレヒコール(スローガンの唱和)を上げる・・・なんてことはしなかった。
ノルマ不達成なら「日の当らない道」に落とすという本社の脅しにも、全くうろたえていなかった。
そして、その月の10日近くも残してノルマは達成され、同様に厳しいノルマを突きつけられていた隣の営業所の援助さえしたくらいだ。
その営業所長は、ノルマが達成できるとは、まるで信じていなかったと言う。
だが、疑いもしなかったのだ。
そして、自分にできることをやったのだ。
全く、「なんとかなる」という雰囲気で、焦らず、悠々とやっていた。
自分にできることをやって、結果に執着しないというのが、できる者のやり方だ。
駄目なやつは、自分にできることをせず、結果に執着するのだ。
自分にできる以上のことをやりたがり、結果に執着する残念なやつもいる。
そして、確かに結果には執着していないように見えるが、自分にできることをしない与太者(うすのろ)がとても多いように思う。
成功する者しない者は、これらのことで、極めて明確に分類できる。
『美少女戦士セーラームーン』で大成功をした武内直子さんは、大変な成功思想の持ち主だと思う。
この作品の中で、勝ち目のなさそうな強敵を前に、セーラームーンこと月野うさぎの恋人である、タキシード仮面こと地場衛が、冷静に、
「俺たちはできることをやろう」
と言っていたのが、非常に新鮮な感じで、よく覚えている。
フロイトは、小説の登場人物だって精神分析できると言ったが、漫画も同じであろう。
それで言うなら、タキシード仮面は、勝てるとは信じていないが、疑ってもいなかったのだろう。
そもそも、勝つことを信じるなんて人間にはできない。
しかし、自分にできることをやれば、疑いを弱くすることができる。
そして、結果に執着せず、なりゆきに、あるいは、神にまかせてしまえば、疑いは起こらなくなる。
どう考えても、これが1本の筋の通った成功の掟である。
自分にできることなんて、たかが知れている。
焦って、自分の手に余ることをしようとするのは、結果への執着が強い者がやることだ。
そんな者が自滅しなかったためしはない。
臨済宗の僧侶、尾関宗園さんは昔の本で、「金持ちになりたいなら、小銭をためろ」と書いておられたが、これが、自分のできることだろう。
自分にできることをたゆまず続け、結果は神にまかせて執着しなければ、勝利を信じることはないが、疑いもしない。
そうであれば、なんとかなるものである。
では、自分にできることとして、競馬をしたり、宝くじを買うというのはどうだろう?
結果に執着しなければ当るかもしれないが、それは難しい。
ただ、収入のごく一部で、趣味でやっている者は、案外に宝くじでも当てているのである。
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だが、モテるからガツガツしないのではなく、ガツガツしないからモテるのだ。
特に、「なんでこんなのがモテるの?」と思わせるような男ほど、そうなのだから面白い。
一方、「モテるノウハウ」を必死で実践してモテた男や女は皆無である。
本当に実力のある者というのは、「絶対勝つ」と意気込むことはなく、「なんとかなるだろ」と、どこかのんびりしている。
私が昔、セールスの仕事をしていた時、私がいた営業所に対し、本社から無謀なノルマが課せられたことがあった。
セールスマン達は、通常の4倍売れと言う「現場のことがまるで分からない本社のボンボン達」への不満を上げた。
だが、営業所長は、「絶対達成だ!」とシュプレヒコール(スローガンの唱和)を上げる・・・なんてことはしなかった。
ノルマ不達成なら「日の当らない道」に落とすという本社の脅しにも、全くうろたえていなかった。
そして、その月の10日近くも残してノルマは達成され、同様に厳しいノルマを突きつけられていた隣の営業所の援助さえしたくらいだ。
その営業所長は、ノルマが達成できるとは、まるで信じていなかったと言う。
だが、疑いもしなかったのだ。
そして、自分にできることをやったのだ。
全く、「なんとかなる」という雰囲気で、焦らず、悠々とやっていた。
自分にできることをやって、結果に執着しないというのが、できる者のやり方だ。
駄目なやつは、自分にできることをせず、結果に執着するのだ。
自分にできる以上のことをやりたがり、結果に執着する残念なやつもいる。
そして、確かに結果には執着していないように見えるが、自分にできることをしない与太者(うすのろ)がとても多いように思う。
成功する者しない者は、これらのことで、極めて明確に分類できる。
『美少女戦士セーラームーン』で大成功をした武内直子さんは、大変な成功思想の持ち主だと思う。
この作品の中で、勝ち目のなさそうな強敵を前に、セーラームーンこと月野うさぎの恋人である、タキシード仮面こと地場衛が、冷静に、
「俺たちはできることをやろう」
と言っていたのが、非常に新鮮な感じで、よく覚えている。
フロイトは、小説の登場人物だって精神分析できると言ったが、漫画も同じであろう。
それで言うなら、タキシード仮面は、勝てるとは信じていないが、疑ってもいなかったのだろう。
そもそも、勝つことを信じるなんて人間にはできない。
しかし、自分にできることをやれば、疑いを弱くすることができる。
そして、結果に執着せず、なりゆきに、あるいは、神にまかせてしまえば、疑いは起こらなくなる。
どう考えても、これが1本の筋の通った成功の掟である。
自分にできることなんて、たかが知れている。
焦って、自分の手に余ることをしようとするのは、結果への執着が強い者がやることだ。
そんな者が自滅しなかったためしはない。
臨済宗の僧侶、尾関宗園さんは昔の本で、「金持ちになりたいなら、小銭をためろ」と書いておられたが、これが、自分のできることだろう。
自分にできることをたゆまず続け、結果は神にまかせて執着しなければ、勝利を信じることはないが、疑いもしない。
そうであれば、なんとかなるものである。
では、自分にできることとして、競馬をしたり、宝くじを買うというのはどうだろう?
結果に執着しなければ当るかもしれないが、それは難しい。
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と言っていた岡本太郎を思い出しました