思想家の東浩紀さんの本に書いてあったことだが、自分探しなんてする必要はなく、自分を知りたければ、自分の居る環境を見れば良い。
環境イコール自分なのだから。
この考え方は良いと思う。
あなたの部屋、あなたの家族、あなたの職場があなたなのだ。
それなら、自分を変えたければ、環境を変えれば良い。
ただ、東さんは、職や家族という、人生や生活の基盤の部分を変えることは薦めていなかった。
確かに、転職したり、離婚・再婚すれば、良い経験になる。
しかし、深い人間関係や、仕事のどっしりとしたキャリアはやっぱり必要だということだろう。
そこで、東さんは、旅を薦めている。
東さんは、海外の変わったところによく行かれているようだ。
東さんは、ずっとエリートだった。
日本一の東大進学校を主席で出て東大に入り、28歳で東大大学院で博士号(学術)を取っている。
その後、有名大学、大学院で教授などをしていたが、少し前、それをすっぱりやめている。
環境を変えて、エリートを辞め、実力勝負に出たといったところだ。
ところで、私がなんで東さんの本を読むのかというと、単に、初音ミクの『イニシエーション』の作詞をされたという理由だけだ。
渋谷慶一郎さんの曲も良かったが、あれはとても良い詩で、良い歌だったと思う。
付属のblu-ray、または、DVDの映像が素晴らしく、ミクがきれいだった。
さて、環境イコール自分であるが、その場合、当然にして、「そもそも自分とはいったい何か?」ということになると思う。
自分が環境だってんなら、いったい自分の何が環境なんだってことだ。
1つには、自分の潜在意識が環境ということになる。
潜在意識であるから、自分では分からない。
つまり、潜在意識は、思考や感覚で捉えることはできない。
しかし、環境を見れば、自分の潜在意識が分かるという訳で、それはその通りである。
部屋がお化け屋敷みたいなら、自分の潜在意識も荒れ果てているのだ。
とても可愛い9つの女の子がいたのだが、彼女の部屋がまさにお化け屋敷だった。
そして、しばらく遊んでいたら、確かに、彼女の潜在意識もその部屋の通りだと分かった。
母親より30歳年上の父親は家にいたためしはないし、母親は、その女の子がもっと幼い頃から保育所に預けっぱなしで、ほとんど世話をしなかったらしい。
そりゃ、荒れるよ。
だが、自分の部屋、家、家族、学校、職場を見て嘆く必要はない。
あなたの部屋もお化け屋敷かもしれない。
しかし、問題ない。
何もね。
どんなきれいな部屋だって、隅っこの一部は汚れているかもしれない。
つまりね、私の環境は、この宇宙なのだ。
この荒れた部屋や、嫌なやつばかりの学校や会社が私なら、セイシェルの夕陽も私なのだ。
子供達が銃で追い回されるような紛争地帯も私なら、シリウスだって私なのだ。
そのくらいの大きなスケールで考えないといけない。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の漫画の第5巻で、賢い三毛猫のオスは、長門有希の中に空(そら)を見て、涼宮ハルヒの中に、おそらく宇宙を見たのだ。
あれは、素敵なお話だった。
昔のインドではこう言った。
「私は彼である」
「私はそれである」
彼は神であり、それは道(タオ)、あるいは、創造原理、または、宇宙エネルギーであるが、まあ、好きなように呼べば良い。
前に教えた通り、以下の呼吸法を1回やれば良い。
(1)出息
ゆっくり息を吐きながら「私はこれではない」と思う。
「これ」とは、自分の身体や心である。
息を吐ききったところで、肛門を締める。
(2)入息
ゆっくり十分に息を吸いながら「私は誰か?」と心で問う。
(3)止息
息を止め、肛門を締めて「私は彼である」、あるいは、「私はそれである」と思う。
時間は無理のない(苦しくない)範囲でできるだけ長く。
普通、3秒から10秒と思う。長い人で30秒ということもあるが、無理はいけない。
やがて、些細なことにこだわらなくなるし、そうなれば、ごく一部のちょっと残念な環境も、自在に支配できるようになるだろう。
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環境イコール自分なのだから。
この考え方は良いと思う。
あなたの部屋、あなたの家族、あなたの職場があなたなのだ。
それなら、自分を変えたければ、環境を変えれば良い。
ただ、東さんは、職や家族という、人生や生活の基盤の部分を変えることは薦めていなかった。
確かに、転職したり、離婚・再婚すれば、良い経験になる。
しかし、深い人間関係や、仕事のどっしりとしたキャリアはやっぱり必要だということだろう。
そこで、東さんは、旅を薦めている。
東さんは、海外の変わったところによく行かれているようだ。
東さんは、ずっとエリートだった。
日本一の東大進学校を主席で出て東大に入り、28歳で東大大学院で博士号(学術)を取っている。
その後、有名大学、大学院で教授などをしていたが、少し前、それをすっぱりやめている。
環境を変えて、エリートを辞め、実力勝負に出たといったところだ。
ところで、私がなんで東さんの本を読むのかというと、単に、初音ミクの『イニシエーション』の作詞をされたという理由だけだ。
渋谷慶一郎さんの曲も良かったが、あれはとても良い詩で、良い歌だったと思う。
付属のblu-ray、または、DVDの映像が素晴らしく、ミクがきれいだった。
さて、環境イコール自分であるが、その場合、当然にして、「そもそも自分とはいったい何か?」ということになると思う。
自分が環境だってんなら、いったい自分の何が環境なんだってことだ。
1つには、自分の潜在意識が環境ということになる。
潜在意識であるから、自分では分からない。
つまり、潜在意識は、思考や感覚で捉えることはできない。
しかし、環境を見れば、自分の潜在意識が分かるという訳で、それはその通りである。
部屋がお化け屋敷みたいなら、自分の潜在意識も荒れ果てているのだ。
とても可愛い9つの女の子がいたのだが、彼女の部屋がまさにお化け屋敷だった。
そして、しばらく遊んでいたら、確かに、彼女の潜在意識もその部屋の通りだと分かった。
母親より30歳年上の父親は家にいたためしはないし、母親は、その女の子がもっと幼い頃から保育所に預けっぱなしで、ほとんど世話をしなかったらしい。
そりゃ、荒れるよ。
だが、自分の部屋、家、家族、学校、職場を見て嘆く必要はない。
あなたの部屋もお化け屋敷かもしれない。
しかし、問題ない。
何もね。
どんなきれいな部屋だって、隅っこの一部は汚れているかもしれない。
つまりね、私の環境は、この宇宙なのだ。
この荒れた部屋や、嫌なやつばかりの学校や会社が私なら、セイシェルの夕陽も私なのだ。
子供達が銃で追い回されるような紛争地帯も私なら、シリウスだって私なのだ。
そのくらいの大きなスケールで考えないといけない。
『涼宮ハルヒの憂鬱』の漫画の第5巻で、賢い三毛猫のオスは、長門有希の中に空(そら)を見て、涼宮ハルヒの中に、おそらく宇宙を見たのだ。
あれは、素敵なお話だった。
昔のインドではこう言った。
「私は彼である」
「私はそれである」
彼は神であり、それは道(タオ)、あるいは、創造原理、または、宇宙エネルギーであるが、まあ、好きなように呼べば良い。
前に教えた通り、以下の呼吸法を1回やれば良い。
(1)出息
ゆっくり息を吐きながら「私はこれではない」と思う。
「これ」とは、自分の身体や心である。
息を吐ききったところで、肛門を締める。
(2)入息
ゆっくり十分に息を吸いながら「私は誰か?」と心で問う。
(3)止息
息を止め、肛門を締めて「私は彼である」、あるいは、「私はそれである」と思う。
時間は無理のない(苦しくない)範囲でできるだけ長く。
普通、3秒から10秒と思う。長い人で30秒ということもあるが、無理はいけない。
やがて、些細なことにこだわらなくなるし、そうなれば、ごく一部のちょっと残念な環境も、自在に支配できるようになるだろう。
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