「嫋々(じょうじょう)」なんて言葉をご存知だろうか?
私は今日まで、1つのことでしか知らなかった。
それは、初音ミクの名曲『SPiCa』の歌詞の中だ。
今日、もう1つ出逢ったのが、小説『帰って来た木枯し紋次郎』(新潮文庫)の124頁である。

共に、「余韻嫋々」という言葉で使われている。
嫋々(嫋嫋)は、「風がそよそよと吹くさま」、「長くしなやかなさま」という意味で、この「余韻嫋々」というふうに使われる時は、「音声が細く長く、尾を引くように響くさま」ということのようだ。
『SPiCa』では切なく奏でたピアノの音で、『帰って来た木枯し紋次郎』では、のどかであっても寂しさを誘う寺の鐘の音だった。
余韻嫋々・・・なんとも優美な言葉だと思う。

このように、稀な偶然で出逢う言葉には深い意味がある。
私は子供の時に見た、「けおされる」とひらがなで書かれた言葉の意味がずっと分からなかったが、『僕は友達が少ない』3巻と、『涼宮ハルヒの驚愕』(後編)の、共に46ページに、「気圧される」という言葉を見つけ、やっと意味を知ったのだった。
「気圧される」とは、「相手の勢いに押される。精神的に圧倒される。」という意味のようだ。
そして、それを見て、著名な神秘家であったダイアン・フォーチュンの名著『神秘のカバラー』で、フォーチュンは、「一言で言えば、神とは圧力なのだ」という言葉を見て、深い真理を悟ったのだと書かれていたのを思い出した。

私の魂の中で、「余韻嫋々」と「神とは圧力」が溶け合った。
もし、何か願いがあれば、余韻嫋々とした響きにすると良い。
それは、人間が感じることのできない気の圧力として作用する。
だが、余韻嫋々たる響きにならないなら、それは正しい願いではない。
ごく簡単に言えば、そういうことだ。
『SPiCa』を聴くか、『帰って来た木枯し紋次郎』を読んで、余韻嫋々を掴めば、生命の気を味方にできるだろう。

『SPiCa』のYoutubeでのオフィシャル動画は下記で。
SPiCa - Headphone-Tokyo feat. miku [Official]
ミクが天使の姿で『SPiCa』を歌う、ロサンゼルスでのコンサートは、下にご紹介したBlu-ray(もしくはDVD)で。









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