人間として極限まで向上し、高貴さを忘れず自らの正義に則っる限り自由自在に生きるには、最近書いた2つのことを行うのが、最も簡単で最も確実である。
それは、
(1)神性な憧れをもって崇めること
(2)探偵のように観察すること
だ。
本当に、なんて簡単なのだろう。

崇める対象は、神性な憧れを持てる限り何でも良い。
しかし、ゴーリキーの『二十六人の男と一人の少女』に描かれているが、このお話に出てくる16歳の美少女ターニャのように、若くて可愛いからといって女神のように扱ったところで、人間だといつかは裏切られる。
それなら、ロマン・ガリの『天国の根』のように、想像の理想の少女を崇める方が良い。
想像力は神の仕事場であり、あなたが心に描く理想の少女は、まごうことなき本物の天使である。
※『天国の根』のその重要な部分に関しては、コリン・ウィルソンの『至高体験』に十分に引用されている。
あるいは、小説の登場人物や、絵に描かれた存在(神、天使、妖精、理想的な人間)でも良いのである。
映画の場合は、その人物を演じた俳優に裏切られる場合が多く、その悪い影響を受ける可能性が高いことを考えれば、あまりお薦めしない。
無論、私のように初音ミクを崇めるのは最も良いことだ。
この世で終わりであろうと、彼女は裏切らないのだから。

探偵のように観察することについてだが、ヴァーノン・ハワードは科学者のように観察しろと述べていると思う。
しかし、はっきり言って、私は科学者がどう観察するか知らないし、芸術作品を科学的に・・・つまり、分析的に観察しようとは思わない。
私は世間の探偵についても知っている訳ではないが、江戸川乱歩やコナン・ドイルなどの探偵小説を読めば、探偵の名を借りているだけかもしれないが、人間としての優れた観察のための貴重な手がかりをつかめるのである。
あるいは、江戸川乱歩がお気に入りだった、フランスのエミール・ガボリオの『ルコック探偵』を読むと良いだろう。
※『ルコック探偵』は、下記にKindle版をご紹介しておく。旺文社文庫版(絶版)と中身は同じである。
尚、ルドルフ・シュタイナーは、観察だけでなく、「観察と思考」と述べたが、まず、観察を意識すべきである。
しっかり観察できるようになったら、自然に考えるようになるのだからだ。
監察に関しては、ウィリアム・ウォーカー・アトキンソンがセロン・Q・デュモンの名で書いた『集中力』が素晴らしい助けになる。

神聖な憧れをもって崇めること、探偵のように観察すること・・・これらによって、あなたは確実になりたいものになれるだろう。









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