今週の仕事は終わったが、記憶に残る一週間だった。
週明けの月曜から、重症のアレルギー症状が起こり、まぶたが腫れあがり、首、肩、背中、内股が硬く赤黒いカサブタで覆われ、表面はささくれ立った。
夜はほとんど眠れず、一睡もせずに会社に行ったこともあった。
魂を抜かれるほどの痒みの中で、笑って、愛想よく、愉快そうに過ごした。
搔くと驚くほどの快感なので、つい、激しくかきむしってしまう。
すると、言い様のない不気味な痛みと痒みが合わさり、気も狂わんばかりだが、そこに、シャワーで湯をかけると、化学反応のように激しい痛みが起こって悶える。
だが、黙って耐えた。
どんなに苦しくても、約束は守り、料亭で料理を食べて、恐らくさらに症状を悪化させたが、元気に食べ、酒を飲んだ。
まだ、自分の身体に無関心でいることは出来なかった。
だが、先週から読み始めた『神様のメモ帳』が面白かったので、プラスの方が多かったことになる。
現在、3巻を読み終えようとしているが、やがてそう遠くなく、8巻まで読み切ってしまうのが惜しいし、残念だ。
この小説のヒロイン、アリスのように、普段、自我を完全に、乱れることなく、揺るぎなく押さえ込めるようなヒロインが登場する作品が他にないかなと思う。
アリスのおかげで、今週の苦難を乗り越えることができたのだ。
小説とはいえ、このような作品には、アリスのようになる秘訣が、作者も気付かないまま書いていることがある。
そこを探るのも面白いものだ。









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