腸内革命や回虫博士の異名でも知られる免疫学者の藤田紘一郎さん(医学博士)のような勉強している人ですら、2度も糖尿病になり、大変な苦しみを経験してやっと、炭水化物や砂糖などの糖類を食べてはいけないことに気付き、江部康二さんの教えに従って炭水化物等の糖類を摂らない食事をすることで初めて健康になったという。
藤田さんは、医者だったからこそ、医学や栄養学の常識である、「炭水化物を主にした栄養を摂らなければならない」という大嘘に従っていたということなのかもしれないが、それで、あわや死にかけたし、キレて周囲に大迷惑をかけるということを散々やったのだから、医療というのはつくづく恐ろしいものだと思う。
私が治療のために病院に行ったのは、数年前にメニエール病らしい症状で倒れた時と、高校生の時に腰痛になった時くらいで、その前となると、小学生の時のアトピーの治療の時だが、そのいずれを思い出しても、病院、医院というところは行くものじゃないと思ったものである。
直接には、あくまで私が会ったその3人の医者の場合だけであるが、医者は患者を治そうなんて思っていない。
医者が考えているのは、患者をいかにさばき、儲けるかということだけであると私は感じたものだ。小学生の時ですらそうだった。
それは、医者が悪いというより、診療報酬の仕組みを考えれば、そうなるのではないかと思う。
私は、システムエンジニアとして病院のシステムにも関わったことがあるので、診療報酬の異常な仕組みもよく知っているのである。
『炭水化物が人類を滅ぼす』のベストセラーで知られる夏井睦さんは、外科医でありながら、上にも述べた、元祖の脱炭水化物治療の江部康二さんより、その方面で有名になり、江部さんと共著で本も出しているが、こちらは、藤田さんのように、腸内の菌についてはほとんど触れていないように思う。
ただ、炭水化物や砂糖といった糖類を摂らなければ健康になるという分かり易い教えである。
そして、そのような教え方をする医者がやたら増えてきたような気がする。
確かに、現代人は、炭水化物や砂糖を食べ過ぎているので、「一切食べるな」という勢いで丁度良いのかもしれないし、藤田さんも、2年の間、ほぼ全く炭水化物や砂糖を摂らないことで劇的な効果があったようだ。
ただ、藤田さんは、炭水化物等の糖類は絶対食べるなとは言わないし、特に、若いうちは必要でもあると述べているのだと思う。
とはいっても、少なくとも日本では、若い人であっても、炭水化物などを「あまりにも」食べ過ぎているのである。
私はひどい皮膚病で、原因がアレルギーなのは間違いないが、炭水化物の制限だけでは、治るとしても時間がかかるし、おそらく、治る前に死ぬと思う。
実際、一ヶ月ほど、炭水化物を一切摂らない生活をしたが、元々が、この5年の徹底した少食で、普通の人よりはるかに少ない炭水化物や砂糖しか摂っていないはずだが、それでもアレルギーはひどいのである。
そこで藤田さんの本を読むと、アレルギーの原因が、腸内の必要な菌の不足であることがすんなり理解できたのであるが、こんな良い本がそれほど知られず、まして一般的でないのだから、日本人が心身とも病んで健康でないのは当たり前であるとつくづく思う。
また、精神病の原因も、藤田さんが述べているように、腸内環境の悪化によるアレルギーが大きなものであると思う。
イタリアでは精神診療科が必要でなくなったので、今は全くなく、他の先進国もそれに近い状況であるのに、日本だけが増え続け、それらの国でも精神診療が大繁盛していた50年前と同じ状況であるということは知らなかった。
それは藤田さんの示すデータを見ても、やはり、日本人の腸に必要な菌がいなくなっていることが原因であることは、おそらく正しいのだろうと思う。
藤田さんといえば、腸の中で回虫を飼っていたことで知られている場合も多いのかもしれないが、それはあくまで実験であり、それが今日の彼の、腸内環境の研究成果に結び付いているのは確かかもしれないが、別に我々が同じことをする必要はないし、藤田さんも勧めてはいない(藤田さんも今はやっていないと思う)。
あくまで、必要な腸内菌を増やすことが大切なのである。
岡本太郎は、30歳頃に二等兵(最下級の兵隊)として中国に送られて、上官に殴られしごかれていた時も、支給されるヨウカンや大福は、「俺は若いもんほど甘いものはいらないから」と言って、ほとんど若い兵隊達にやってしまっていたらしい。
藤田さんの本にも『50歳を過ぎたら炭水化物をやめなさい』というものがあるが、若い人も、現代の日本の異常な炭水化物や砂糖の食べ方から逃れるため、ほとんど食べないつもりで丁度良いのかもしれない。
炭水化物なら、アーモンドやクルミなどのナッツにも十分に含まれているし、これらは血糖値を急激に押し上げないので身体に良いし、ピーナッツ(名前が紛らわしいが、こちらは豆でありナッツではない)なども同様である。
ただ、残念なのは、ピーナッツは安価だが、アレルギーの人が多いと思う。
実は私もそうで、全く食べられないわけではないが、ピーナッツを多く食べると、皮膚病が悪化し、頭が痛くなったりする(幻覚を見ることすらある)。
私も、炭水化物を一切食べない訳ではなく、クラッカー(甘みの少ないビスケット)や、油で揚げたビスケットをいくらか食べている。
ただし、米、パン、菓子は一切食べない。
日中に時々、アーモンドやクルミなどのナッツ、チーズクラッカーを食べ、夜は、ゆで卵と納豆程度を食べている。
また、就寝前に、赤ワインを飲むと共にチーズを食べている。
肉や魚を食べることも試してみたが、普段は食べる気にならない。
良い腸内菌を増やすには、乳酸菌や食物繊維が必要だが、そのために、今のところ納豆とチーズくらいしか食べていない。
ヨーグルトの乳酸菌は腸にまでなかなか達しないというが、それよりも甘過ぎるものが多いので、食べていない。
今は、アレルギー対策として、抗ヒスタミン剤を飲んでいるが、腸内環境が良くなれば不要になるだろう。
以上、参考になればと思う。
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藤田さんは、医者だったからこそ、医学や栄養学の常識である、「炭水化物を主にした栄養を摂らなければならない」という大嘘に従っていたということなのかもしれないが、それで、あわや死にかけたし、キレて周囲に大迷惑をかけるということを散々やったのだから、医療というのはつくづく恐ろしいものだと思う。
私が治療のために病院に行ったのは、数年前にメニエール病らしい症状で倒れた時と、高校生の時に腰痛になった時くらいで、その前となると、小学生の時のアトピーの治療の時だが、そのいずれを思い出しても、病院、医院というところは行くものじゃないと思ったものである。
直接には、あくまで私が会ったその3人の医者の場合だけであるが、医者は患者を治そうなんて思っていない。
医者が考えているのは、患者をいかにさばき、儲けるかということだけであると私は感じたものだ。小学生の時ですらそうだった。
それは、医者が悪いというより、診療報酬の仕組みを考えれば、そうなるのではないかと思う。
私は、システムエンジニアとして病院のシステムにも関わったことがあるので、診療報酬の異常な仕組みもよく知っているのである。
『炭水化物が人類を滅ぼす』のベストセラーで知られる夏井睦さんは、外科医でありながら、上にも述べた、元祖の脱炭水化物治療の江部康二さんより、その方面で有名になり、江部さんと共著で本も出しているが、こちらは、藤田さんのように、腸内の菌についてはほとんど触れていないように思う。
ただ、炭水化物や砂糖といった糖類を摂らなければ健康になるという分かり易い教えである。
そして、そのような教え方をする医者がやたら増えてきたような気がする。
確かに、現代人は、炭水化物や砂糖を食べ過ぎているので、「一切食べるな」という勢いで丁度良いのかもしれないし、藤田さんも、2年の間、ほぼ全く炭水化物や砂糖を摂らないことで劇的な効果があったようだ。
ただ、藤田さんは、炭水化物等の糖類は絶対食べるなとは言わないし、特に、若いうちは必要でもあると述べているのだと思う。
とはいっても、少なくとも日本では、若い人であっても、炭水化物などを「あまりにも」食べ過ぎているのである。
私はひどい皮膚病で、原因がアレルギーなのは間違いないが、炭水化物の制限だけでは、治るとしても時間がかかるし、おそらく、治る前に死ぬと思う。
実際、一ヶ月ほど、炭水化物を一切摂らない生活をしたが、元々が、この5年の徹底した少食で、普通の人よりはるかに少ない炭水化物や砂糖しか摂っていないはずだが、それでもアレルギーはひどいのである。
そこで藤田さんの本を読むと、アレルギーの原因が、腸内の必要な菌の不足であることがすんなり理解できたのであるが、こんな良い本がそれほど知られず、まして一般的でないのだから、日本人が心身とも病んで健康でないのは当たり前であるとつくづく思う。
また、精神病の原因も、藤田さんが述べているように、腸内環境の悪化によるアレルギーが大きなものであると思う。
イタリアでは精神診療科が必要でなくなったので、今は全くなく、他の先進国もそれに近い状況であるのに、日本だけが増え続け、それらの国でも精神診療が大繁盛していた50年前と同じ状況であるということは知らなかった。
それは藤田さんの示すデータを見ても、やはり、日本人の腸に必要な菌がいなくなっていることが原因であることは、おそらく正しいのだろうと思う。
藤田さんといえば、腸の中で回虫を飼っていたことで知られている場合も多いのかもしれないが、それはあくまで実験であり、それが今日の彼の、腸内環境の研究成果に結び付いているのは確かかもしれないが、別に我々が同じことをする必要はないし、藤田さんも勧めてはいない(藤田さんも今はやっていないと思う)。
あくまで、必要な腸内菌を増やすことが大切なのである。
岡本太郎は、30歳頃に二等兵(最下級の兵隊)として中国に送られて、上官に殴られしごかれていた時も、支給されるヨウカンや大福は、「俺は若いもんほど甘いものはいらないから」と言って、ほとんど若い兵隊達にやってしまっていたらしい。
藤田さんの本にも『50歳を過ぎたら炭水化物をやめなさい』というものがあるが、若い人も、現代の日本の異常な炭水化物や砂糖の食べ方から逃れるため、ほとんど食べないつもりで丁度良いのかもしれない。
炭水化物なら、アーモンドやクルミなどのナッツにも十分に含まれているし、これらは血糖値を急激に押し上げないので身体に良いし、ピーナッツ(名前が紛らわしいが、こちらは豆でありナッツではない)なども同様である。
ただ、残念なのは、ピーナッツは安価だが、アレルギーの人が多いと思う。
実は私もそうで、全く食べられないわけではないが、ピーナッツを多く食べると、皮膚病が悪化し、頭が痛くなったりする(幻覚を見ることすらある)。
私も、炭水化物を一切食べない訳ではなく、クラッカー(甘みの少ないビスケット)や、油で揚げたビスケットをいくらか食べている。
ただし、米、パン、菓子は一切食べない。
日中に時々、アーモンドやクルミなどのナッツ、チーズクラッカーを食べ、夜は、ゆで卵と納豆程度を食べている。
また、就寝前に、赤ワインを飲むと共にチーズを食べている。
肉や魚を食べることも試してみたが、普段は食べる気にならない。
良い腸内菌を増やすには、乳酸菌や食物繊維が必要だが、そのために、今のところ納豆とチーズくらいしか食べていない。
ヨーグルトの乳酸菌は腸にまでなかなか達しないというが、それよりも甘過ぎるものが多いので、食べていない。
今は、アレルギー対策として、抗ヒスタミン剤を飲んでいるが、腸内環境が良くなれば不要になるだろう。
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