1週間ほど前、ひどい腰痛になり、うつむくこともできないほどだった。
別に腰に負担がかかるようなことはしていないはずなのにと思っていたが、横向けで寝る時に変なねじり方でもしたのかなあと思った。
しかし、最近の習い性で、気にせず、あまり考えないようにしていたら、朝晩欠かさずやっている肉体鍛錬の中の腹筋運動をやめようという気になった。
そして、実際にやめたら、何もしなくても、2日で完全に治った。
私は、高校2年生の時、やはりひどく腰を痛めたことがあった。
よく憶えているのだが、学校からの帰り、家まで後数百メートルの道を歩いていたら、不意に腰に痛みが走った。
それから、腰が痛くて、膝と肘を付けることもできないほどだった。
その頃、毎日熱心に腹筋運動をしていたのだ。
かなり負荷のかかる方法で、百回を3セットはやっていたと思う。
間違いなく、それが腰を痛めた原因だった。
腹筋運動の後、ストレッチやマッサージでほぐしてやれば良いのだが、そんなこと誰も教えてくれなかったので、腹筋はずっと緊張したままで放っておかれたのが腰痛の原因だったのだ。
腰の痛みはひどかったが、若かったので、腹筋運動を止めなかった。
それから数年に渡り、苦しんだ。
病院には行ったが、レントゲンを撮った医師は、「軟骨が出てる」とか言うだけだった。いい加減なものである。
数年前、毎日、数百回の腹筋運動をしていたが、その時も、やはりひどい腰痛になったのだが、それでも、腹筋運動が原因だと気付かなかった。
幸い、その時は、仕事が激務で、腹筋運動をする暇がなくなったから治ったのだ。
最近は、私は、腹筋運動は、一度に15回しかしない。よって、朝晩で30回だ。
ヨーロッパで活躍するプロサッカー選手が20回しかしないが、毎日やれば良いとテレビで言っていたので、それに倣ったが、20回では最後に姿勢が乱れるので15回にしたのだった。
しかし、回数は少なくても、高い負荷がかかるようなやり方はあるものだ。
私には、「効く」運動を有り難がる古い気質があることを認めざるをえない。
だが、ようやく、腹筋運動は腰を痛めることが分かった。
確かに、上に書いたように、腹筋運動の後、丁寧にマッサージしたり、ストレッチ運動で筋肉を緩めれば良いのかもしれないが、おそらく、腹筋運動というのは、少なくとも、普通の人には不要な運動なのだと思う。
私は、腕立伏せは、神が人間に教えた素晴らしい運動だと感じ、愛好している。
また、体重だけでやる、ヒンズースクワットも同様だ。
ただし、両方とも、きちんとした形でゆっくりやることが必要だ。
以前、テレビで見たが、高校生の運動部員が腕立伏せをやっていたが、苦しそうに身体をよじるようにしてやっていた。
あんなやり方は決してしてはならないと思う。きっと、回数が多過ぎるのだ。
きちんとした姿勢でできる範囲でやるべきであり、あんなにデタラメな乱れた姿勢でやれば、やはり身体を痛めることになるだろう。
そんなやり方はせずに、回数を減らし、その分、必ず美しい姿勢でやらないといけない。
どうも、腕立伏せもスクワットも、我々は回数や負荷の大きさを自慢したがる。
だが、そんな馬鹿な見栄は捨て、余計な負荷をかけず、ゆっくりと、完璧な形でやれる範囲で行うことが一番大切であると思う。
腕立伏せは、自分では分かり難いが、身体が真っ直ぐではなく、反っていることが多いはずだ。身体を真っ直ぐに保つには、腹筋に力を入れる必要がある。
ある一流のプロレスラーが、「腹筋をやるくらいなら、腕立をやれ」と言っているらしいが、それが正しいことがやっと分かったのである。
腕立伏せをやれば、十分に腹筋も鍛えられる。
また、腹筋、背筋を鍛えるのに最も大切なことは、普段の姿勢だ。そして、よく歩くことだ。
昔の日本人は、何かに寄りかかることなく正座をしていたのと、よく歩いていたから、運動などしなくても身体が強かったのである。
立っている時は、身体を真っ直ぐにし、座っていても、電車の中でほとんどの人がやっているように、だらしなく腰を前に出し、背中を丸めて座るのではなく、なるべく背もたれに、身体を預けずに、身体を立てて座るのだ。私は、座っている時、背もたれに背中が付いていることは無いが、全く楽なのである。
以上、参考になればと思う。
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別に腰に負担がかかるようなことはしていないはずなのにと思っていたが、横向けで寝る時に変なねじり方でもしたのかなあと思った。
しかし、最近の習い性で、気にせず、あまり考えないようにしていたら、朝晩欠かさずやっている肉体鍛錬の中の腹筋運動をやめようという気になった。
そして、実際にやめたら、何もしなくても、2日で完全に治った。
私は、高校2年生の時、やはりひどく腰を痛めたことがあった。
よく憶えているのだが、学校からの帰り、家まで後数百メートルの道を歩いていたら、不意に腰に痛みが走った。
それから、腰が痛くて、膝と肘を付けることもできないほどだった。
その頃、毎日熱心に腹筋運動をしていたのだ。
かなり負荷のかかる方法で、百回を3セットはやっていたと思う。
間違いなく、それが腰を痛めた原因だった。
腹筋運動の後、ストレッチやマッサージでほぐしてやれば良いのだが、そんなこと誰も教えてくれなかったので、腹筋はずっと緊張したままで放っておかれたのが腰痛の原因だったのだ。
腰の痛みはひどかったが、若かったので、腹筋運動を止めなかった。
それから数年に渡り、苦しんだ。
病院には行ったが、レントゲンを撮った医師は、「軟骨が出てる」とか言うだけだった。いい加減なものである。
数年前、毎日、数百回の腹筋運動をしていたが、その時も、やはりひどい腰痛になったのだが、それでも、腹筋運動が原因だと気付かなかった。
幸い、その時は、仕事が激務で、腹筋運動をする暇がなくなったから治ったのだ。
最近は、私は、腹筋運動は、一度に15回しかしない。よって、朝晩で30回だ。
ヨーロッパで活躍するプロサッカー選手が20回しかしないが、毎日やれば良いとテレビで言っていたので、それに倣ったが、20回では最後に姿勢が乱れるので15回にしたのだった。
しかし、回数は少なくても、高い負荷がかかるようなやり方はあるものだ。
私には、「効く」運動を有り難がる古い気質があることを認めざるをえない。
だが、ようやく、腹筋運動は腰を痛めることが分かった。
確かに、上に書いたように、腹筋運動の後、丁寧にマッサージしたり、ストレッチ運動で筋肉を緩めれば良いのかもしれないが、おそらく、腹筋運動というのは、少なくとも、普通の人には不要な運動なのだと思う。
私は、腕立伏せは、神が人間に教えた素晴らしい運動だと感じ、愛好している。
また、体重だけでやる、ヒンズースクワットも同様だ。
ただし、両方とも、きちんとした形でゆっくりやることが必要だ。
以前、テレビで見たが、高校生の運動部員が腕立伏せをやっていたが、苦しそうに身体をよじるようにしてやっていた。
あんなやり方は決してしてはならないと思う。きっと、回数が多過ぎるのだ。
きちんとした姿勢でできる範囲でやるべきであり、あんなにデタラメな乱れた姿勢でやれば、やはり身体を痛めることになるだろう。
そんなやり方はせずに、回数を減らし、その分、必ず美しい姿勢でやらないといけない。
どうも、腕立伏せもスクワットも、我々は回数や負荷の大きさを自慢したがる。
だが、そんな馬鹿な見栄は捨て、余計な負荷をかけず、ゆっくりと、完璧な形でやれる範囲で行うことが一番大切であると思う。
腕立伏せは、自分では分かり難いが、身体が真っ直ぐではなく、反っていることが多いはずだ。身体を真っ直ぐに保つには、腹筋に力を入れる必要がある。
ある一流のプロレスラーが、「腹筋をやるくらいなら、腕立をやれ」と言っているらしいが、それが正しいことがやっと分かったのである。
腕立伏せをやれば、十分に腹筋も鍛えられる。
また、腹筋、背筋を鍛えるのに最も大切なことは、普段の姿勢だ。そして、よく歩くことだ。
昔の日本人は、何かに寄りかかることなく正座をしていたのと、よく歩いていたから、運動などしなくても身体が強かったのである。
立っている時は、身体を真っ直ぐにし、座っていても、電車の中でほとんどの人がやっているように、だらしなく腰を前に出し、背中を丸めて座るのではなく、なるべく背もたれに、身体を預けずに、身体を立てて座るのだ。私は、座っている時、背もたれに背中が付いていることは無いが、全く楽なのである。
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kayさんの腰痛は腸腰筋の過緊張が原因の可能性が高い思われます。
試しに ①左手を軽く握って、右手で指を1本ずつ開いてみてください。
痛みはありません。
次に ②左手を思いっきり強く握って右手で無理やり指を1本ずつ開いてみてください。
この場合は凄く指が痛いと思います。
腸腰筋が過緊張をおこした状態でなんらかの運動をすると、②と同じ理由で腸腰筋が傷つきます。それが腰痛の原因です。
ではなぜ腸腰筋が過緊張を起こしたか?
内臓がひどく疲れたり何らかの理由でダメージを受けると、その周りにある組織が防御反応で固まります。
疲れたり、壊れたりした部分を、硬くなって守ろうとするのです。
その内臓に最も近い筋肉が腸腰筋です。
kayさんの場合、食べ過ぎで内臓が疲れることはまずないでしょう。
しかし、身体に疲労が蓄積しているときは、少量のナッツ類でも、ちょっと古いものだったり、うっかりよく噛んで食べなかったりすると、内臓にダメージを与えることがあります。
その状態で腹筋運動をすると、上げるときよりむしろ下りる時の動作で腸腰筋が②と同じ状態になるわけです。
なので、ひどく疲れがたまっている時は、何も食べない。又はできるだけ新鮮な物を食べる。いつもよく噛んで食べているつもりでも更によく噛んで食べる。
ということが必要だと思われます。
あとは解剖図を見て腸腰筋の場所を把握しておく。
時々お腹を時計回り(の の字方向)にさすって内臓感覚を日ごろから磨いて、内臓の異常に早めに気付いてあげる。(いつも触っていると、お腹の張り具合、左右差、温度など触れば触るほど感じられるようになります)
ある程度体を鍛錬することも大切ですが、体の声に耳を傾けること、気付いてあげることも同じくらい大切かと思います。