勉強を続けるには励みが必要だ。
勉強は自主的にやるのが良く、強制されたものでは、感性が窒息し、想像力が育たない。
しかし、勉強が面白くなるのは、入門を超えてからであり、それまでは、ある程度の忍耐が必要である。
初めてすぐに面白い勉強なんてものはない。
そこで、勉強を楽しく続ける工夫が必要だ。
そのために世に現れた画期的なものが、Studyplus(スタディプラス)である。
言うまでも無く、私はStudyplusとは何の関わりもないが、客観的に非常に良いと思うのでご紹介する。

※Studyplus(スタディプラス)サイトへのリンクは、この記事の最後の方に記載してある

◆Studyplusとは何か?
サービス名ともアプリ名とも言える。
一種のSNS(ソーシャル・ネットワーク・サービス)で、FacebookやTwitter、あるいは、mixiと似た部分もある。
学習目的に特化したSNSと言って良いかもしれない。
他のSNSのような、強引や勧誘や、無理に情報を公開させるような狡猾な仕組みもない。

◆どんなデバイスで使えるか?
インターネットに接続できるパソコン、スマートフォン、タブレットPCどれでも使える。
Android用、iOS用専用アプリは無料で、サービス利用も無料だ。

◆誰が使っているか
多いのは高校生や、TOEICや資格取得を目指す社会人だが、どんな人もいる。
中学生の利用者も多いし、別に小学生や年配の人が使っても構わないし、有益だ。
やはり勉強熱心なユーザーが多いと思う。

◆何をするものか
まず、学習履歴を記録する。
教材名を登録し、今日は何分勉強したかを書き込んでいく。
教材名は、市販の本なら、Amazonから検索して画像付きで登録できる。
市販されていなくても、自分で教材名を登録すれば良い。「新聞」とか「聖書」でも良い。
それぞれの教材について、今日やった勉強時間を登録すれば、勉強状態を様々にグラフ化してくれる。長期的な学習記録を見るのは面白いし、励みになるだろう。

Studyplusの中で、Facebookのように友達を作ったり、コミュニティに参加したり、自分でコミュニティを作ることもできる。
同じような勉強をしている者同士で交流できるのだ。
自分のプロフィールは好きな範囲で公開できる。
会員のプロフィールや学習内容、趣味嗜好などは、タグや文字で検索でき、関心を持てる会員は割と簡単に見つけられる。
例えば、「TOEIC」、「英会話」、「情報処理技術者試験」、「理系」、「高校生」、「医学部」、「アニメ」、その他のタグが既に数多く登録されている。
タグがなければ、好きな言葉で検索すれば良い。
会員はすでに20万人を超えており、学習に関する共通性のある仲間は簡単に見つかる可能性は高い。

それぞれの教材に対する勉強時間を公開できる(公開しなくても良い)。公開している人の勉強時間やコメントを見ることもできる。これが意外に共感を感じて励みになる。他の人の、そういった学習記録に対して、「いいね」ボタンを押したり、コメントをしたりもできる。
同じ勉強をしている者同士では、共通性も多いので、普通のSNSより良い交流ができるのではないかと思う。
教材を教えあったり、勉強の仕方を教えあえば、教わる方はもちろんだが、教える方も得ることが大きいものである。

いろいろ書いたが、まだまだ書き足りない。
説明を聞くより、使ってみれば分かる。
ほとんどの人がすぐに夢中になるだろう。そして、学習の意欲を高めるだろう。
学生はもちろん、勉強をしなくなった社会人も勉強がしやすくなり、能力を高めることができるだろう。
こういうものがなかった昔の人が気の毒に思えるほどだ。

私は、一般のSNSは、害も多いと思う。暇な人がつまらないことをしたり、ユーザーが、主催者のビジネスに過剰に利用される場合が多いからだ。
しかし、Studyplusのように、学習という目的があり、そして、同じ内容の学習者同士では、プラスの共通性があって、共感を得やすいし、交流も肯定的なものになるだろう。
これは、SNSというよりは、学習ノウハウを構築するUGC(ユーザー構築コンテンツ)や、CGM(顧客構築メディア)と言えると思う。
また、Studyplusもスポンサーで成り立っている部分もあるとは思うのだが、スマートフォンやタブレットPCでは全く広告を見ないのが、何か不思議だが、やはり新鮮である。

◆Studyplus(スタディプラス)HPはこちら◆

尚、こういったUGC型、CGM型のSNSを使うには、やはり、UGCやCGMの考え方を理解している方が有利だ。
それは、若い人がやっているように、経験で学べば良いことであるが、論理的な仕組みや知識、そして、こういったものが勢いを持つ文化的、理論的背景を知っておくのも良いことに違いない。
そのために非常に役に立つと思う書籍をご紹介しておく。









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