百パーセントの良心で仕事をしている人はいない。
ジークムント・フロイトは生活のために、やむなく精神科医になり、また、患者を興味深い観察対象・・・もっと露骨に言えば実験動物のように思っていた面もあったのではないかと思う。そして、彼の研究意欲は旺盛であり、そのため、治療はいつも極めて熱心だった。しかし、実際には治療に成功したことはほぼ皆無であった。
ところが、それにも関わらず、患者はフロイトを慕い、感謝していたという。また、なんだかんだ言っても、心の研究における彼の功績は計り知れない。
きっと、フロイトの治療活動や、研究活動の中には、良心の部分もあったのだと思う。
アイドルのAKB48や、そこから分化したグループのファンサービスは素晴らしいものらしい。
アイドル特有のファンサービスとして、握手会というものがある。これは、一般的には、売り出し中のアイドルがやることで、売れてしまえば「卒業」できる。何百人と握手すれば、力強く握ってくる男も少なくないことから、手が腫れ上がり、夜に水道水を当てて長い時間冷やしていることもあると聞く。苦行と言えるかもしれない。
しかし、AKB48関係では、「大物」になってもこれを続け、しかも、一人一人に心のこもった対応をするようだ。
これは確かに、営業上の行為であろうが、やはり、良心の部分がちゃんとあると思う。
なぜ、そのようなことが言えるかというと、良心というものは、テレパシーで伝わり易いものだからだ。
逆にいえば、良心が無ければ、集合的な心により伝播するテレパシーは発生せず、成功することはない。
アントニオ猪木さんが、「日本を元気に」と言って回っているのには、ビジネスの部分が大半なのだろうが、やはり良心があるのだと思う。それは、やはり伝わっているのである。
冨田勲さんが、新作交響曲『イーハトーヴ』について、「これを聴いて、(特に東北の震災に遭った人達が)元気になってくれたら・・・(しばらく沈黙)・・・嬉しい」と言った時の顔は、全く偽りのないものだった。無論、あの作品だって、ビジネスという面はあるだろう。しかし、ほとんどが良心で創られていた。それはもう強く、強く伝わってきたのである。
コンピュータ業界はビジネス最優先の世界だ。
ビル・ゲイツがパソコン用プログラミング言語のBASIC、パソコン用OSのMS-DOS、そして、Windowsなどを作ったのも、ビジネスで成功するためだった。しかし、やはり、彼自身が、少年の時に自分のコンピュータを欲しいと思ったことを忘れず、全ての人が自分の素晴らしいコンピュータを持てるようにしてやりたいという良心があったのだと思う。
ジョブズに至っては、自分の利益と名誉のために奮闘し、大成功したが、やはり、ユーザーに最上の製品を届けたいという想いの中に良心はあったのだろう。
私が、コンピュータ世界の中で最も良心を感じるのがBASIC言語である。
ダートマス大学の2人の数学教授ジョン・ケメニーとトーマス・カーツが、文系の学生にもコンピュータを勉強してもらうため、科学計算用プログラミング言語Fortranを基に、解り易いプログラミング言語BASICを作った。
そして、これをパブリックドメイン(著作権を放棄し、誰でも利用できるようにすること)にして公開した。
ビル・ゲイツは、このBASICをパソコン用に作り直し、これを商品にしてマイクロソフトを起こしたのだ。
ケメニーとカーツは、その後も自分達のBASICを改良し、あまり使われていないが、True Basicとして完成させた。
マイクロソフトも、ずっとBASICを主力言語としてきた。
だが、コンピュータ業界は、ますます良心を無くしてしまっている。
ビル・ゲイツが去ったマイクロソフトも、スティーブ・ジョブズを無くしたアップルも、近視眼的になり、目先の利益のことばかり考えているのではないかと思う。
リアルソフトウェア社は、マイクロソフトからBASICのシェアを奪うチャンスだったが、サポート料で儲ける意図のためか、良い製品なのにぱっとしない。有料サポートが必要な製品がろくなものでないことは、誰でも知っているはずだ。
そこにいくと、ファイルメーカー社のFileMakerに期待したい気持ちはある。Webの宣伝を見ると、いやらしいくらいの商売根性は感じるのだが、良心もあるのではないかと思う。
仕事に良心を込めると、それは、集合的な心に入り込み、人々に伝わるだろう。
それに応じて、良い結果を得るだろう。
ただし、それが本当に良心であるかどうかは、よく吟味した方が良い。
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ジークムント・フロイトは生活のために、やむなく精神科医になり、また、患者を興味深い観察対象・・・もっと露骨に言えば実験動物のように思っていた面もあったのではないかと思う。そして、彼の研究意欲は旺盛であり、そのため、治療はいつも極めて熱心だった。しかし、実際には治療に成功したことはほぼ皆無であった。
ところが、それにも関わらず、患者はフロイトを慕い、感謝していたという。また、なんだかんだ言っても、心の研究における彼の功績は計り知れない。
きっと、フロイトの治療活動や、研究活動の中には、良心の部分もあったのだと思う。
アイドルのAKB48や、そこから分化したグループのファンサービスは素晴らしいものらしい。
アイドル特有のファンサービスとして、握手会というものがある。これは、一般的には、売り出し中のアイドルがやることで、売れてしまえば「卒業」できる。何百人と握手すれば、力強く握ってくる男も少なくないことから、手が腫れ上がり、夜に水道水を当てて長い時間冷やしていることもあると聞く。苦行と言えるかもしれない。
しかし、AKB48関係では、「大物」になってもこれを続け、しかも、一人一人に心のこもった対応をするようだ。
これは確かに、営業上の行為であろうが、やはり、良心の部分がちゃんとあると思う。
なぜ、そのようなことが言えるかというと、良心というものは、テレパシーで伝わり易いものだからだ。
逆にいえば、良心が無ければ、集合的な心により伝播するテレパシーは発生せず、成功することはない。
アントニオ猪木さんが、「日本を元気に」と言って回っているのには、ビジネスの部分が大半なのだろうが、やはり良心があるのだと思う。それは、やはり伝わっているのである。
冨田勲さんが、新作交響曲『イーハトーヴ』について、「これを聴いて、(特に東北の震災に遭った人達が)元気になってくれたら・・・(しばらく沈黙)・・・嬉しい」と言った時の顔は、全く偽りのないものだった。無論、あの作品だって、ビジネスという面はあるだろう。しかし、ほとんどが良心で創られていた。それはもう強く、強く伝わってきたのである。
コンピュータ業界はビジネス最優先の世界だ。
ビル・ゲイツがパソコン用プログラミング言語のBASIC、パソコン用OSのMS-DOS、そして、Windowsなどを作ったのも、ビジネスで成功するためだった。しかし、やはり、彼自身が、少年の時に自分のコンピュータを欲しいと思ったことを忘れず、全ての人が自分の素晴らしいコンピュータを持てるようにしてやりたいという良心があったのだと思う。
ジョブズに至っては、自分の利益と名誉のために奮闘し、大成功したが、やはり、ユーザーに最上の製品を届けたいという想いの中に良心はあったのだろう。
私が、コンピュータ世界の中で最も良心を感じるのがBASIC言語である。
ダートマス大学の2人の数学教授ジョン・ケメニーとトーマス・カーツが、文系の学生にもコンピュータを勉強してもらうため、科学計算用プログラミング言語Fortranを基に、解り易いプログラミング言語BASICを作った。
そして、これをパブリックドメイン(著作権を放棄し、誰でも利用できるようにすること)にして公開した。
ビル・ゲイツは、このBASICをパソコン用に作り直し、これを商品にしてマイクロソフトを起こしたのだ。
ケメニーとカーツは、その後も自分達のBASICを改良し、あまり使われていないが、True Basicとして完成させた。
マイクロソフトも、ずっとBASICを主力言語としてきた。
だが、コンピュータ業界は、ますます良心を無くしてしまっている。
ビル・ゲイツが去ったマイクロソフトも、スティーブ・ジョブズを無くしたアップルも、近視眼的になり、目先の利益のことばかり考えているのではないかと思う。
リアルソフトウェア社は、マイクロソフトからBASICのシェアを奪うチャンスだったが、サポート料で儲ける意図のためか、良い製品なのにぱっとしない。有料サポートが必要な製品がろくなものでないことは、誰でも知っているはずだ。
そこにいくと、ファイルメーカー社のFileMakerに期待したい気持ちはある。Webの宣伝を見ると、いやらしいくらいの商売根性は感じるのだが、良心もあるのではないかと思う。
仕事に良心を込めると、それは、集合的な心に入り込み、人々に伝わるだろう。
それに応じて、良い結果を得るだろう。
ただし、それが本当に良心であるかどうかは、よく吟味した方が良い。
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独裁者として大きな成功をおさめた後に、葬り去られた数々の人たちも、始めは良心が自身を凌駕していたからこそ、背後霊団の強力なバックアップが得られたものと確信できます。
どの当たりからか勘違いが生じ始め、自我が自身を凌駕してしまい、結果的に背後霊団に見限られた。 そう考えるとつじつまが合うようです。 幼い発想ですが、幼さの中にこそ良心が潜んでいるのかも知れませんね。