「善い人は早死にする」とよく言われるが、それは本当だ。
一方、悪人は病気にならないし、元気に長生きする。
もし、悪人が病気になるとしたら、それは、その者に仏心が芽生えた時だ。
極悪人が、牧師の教えにほだされて、宗教に興味を持ち始めると、途端に病気になるものだ。

また、悪人てのは商売が上手い。大儲けする。
本物の善人が商売で成功したりはしない。

そのカラクリはこうだ。
人間の中には、プラス生命体とマイナス生命体が同時に宿っている。
プラス生命体は、大方で善と言ってよく、マイナス生命体は悪の性質を持つ。
1人の人間の中で、それがせめぎ合っている。
それで、いずれかの生命体が極端に優勢であれば、エネルギーも最大だ。
プラス生命体のエネルギーとマイナス生命体のエネルギーは打ち消しあうからだ。
しかし、肉体を持っている限り、善が7割以上を占めることは難しい。
よって、人類においては、悪の勢力の方が強い。

黒住宗忠という、江戸末期の神道家がいた。
子供の頃から、親孝行で、誰にでも優しい、素晴らしい善人だった。
しかし、30歳くらいになり、両親が相次いで亡くなると、重病になり、起き上がることもできなくなり、死を待つばかりとなった。
私は、彼は超善人と伝えられているが、内面には悪を抱えていたのは間違いないと思う。
その悪と戦っていた彼のエネルギーは消耗しており、当時としては体力がかなり無くなる30歳ともなれば、身体も持たなくなったのだろう。
ところが、死を覚悟した時、マイナス生命体が消えてしまった。
伝わっている話では、宗忠の中に、天照大神の生命が入ってきたというが、天照大神は大きなプラス生命体である。
それで、宗忠は超人になってしまい、イエス並の奇跡もいくらでも起こせた。
さてさて、宗忠には何が起こったのだろう?
ちなみに、イエスや釈迦は、元々、マイナス生命体が無かった。

人間は、個人でも集団でも、マイナス生命体が優位になり、必ず悪が栄える。
「悪が栄えた試しはない」とも言うが、それは、悪同士が争うからというだけの理由だ。
一方、善同士は争わないので、一応は、正しい者が勝つように見える。
もし、善同士が争っているように見えても、それは、一部に善を現しているかもしれないが、内部は悪に支配されている者同士の争いだ。

中国という国家は、指導者達が悪に支配されているので、強くて賢い。
老子や荘子なんていう中国の英知は、別に善であることを指向はせず、むしろ、「是非好悪を捨てよ」と教えているのだ。
日本の指導者も悪であるが、善指向なので、弱くて馬鹿なのだ。これに関しては、民主党の方が自民党より善なので、やはり、より無能だった。自民党の方が、まだ、国家の利益を多少は確保するだろう。
つまり、国家の指導者なんて、みんな本質は悪なのだ。それを前提にしないといけないのだ。
だから、大悪人に「しっかりやれよ」と政治を任せ、金も自由にさせ、ただし、上手に管理すれば良いのである。
「よっしゃ、よっしゃ」と賄賂を取る田中角栄ほど優れた政治家はいなかった。
プーチンなんて絶対に悪人だが、実績は凄いのである。
有名な宗教家であった五井昌久さんが、「小善人になるくらいなら大悪人になれ」なんて言ったのは、やはり、彼には知恵があったからだ。

だが、大悪人になど、なれやしない。
悪いことはしても、やはり、善人でいたいという気持ちがあるのだ。それはどうにもならない。
それで、誰しも、年を取れば、エネルギーを失い、老いさらばえて死んでいくのだ。
では、どうすれば良いかというと、マイナス生命体の性質を利用するのだ。
難しい話は省略する。
マイナス生命体は、肉体に執着する。
それで、黒住宗忠が死を受け入れた時、マイナス生命体は、「こりゃ、たまらん」と言って逃げ出したのだ。
瞬間的にマイナス生命体が停止すれば、誰でも奇跡の力を発揮する。
昔、死を覚悟して、真剣を持った剣術の達人に向かっていった空手家がいたが、戦った記憶はないのだが、意識が戻れば、剣術家が伸びていたという。死を受け入れた時、マイナス生命体が消えたのだ。ただし、普通は、マイナス生命体は消えても、また戻る。
宗忠は、その後、荒行をして、マイナス生命体を抑えるコツを掴んだのだ。

食を慎むことは、マイナス生命体への最大の嫌がらせだ。
当然、マイナス生命体は反発し、どうしてでも食べさせようとする。大抵は、それに負けてしまう。
しかし、大きな怒りや絶望を持った時、そのエネルギーをマイナス生命体に対抗させるれば効果的だ。マイナス同士は戦って打ち消しあう。
私も昔、絶望的なことを感じた時、それまで、ごく普通に沢山食べていたのに、10日も断食したことがある。その時は、超能力も自在だった。

拒食症というのは、言っては悪いが、悪が根深いのだ。しかし、本人は善を求めている。しかも、悪が根深いのは、本人の責任ではないことが圧倒的だ。両親の歪んだ偏見のためであったり、あるいは、何か衝撃的なものを見たというのが原因だ。悲劇的なものである。
拒食症の治療には、その者をいったん悪に染めるしかない。
ただし、これも、詳しく語ると長いので、ここまでにしておく。

まあ、心配しなくても、あなたにも、嫌いな人や憎い人の1人や2人はいるだろう。
復讐したい相手がいるなんて最高だ。
その感情を食の慎みの力にすることだ。
食の慎みが高貴なことだなんて考える必要はない。
修羅の道、餓鬼の道で十分だ。
目には目、歯には歯、餓鬼には餓鬼だ。
ただし、悪のマイナス生命体を抑えたら、福音書を読み、プラス生命体を常に優勢にするのだ。
それで超人になった人もかなり多いのだ。

簡略を帰すために、多少、乱暴なことを書いたことを断っておく。
しかし、アセンション(次元上昇)後の闇の勢力の活動が激しい。このままでは、また世界は地獄に向かう。
参考にして欲しい。









↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ
  
このエントリーをはてなブックマークに追加   
人気ランキング参加中です 人気blogランキングへ にほんブログ村 哲学・思想ブログ 人生・成功哲学へ