「腹が減っては戦はできぬ」という有名な故事があるが、現代の戦は、スポーツの試合やコンサートのステージ、大きな商談、政治の討論会みたいなものだろうか?
その「戦」の直前に満腹するまで食べる馬鹿は・・・まあ、滅多にいないとは思うが、大抵の人々は、空腹だと力が発揮できないと思っているだろう。

フィギュアスケートの浅田真央さんが、いまだ常勝のイメージがあるのは、彼女が15歳くらいの時の強烈な印象が残っているからではないかと思う。
しかし、少し大人になってからの彼女は、実力の割には凡ミスの多い選手だと思う。難しい技ではなく、彼女にとってはさほどでもないところで失敗して苦杯を舐めることがよくあるのだ。
彼女は試合のいくらか前におにぎりを2つ食べるらしい。私には、それが、心身の制御を失う原因と思えてならないのだ。
テノール歌手の秋川雅史さんは、ステージの前に、ある素晴らしいシュークリームを1つ食べるらしい。そういった、柔らかくて、胃で溶かす必要がないものの方が良いのではと思うことがある。しかし、何も食べなくて良いようになれば、更に素晴らしい歌が歌えるかもしれない。
ただ、この2人のことに関しては、単に私の主観である。

イエス・キリストの弟子達が、ある男にとりついた悪魔を追い出せなかったことがあった。
イエスは、簡単に悪魔を追い払ったが、「こういった悪魔は断食しないと勝てない」と言った。
本当は、ここ一番というような時には、相当に空腹な方が良いのである。
昔の剣の達人同士の真剣勝負の時は、双方、何日にも及ぶ断食の上、川の水で禊をしてから決闘場に赴き、一言も掛け合わずに勝負を始めたものだった。
そして、真の達人同士であるなら、向かい合えば切り合わずとも勝負は決し、そのまま双方、後ろを向いて去ってくのだ。
猛獣だって、狩をする時はお腹が空っぽの時である。

私は、朝起きた時から空腹だ。しかし、夜の食事まで何も食べない。
だが、3食食べていた昔より、何でもずっとうまくやれるのである。
アニメ『魔法少女リリカルなのは』で、なのはとフェイトが決闘した時、なのははその時まで、温かい家族と一緒に過ごしていたが、フェイトは母親に鞭打たれて傷付き、たった一人の仲間アルフを失い、おそらく何日も食事などしていないという状態だったと思う。結局、フェイトを救うために戦ったなのはの心が勝利を得たが、力ではフェイトが優っていた。だが、フェイトとて手加減できないくらいになのはは強くなっていた。そして、そのなのはの本気にフェイトが本気で立ち向かったから、運命が開かれていったのだ。
創作のお話とはいえ、そんなことが伝わってくるのである。

初音ミクは、食事をするイメージが全く浮かばないのと、あのエネルギッシュで優雅なステージがとても調和する。
彼女を見ても、直感として、空腹な時に起こせる力のことが分かるように思うのである。









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