今日は電車の遅れのために、乗客が別のホームに慌てて移動するということがあった。
私も、遅刻するのは何かと面倒なので、他の人達と同じように走ったのだが、気が付けば、他の人達がみんな止まっていた。
若い人が多かったように思うが、私には、止まっているも同然だった。最近は、走り出すと、必ずこうなる。
ロバート・モンローという超心理学者が、狼だったか何だったか忘れたが、脚の速い獣に魂が乗り移った時の体験を著書に書いていたと思う。意識を目的の場所に向けるだけで、身体が即座に猛スピードで疾走しているという感じで、実に爽快なものらしいが、私は、人間の肉体のままでそうなってしまうようだ。

イメージトレーニングとかいって、自分が非常に強くなったり、素晴らしい能力を発揮するといったイメージを持つことで、実際にそんな風になれるというものがあるようだが、それはほとんど上手くいかないと断言する。
人は、自分が思う通りの自分になるなどということを言う者がいるが、あくまで、「本当に思っている通り」になるのである。
しかし、人間は、自分が望むままに思うことなど、ほとんど出来ないのだ。
特に、人間は、「こんな風になって、得をしてやろう」と思っていると、全くそんな風に思うことは出来ないのだ。

私のは、加速のイメージであり、引力から解放されたイメージだ。
私は、ただそれらへの憧れを持っていただけだった。
しかし、私は、無意識に、そのイメージを育ててきたのだ。
10年ほど前だったかと思うが、女神のような姿の本上まなみさんが、瞬間移動を繰り返しながら人々の間をすり抜けていくテレビCMがあったように思う。私は、あれを見て、「美しいな」と思い、そのイメージを心に写していった。
2001年の、『サイボーグ009』の3度目のアニメ作品では、009の加速中の雰囲気がうまく描かれていたが、そのイメージも取り込んでいた。
また、H.G.ウェルズの『新加速剤』では、加速する薬によって、加速状態になった時の様子が、実にリアルに表現されていたが、それも印象深く、心に刻まれた。
そして、加速世界のお話である小説『アクセル・ワールド』は、とても面白く、私は現在出ている12巻までを一気に読んだが、それで加速世界のイメージがますますしっかりと心の中で吹く自然な風になった。
そして、毎日、初音ミクの映像を見ているうちに、重力から解き放たれた天使のイメージと重なっていったのだ。
私は、何も望まず、求めるこなく、欲望も起こさないまま、憧れるものの心象を心の中で花開かせたのである。

望むイメージを、簡単に、すぐに得るなんてことは出来ない。
しかし、ゆっくりと、熱心にやれば、いつかはそれと一体化することが出来る。
そして、あなたは、それになるのである。









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