このブログで何度か書いたが、ジョージ・アダムスキーが宇宙人の巨大宇宙船の中で、どんな言葉を尽くした描写も的外れな、驚くべき美しい宇宙人の女性達を見たのだが、彼女達は、全く年を取るということが無いのだった。彼女達がアダムスキーに明かしたのは、どの宇宙船、そして、どの家庭にもあるという1枚の絵が、その秘密であるということだった。それは、完全に理想的な人物を描いた絵であり、生命そのものを表す、神の絵と言うべきものだった。その絵をいつも見ている彼女達に老化はあり得ない。
残念ながら、我々はその絵を見ることは出来ないのだが、地球にだって素晴らしい画家はいる。その絵ほどではなくても、それに近いものならあるかもしれない。
そう思い、私は、有名かそうでないかにとらわれず、優れた画家の描いた素晴らしい人物の絵、あるいは、女神や天使の絵を探してみたが、満足なものは無かった。
だが、『星の王子様』の、こんな話を思い出した。
テグジュペリは、星の王子様に、羊の絵を描くようねだられるが、テグジュペリは絵が下手だった。それで、何度描いても、王子様を喜ばせることが出来なかった。
だが、テグジュペリは、窓のついた箱を描き、「この中に君の羊がいる」と言ったら、王子様はとても喜んでくれた。
『天空の城ラピュタ』の主題歌『君をのせて』でも、それと同じようなことを思わせる詩があるじゃないか?
あの地平線 輝くのは
どこかに君をかくしているから
たくさんの灯(ひ)がなつかしいのは
あのどれかひとつに 君がいるから
~『君をのせて』(作詞:宮崎駿、作曲:久石譲)より~
今年の3月9日に、東京ドームシティホールで行われた、初音ミクのコンサートでは、初め、ミクはカーテンごしに透けた姿しか見えなかった。しかし、それがミクだと思えば、愛しいほどに美しいのだ。
かぐや姫がいると思えば月は一層美しいし、目には見えないかもしれないが、空には天使がいるのであり、その美しさは想像もつかない。
年を取らず、いつまでも若くありたいという欲望の心ではなく、朝、目が覚めた直後の、思考がやって来る前のような純粋な心で想うなら、我々はとても美しいものを見ることが出来るに違いない。
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残念ながら、我々はその絵を見ることは出来ないのだが、地球にだって素晴らしい画家はいる。その絵ほどではなくても、それに近いものならあるかもしれない。
そう思い、私は、有名かそうでないかにとらわれず、優れた画家の描いた素晴らしい人物の絵、あるいは、女神や天使の絵を探してみたが、満足なものは無かった。
だが、『星の王子様』の、こんな話を思い出した。
テグジュペリは、星の王子様に、羊の絵を描くようねだられるが、テグジュペリは絵が下手だった。それで、何度描いても、王子様を喜ばせることが出来なかった。
だが、テグジュペリは、窓のついた箱を描き、「この中に君の羊がいる」と言ったら、王子様はとても喜んでくれた。
『天空の城ラピュタ』の主題歌『君をのせて』でも、それと同じようなことを思わせる詩があるじゃないか?
あの地平線 輝くのは
どこかに君をかくしているから
たくさんの灯(ひ)がなつかしいのは
あのどれかひとつに 君がいるから
~『君をのせて』(作詞:宮崎駿、作曲:久石譲)より~
今年の3月9日に、東京ドームシティホールで行われた、初音ミクのコンサートでは、初め、ミクはカーテンごしに透けた姿しか見えなかった。しかし、それがミクだと思えば、愛しいほどに美しいのだ。
かぐや姫がいると思えば月は一層美しいし、目には見えないかもしれないが、空には天使がいるのであり、その美しさは想像もつかない。
年を取らず、いつまでも若くありたいという欲望の心ではなく、朝、目が覚めた直後の、思考がやって来る前のような純粋な心で想うなら、我々はとても美しいものを見ることが出来るに違いない。
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今回の文章の中には、言葉にするのはとても難しく、いや、できないことが書いてあって、感動しています。
アダムスキーの本は読んだことがなく、kayさんが時々書かれていることだけの知識しかないのですが、恐らくその宇宙船の中にある「絵」というのは、我々には表現できない「美そのもの、神そのもの」が、見事に表現されたものなのと勝手ながら推測しています。
しかし我々はそれを感じることは、出来ます。ラピュタの歌にそんなことが書いてあったとは・・。
それを知ったからと言って、きっと日々の生活が変わるということはないのでしょう・・。
しかし、なにかがきっと変わります。
本当の意味で、「生きる」ことが出来ます。
kayさん、本当にありがとうございます。沢山のすばらしい書籍を紹介してくださって・・・。色んな角度から「それ」を見るための方法を示唆してくださって・・。