先日、テレビ放送されていた映画『アラビアのロレンス』の録画を少しだけ見た。最初の10分程度だが、それだけで傑作だった。
あれほどの男がバイクの事故で死ぬところから始まり、様々な人たちに、ロレンスがどんな男だったか尋ねると、その評価はてんでばらばらだった。実績はともかく、その人間性においてだ。人間のクズだと言わんばかりの者もいれば、偉人だったと言う者もいる。
岡本太郎の言ったことを思いだす。
「誤解されたっていいじゃないか?いや、誤解されないといけない」
「嫌われたっていいじゃないか?いや、嫌われないといけない」

ロレンスが、マッチの火を指で消すという芸当を見せる。誰かが真似をしてやると、本当に熱くて飛び上がる。
「コツは?」とロレンスに尋ねると、ロレンスは「熱さを忘れること」と言う。
砂漠を旅している中で、ロレンスは渇きを覚えた。砂漠の民の男と2人だったが、その男に、一杯だけ水を飲んで良いと言われ、水筒の水を汲むが、その男に「君は?」と聞くと、彼は、自分は飲まないと言う。ロレンスは、「では、私も」と、水を水筒に戻す。
ロレンスは、渇きを忘れることだってできたのだ。

マッチの火を指で消すくらい簡単だと言う者もいるかもしれない。
能力開発の世界的教師であるアンソニー・ロビンズの火渡りは有名だ。火のついた墨の上を、自分だけでなく、セミナー受講者達にも歩かせる。
ロビンズの師で、NLP(神経言語プログラミング)の開発者として世界的に名高いリチャード・バンドラーも、著書の中で、ロビンズの名を上げないまでも、彼の火渡りはまやかしと断ずる。単なる歩き方のテクニックだと言う訳だ。
だが、世界的量子物理学者フレッド・アラン・ウルフは、自らロビンズのセミナーで火渡りを体験し、物理学者の名にかけて、科学的には説明できないと著書で述べた。
ところで、念のため言っておくと、私は、ロビンズよりバンドラーを信頼している。ロビンズは目立ちたがり屋だ。本当に有益なことを学べるのはバンドラーだと思う。

私は、ライターの火で自分の手をあぶって平気な男を見たことがあるし、自分でもやってみた。
逆に、ただの十円玉を、「火であぶった後で熱い」と思わせることで火傷をさせることもできる。

「熱さを忘れる」
ロレンスのこの100万ドルのコツを覚えておくと良い。
忘れるには、恐れないことだ。熱さを恐れるな。
恐れなければ忘れる。恐れを消すことを常に考えろ。
熱さを恐れなければ、熱さを忘れる。熱さを忘れれば、熱さはない。
そして、何も恐れなければ、全て忘れる。全てを忘れれば、自己を忘れる。自己を忘れれば神になる。









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