太田裕美さんの『しあわせ未満』という歌の中に、

ついている奴 いない奴
男はいつも2通り
(作詞は松本隆さん)

という歌詞があるが、私は、一度聴いただけで、そこのところを憶えていた。
多分、本当にそうだと思っているからだろう。
どこかの国で、列車に乗っていて、トイレに行ったら使用中だったので、別の車両のトイレに行ったところ、元いた車両が爆撃され、危うく命拾いしたという人の話を読んだことがある。
たまたま偶然だろうか?
私には、そう思えない理由がある。私が昔住んでいた団地の前に、交通量の多い車道があった。決して真似しないで欲しいが、私は、7つくらいの時、物陰から目をつぶって飛び出せば、車は来ないと決めて、いつもそうしていた。姉が何度か目撃して、非常に恐れたようだ。私は、死ぬか大怪我をしていても不思議はないが、本当に車は一度も来なかった。
そんなことがあったので、私は、運というものにとても興味を持った。

『ヒマラヤ聖者の生活探求』の最終巻である5巻は、簡潔にまとめられた秘法の書のようなものだ。素直な人なら、これだけで十分だろうが、1~3巻の著者の体験記録を読み、4巻の、著者の講演録を読めば、より実感が強いかもしれない。
この第5巻に、F.H.ローソンなる、イギリス人の驚異的な人物のお話がある。第一次世界大戦で数百人の部下を率い、最も困難な任務にあたりながら、負傷者の1名も出さなかったという。著者のベアード.T.スポールディングは、イギリスに直接彼を尋ねたが、彼等の前で惨劇寸前の事故があり、著者の目の前で、ロースンは奇跡を起こして、死んでも当然だった者を全くの無傷で救った。
私は、この話に感激しながら、正直、信じ切っていなかったかもしれない。
ところが、ジョセフ・マーフィーの『人生は思うように変えられる』という本に、このF.H.ローソンが引用されていた。マーフィーは、ローソンの著書を読んだもののようだ。そのローソンの本では、第2次世界大戦で、イギリスのウイットルゼイ大佐率いる一連隊が5年間戦って一人の死者も出さなかった話が述べられているようである。
ローソンは、ウイットルゼイがなぜそんなことが出来たのかの秘密を明かしているが、それは、聖書の詩篇91を連隊の全員が暗記し、規則的にくり返し祈ったことである。マーフィーのその本によると、この詩篇91番は「防御の詩篇」と呼ばれるもののようだ。
マーフィーは、常に豊かでいたいなら23番を、そして、常に安全でいたいなら、91番をいつも読むように薦めているようである。
奇跡の力らしいものに守られて生き延びたらしい私も、その効果はあると思う。
下に、私も保有する、詩篇付きの小型新約聖書をご紹介しておく。良い翻訳と思う。









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