人生に目的はあるのだろうか?
解剖学者の養老孟司さん、精神分析学者の岸田秀さん、仏教評論家のひろさちやさん等は、善意であると思うが、人生というものに目的は無い、あるいは、あるべきで無いといったことを書いておられるように思う。
だが、人生に目的はある。ただ、世間的な目的なら、確かに、無い方が良い。
子供に、大人に聞かせるための人生の夢を言わせてはならない。それは、子供の可能性を著しく狭め、封じ、歪め、窒息させてしまうことだ。
岡本太郎が、「子供は小学生にもなれば、どんな絵を描けば教師に褒めれるか分かるようになる。それで、そんな絵を描くのだが、そんな絵は卑しい」とよく言っていたと思うが、子供の夢も同じである。
何かのテレビCMで、小学生の子供達が夢を語るものがあったが、私はそれを聞いていて、虚しく、悲しく、気味が悪かった。
子供の本当の夢は、世間の大人が聞けば、眉をひそめるようなものでなくてはならない。
大人の言う大きな夢は、奴隷の夢でしかない。
「子供の将来の夢ベスト10」なんてアンケート結果に出てくるような夢を、子供は真面目に言ってはならないし、言わせてもならない。
まだ小学生なのに、本心からの夢を言う子がいないのは、子供は、そんなことを言うと、嫌な思いをさせられることを知っているからだ。
独裁国家では、子供の時から、独裁者に奉仕する目標は賞賛されるが、それに反するか役立たない目標を言うと、非難され、屈辱を与えられることはご存知と思う。しかし、日本でも、根本的には同じである。
そのように、我々は、子供の頃に、奴隷の足枷をはめられてしまっているが、それを外してしまうことが本当の目的である。
我々が語るべき夢は、世間からは、見下されるだけならまだマシで、激しく非難され、狂人扱いされるのが当たり前だし、それを推進すると(すべきだ)、あらゆる迫害を受けるかもしれない。あなたを愛する人でさえ、戸惑わせ、悲しませることだろう。
だが、千万人といえども我往かん、自らの正義を貫け。それでこそ、真に生きるということである。
「宇宙人?未来人?そんなのいるワケねー。でも、ちょっとはいて欲しい、みたいな最大公約数的なことを考えるくらいにまで俺も成長したのさ」
「涼宮ハルヒの憂鬱」(谷川流著)の中の、キョン(高校1年生男子)の言葉だが、これも、単に世間に妥協したということではあるが、世間の差し出す宇宙人や未来人の作りもののイメージという意味でなら、ある程度は良いことだ。だが、そこに、世間の常識をはるかに超えた存在である涼宮ハルヒが現れ、キョンの世界は激しく揺さぶられることになるのである。
あなたも、ハルヒ(張る霊)に出会えることを祈る。
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解剖学者の養老孟司さん、精神分析学者の岸田秀さん、仏教評論家のひろさちやさん等は、善意であると思うが、人生というものに目的は無い、あるいは、あるべきで無いといったことを書いておられるように思う。
だが、人生に目的はある。ただ、世間的な目的なら、確かに、無い方が良い。
子供に、大人に聞かせるための人生の夢を言わせてはならない。それは、子供の可能性を著しく狭め、封じ、歪め、窒息させてしまうことだ。
岡本太郎が、「子供は小学生にもなれば、どんな絵を描けば教師に褒めれるか分かるようになる。それで、そんな絵を描くのだが、そんな絵は卑しい」とよく言っていたと思うが、子供の夢も同じである。
何かのテレビCMで、小学生の子供達が夢を語るものがあったが、私はそれを聞いていて、虚しく、悲しく、気味が悪かった。
子供の本当の夢は、世間の大人が聞けば、眉をひそめるようなものでなくてはならない。
大人の言う大きな夢は、奴隷の夢でしかない。
「子供の将来の夢ベスト10」なんてアンケート結果に出てくるような夢を、子供は真面目に言ってはならないし、言わせてもならない。
まだ小学生なのに、本心からの夢を言う子がいないのは、子供は、そんなことを言うと、嫌な思いをさせられることを知っているからだ。
独裁国家では、子供の時から、独裁者に奉仕する目標は賞賛されるが、それに反するか役立たない目標を言うと、非難され、屈辱を与えられることはご存知と思う。しかし、日本でも、根本的には同じである。
そのように、我々は、子供の頃に、奴隷の足枷をはめられてしまっているが、それを外してしまうことが本当の目的である。
我々が語るべき夢は、世間からは、見下されるだけならまだマシで、激しく非難され、狂人扱いされるのが当たり前だし、それを推進すると(すべきだ)、あらゆる迫害を受けるかもしれない。あなたを愛する人でさえ、戸惑わせ、悲しませることだろう。
だが、千万人といえども我往かん、自らの正義を貫け。それでこそ、真に生きるということである。
「宇宙人?未来人?そんなのいるワケねー。でも、ちょっとはいて欲しい、みたいな最大公約数的なことを考えるくらいにまで俺も成長したのさ」
「涼宮ハルヒの憂鬱」(谷川流著)の中の、キョン(高校1年生男子)の言葉だが、これも、単に世間に妥協したということではあるが、世間の差し出す宇宙人や未来人の作りもののイメージという意味でなら、ある程度は良いことだ。だが、そこに、世間の常識をはるかに超えた存在である涼宮ハルヒが現れ、キョンの世界は激しく揺さぶられることになるのである。
あなたも、ハルヒ(張る霊)に出会えることを祈る。
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