禅という、達磨さんの仏教には、色々、奇妙なお話も多い。
その中に、小坊主の人差し指を切り落としたという和尚さんのお話がある。もちろん、作り話であるので安心して欲しい。
あるお寺に、どんな質問をされても、人差し指を1本立てるだけという和尚さんがいた。
それを見ていた小坊主さんが真似したら、和尚さんは、この小坊主の人差し指を切り落とした。
そして、和尚さんは、小坊主さんに人差し指を立てて見せた。すると、小坊主さんは悟った。
和尚さんは、臨終の間際、師匠様に教わった1本指の禅を、一生かかっても使い切れなかったと感謝して死んだ。
これは、有名な禅の公案(問題)の1つで、いろんな人がいろんな難しい解釈を出している。私もそれらを読んだが、どれもさっぱり憶えていない。
私は、和尚さんは、単に、「肩の力を抜け」「腹に力を入れろ」と言っただけだと確信している。
それだけのために、小坊主さんの指を切り落とすのかというと、それは考え過ぎというものだ。これは、あくまで、これは公案(試験問題)である。
剣道や剣術も同じと思うが、ナイフの戦闘術では、ナイフを握った手の人差し指は開いている。もちろん、フェンシングでもそうだろう。
多分、レーサーが、車のハンドルやシフトレバーを操作する時も同じはずだ。
武道では、人差し指は、「師匠預けの指」と言って、使ってはいけないことになっている。それがあらゆることの極意なのだ。
そして、力を入れるのは小指だ。小指に力を入れると、人差し指は開く。
小指は小さいながら非常に大切で、小指を怪我すると、ライターの火も付け難い。
小指に力を入れると、腹に力が入る。
人差し指に力を入れると、肩に力が入る。
およそあらゆることの極意は、肩の力を抜き、腹に力を入れることだ。
私は、あの禅の公案に出てくる和尚さんは、この極めて重要なことを教えたのだと思っている。
それは、人生最大の極意の1つであり、一生使えるもので、一生かかっても使い切れないほどのものだ。
短い木刀(短刀)でも使って、小指に力を入れ、人差し指を開くコツを掴んでも良いと思う。
明治、大正の偉大な思想家、教育家の岡田虎二郎は言ったものだ。「金?腹に力がつけば、金はいくらでも出来ます」
金は、単に1つの喩えであり、腹に力を入れる極意を得れば万能であるという意味と思う。
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それを見ていた小坊主さんが真似したら、和尚さんは、この小坊主の人差し指を切り落とした。
そして、和尚さんは、小坊主さんに人差し指を立てて見せた。すると、小坊主さんは悟った。
和尚さんは、臨終の間際、師匠様に教わった1本指の禅を、一生かかっても使い切れなかったと感謝して死んだ。
これは、有名な禅の公案(問題)の1つで、いろんな人がいろんな難しい解釈を出している。私もそれらを読んだが、どれもさっぱり憶えていない。
私は、和尚さんは、単に、「肩の力を抜け」「腹に力を入れろ」と言っただけだと確信している。
それだけのために、小坊主さんの指を切り落とすのかというと、それは考え過ぎというものだ。これは、あくまで、これは公案(試験問題)である。
剣道や剣術も同じと思うが、ナイフの戦闘術では、ナイフを握った手の人差し指は開いている。もちろん、フェンシングでもそうだろう。
多分、レーサーが、車のハンドルやシフトレバーを操作する時も同じはずだ。
武道では、人差し指は、「師匠預けの指」と言って、使ってはいけないことになっている。それがあらゆることの極意なのだ。
そして、力を入れるのは小指だ。小指に力を入れると、人差し指は開く。
小指は小さいながら非常に大切で、小指を怪我すると、ライターの火も付け難い。
小指に力を入れると、腹に力が入る。
人差し指に力を入れると、肩に力が入る。
およそあらゆることの極意は、肩の力を抜き、腹に力を入れることだ。
私は、あの禅の公案に出てくる和尚さんは、この極めて重要なことを教えたのだと思っている。
それは、人生最大の極意の1つであり、一生使えるもので、一生かかっても使い切れないほどのものだ。
短い木刀(短刀)でも使って、小指に力を入れ、人差し指を開くコツを掴んでも良いと思う。
明治、大正の偉大な思想家、教育家の岡田虎二郎は言ったものだ。「金?腹に力がつけば、金はいくらでも出来ます」
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