覚醒のために必要なことは、高次の存在に意識を向けることだけだ。
ただ、高次の存在には、神のようなものもあれば、悪魔のようなものもいる。
ルドルフ・シュタイナーは、神と悪魔の違いについて、神は若返らせるが、悪魔は老化させるといった意味のことを言っているが、この世界では両方必要なのだ。生は疑いなく良いものだが、死もまた必要なのだ。
太陽だって、いつかは燃え尽きるし、宇宙だって、いつかエネルギーを失い絶対零度の世界になる。
そして、そうでなければならない。
若さとは凝縮・・・つまり、ぐっと詰まったことで、老化とは拡散・・・つまり、広がってしまうことだ。
ぐっと詰まることは秩序があることで、ぶわーっと広がることは無秩序になることだ。
ダイアン・フォーチュンの名著『神秘のカバラー』で、フォーチュンが、「導師たる人間が存在するなら彼こそ導師」と言う人間が、神について、シンプルにこう言い、フォーチュンは悟りを開いた。
それは、
「もし『神』とは何かを知りたいとすれば、一言で語ることができる。『神』とは圧力なのだ」
だ。
これを丁寧に説明したのが上の文だということになる。
今の時代は、悪魔の力が強く、老化が多くなった。
今の人間は、見かけは若くても、圧力がなく、無秩序で、ぼんやりし、崩壊している。
言い換えれば、見かけ最優先の世界になったということだ。
「鉄は熱いうちに打て」というのは、無論、若いうちに鍛えろという意味だ。
つまり、熱い鉄が若く、冷えた鉄は老化し、錆びる。
熱い紅茶が若さを示し、ぬるい紅茶は老人のようだ。
「詰め込み学習」という言葉があるが、若いうちは自然に知識が詰め込まれる。ただ、学校でやらされるような下らない知識を詰め込むからいけないだけだ。各自で、好きな知識を思う存分詰め込めば良いのだ。
心が熱いこと、つまり、情熱があることを若いと言い、熱さがなくなることを老化と言う。
とはいえ、限度は必要だ。
若いだけだと熱狂して滅びる。
若過ぎることで起こる病気は、老化を促進させる薬を与えれば治る。
そして、上で述べた通り、神とは圧力だ。
最も圧力が高く、最も秩序がある存在である神(あるいは仏)に意識を向けるほど若くなる。
だから、神の名を唱えるナーマスマラナ(念仏もその一種)を行うと若返る。
だからと言って、念仏を唱えるお坊様が必ずしも若いわけではない。あくまで、高次の存在に意識を向ける目的で念仏を唱えれば良いのだが、身分があるほど、違うような念仏を上げてしまうのだ。
だが、偉くない我々なら、全く問題ない。
お坊様も、偉くなければ良い。法然は80歳、親鸞は90歳、念仏に転向した一休も87歳まで元気に生きていた。時代と彼らの生活環境を考えれば驚異的と言えると思う。
深呼吸で胸や腹に圧力を作るのも、若返り、神に近付く方法である。
筋トレも筋肉の圧力を高めるのだが、反作用として弛緩している間に老化し易いと思う。
それなら、腕振り運動や、佐川幸義流四股で、長時間、少し圧力を高め続ける方がずっと効果的と思う。
ヨガ指導者の藤本憲幸さんが「若いとは肛門が引き締まっていること」と言ったのも、かなり当を得ていると思う。
中村天風も、肛門を引き締めることを薦めていたが、確かに効果的とは思う。
こういった話は長くなるので、このくらいにする。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)悪の秘儀 ~アーリマンとルシファー~(ルドルフ・シュタイナー)
(2)神秘のカバラー(ダイアン・フォーチュン)
(3)秘法ヨガ入門(藤本憲幸)
(4)中村天風に学ぶ 幸運の法則(藤本憲幸)

AIアート1691
「光の圧力」
Kay
ただ、高次の存在には、神のようなものもあれば、悪魔のようなものもいる。
ルドルフ・シュタイナーは、神と悪魔の違いについて、神は若返らせるが、悪魔は老化させるといった意味のことを言っているが、この世界では両方必要なのだ。生は疑いなく良いものだが、死もまた必要なのだ。
太陽だって、いつかは燃え尽きるし、宇宙だって、いつかエネルギーを失い絶対零度の世界になる。
そして、そうでなければならない。
若さとは凝縮・・・つまり、ぐっと詰まったことで、老化とは拡散・・・つまり、広がってしまうことだ。
ぐっと詰まることは秩序があることで、ぶわーっと広がることは無秩序になることだ。
ダイアン・フォーチュンの名著『神秘のカバラー』で、フォーチュンが、「導師たる人間が存在するなら彼こそ導師」と言う人間が、神について、シンプルにこう言い、フォーチュンは悟りを開いた。
それは、
「もし『神』とは何かを知りたいとすれば、一言で語ることができる。『神』とは圧力なのだ」
だ。
これを丁寧に説明したのが上の文だということになる。
今の時代は、悪魔の力が強く、老化が多くなった。
今の人間は、見かけは若くても、圧力がなく、無秩序で、ぼんやりし、崩壊している。
言い換えれば、見かけ最優先の世界になったということだ。
「鉄は熱いうちに打て」というのは、無論、若いうちに鍛えろという意味だ。
つまり、熱い鉄が若く、冷えた鉄は老化し、錆びる。
熱い紅茶が若さを示し、ぬるい紅茶は老人のようだ。
「詰め込み学習」という言葉があるが、若いうちは自然に知識が詰め込まれる。ただ、学校でやらされるような下らない知識を詰め込むからいけないだけだ。各自で、好きな知識を思う存分詰め込めば良いのだ。
心が熱いこと、つまり、情熱があることを若いと言い、熱さがなくなることを老化と言う。
とはいえ、限度は必要だ。
若いだけだと熱狂して滅びる。
若過ぎることで起こる病気は、老化を促進させる薬を与えれば治る。
そして、上で述べた通り、神とは圧力だ。
最も圧力が高く、最も秩序がある存在である神(あるいは仏)に意識を向けるほど若くなる。
だから、神の名を唱えるナーマスマラナ(念仏もその一種)を行うと若返る。
だからと言って、念仏を唱えるお坊様が必ずしも若いわけではない。あくまで、高次の存在に意識を向ける目的で念仏を唱えれば良いのだが、身分があるほど、違うような念仏を上げてしまうのだ。
だが、偉くない我々なら、全く問題ない。
お坊様も、偉くなければ良い。法然は80歳、親鸞は90歳、念仏に転向した一休も87歳まで元気に生きていた。時代と彼らの生活環境を考えれば驚異的と言えると思う。
深呼吸で胸や腹に圧力を作るのも、若返り、神に近付く方法である。
筋トレも筋肉の圧力を高めるのだが、反作用として弛緩している間に老化し易いと思う。
それなら、腕振り運動や、佐川幸義流四股で、長時間、少し圧力を高め続ける方がずっと効果的と思う。
ヨガ指導者の藤本憲幸さんが「若いとは肛門が引き締まっていること」と言ったのも、かなり当を得ていると思う。
中村天風も、肛門を引き締めることを薦めていたが、確かに効果的とは思う。
こういった話は長くなるので、このくらいにする。
◆当記事と関連すると思われる書籍等のご案内◆
(1)悪の秘儀 ~アーリマンとルシファー~(ルドルフ・シュタイナー)
(2)神秘のカバラー(ダイアン・フォーチュン)
(3)秘法ヨガ入門(藤本憲幸)
(4)中村天風に学ぶ 幸運の法則(藤本憲幸)

AIアート1691
「光の圧力」
Kay




