ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2023年07月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
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人生詰んでしまった人のウルトラCに向けて

「人間は気合いだ」というのも一面の真理と思う。
ただ、気合いと言うと、力むことだと誤解する者が多いから困るのだが、「エネルギーだ」と抽象的に言っても分からない者が多い。
それなら、英国の作家コリン・ウィルソンが、何かの本で書いていた、
「いかなる天才も、所詮、内的衝動なのだ」
というのが、なんとか分かるだろうか?
早い話が、好きなことでしか内的衝動は起きない。
だから、好きなことでないと、気合は入らない。
「気合い入れていくぞー!」
と言われても、無理矢理やらされている者には無理なことだ。
逆に言えば、コリン・ウィルソンの言葉を信じるなら、内的衝動を感じるなら・・・気合が入るなら、天才になれる。
ただし、気合が継続しなければならないので、天才になるには、本当に好きなことを見つけないといけない。

黙っていても気合が入ることと言えば食欲と性欲で、少食を続けたり禁欲すれば気合は継続する。
実際、食欲性欲のエネルギーを利用してパワーに変える方法もあるらしいが、まあ、変な方に行くリスクが大きい・・・というか、適度にやるのは非常に良いが、過度にやれば、ほとんど変な方に行く。
よって、ある程度寝食を忘れる、色欲を忘れるほどの好きなことを見つけないといけない。
まあ、心配しなくても、誰でも三度の飯より好きなもの、女(男)より好きなものはある。
ただ、無理矢理何かを多くやらされると、好きなことをやる意欲がなくなってしまう。

だが、「嫌なことはすぐやめて、好きなことを始めなさい」と言う無責任な人がいる。
それが許されるのは、好きなことですぐに成果を出せる人だけだ。
具体的には、IQが高い人だ。
だって、IQが高い人は、出来もしないことをやろうとはしないからね。
そんなわけで、何をおいてもIQを高めることが必要である。
静かな呼吸をすることだ。
自然、本を読みたくなるくらい十分ね。

きらめく水面
AIアート282
「きらめく水面」
Kay


というのが基本だが、人生、詰んでしまった人もいる。
つまり、自分がやるべきことをしない、あるいは、やるべきことが分からないまま、無駄に人生を浪費した者だ。
傑作映画『パピヨン』で、主人公のパピヨンが人生最大の罪と自覚したことが、まさに「人生を無駄にすること」だ。
だが、心配無用だ。
大逆転のウルトラCがあることが分かった。
パピヨンはウルトラEくらいをやったのだが・・・
とりあえず、せいぜいIQを高めておくよう。








馬鹿、普通、天才の違い

頭の良さとは、抽象化能力だと言う人も多く、あながち間違ってはいないと思うが、抽象化能力とは、簡単に言えば分類する能力だ。
たとえば人間を、男か女か、若いか年寄りか、賢いか馬鹿か、イケメンか不細工な顔か・・・といった感じだ。
じゃあ、どんなふうに分類能力に差があるかというと、ちょっと面白い。

たとえば、「魚とカラスの違いは?」と聞かれたら、普通は、まず鳥類か魚類かで分けるが、頭が悪い者は「食えるか食えないか」などと答える。
また、馬鹿に「女性」を分類させると、たとえば、「若いかオバサンか」とか言い、実際、それ以外の分類はほとんどしないが、少しは賢ければ、もっと複雑高度な分類をするだろう。
「世代が新しいほどIQが高い」と言った哲学者のジェームズ・フリンはこれを、「IQが低い者は自分の経験の中でしか考えない」と言った。
たとえば、自分は魚は食べてきたが、カラスは食べてこなかったという感じだ。
また、女性を見ると「若いか年寄りか」にしか興味が湧かないのも、若いと性的欲望を感じるが、年寄りだとそうではないという経験から分類しているのである。

しかし、いくら経験からとはいえ、女性を若いか年寄りかでしか分類しないのは、あまりに範囲が狭いが、こういうのを「視野が狭い」と言い、それはまさに馬鹿を指す。
実際は、いくら馬鹿でも、女性を若いか年寄りかだけで分類するわけではないが、それに近いことをするのであり、そういうことを「分類能力が低い」、つまり、「抽象化能力が低い」と言うのである。

ところが、抽象化能力が高く、多様な分類が出来る賢い人は、女性を見ても、多様な分類をするので、若いか年寄りかにこだわらない。
だから、恋愛視点という部分でも、若くなくても良いところが分かるのである。
馬鹿ほど、女性が若いこと、男がイケメンだったり金持ちだったりすることを絶対視するが、賢い人はそうではないわけだ。
優等生が、試験問題のパターン分類のみ出来るのも、馬鹿な男が女性を若いか年寄りか、美人かブスかで分類するのと近く、よって、お勉強しか出来ない者は馬鹿なのである。

人魚のおひいさま
AIアート281
「人魚のおひいさま」
Kay


ところが、超面白いことに、『荘子』の『斉物論』を見ると、神的賢者は、いっさい分類をしないと書かれている。
馬鹿は女性を若いか年寄りかくらいの分類しかしないが、超賢者は、「若いか年寄りかすら分類しない」のである。
馬鹿は、魚とカラスを「食えるか食えないか」で分類し、少し賢ければ、魚は魚類、鳥は鳥類と分類するが、超賢者は、いっさい分類せず、いわば、魚もカラスも同じと見る。
ここに、「本当の賢さ」の鍵がある。
つまり、「分類しないからこそ、無限の分類が出来る」のである。
荘子の「無為の為」「無知の知」とは、「何もしないことで全てを為す」「何も知らないから全て知っている」ということである。

これが、ここでいつも言っている「思考を消せば全知全能」という意味である。
何も考えなければ・・・下らない考えを取り込まなければ、元々天才なのである。
だから、岡本太郎は、授業中、両耳を固く手で塞いで、教師の愚かな考えが自分の聖なる脳に侵入してくるのを禁じたのである。








宇宙人の引き寄せの超秘法

面白秘儀・・・と言っては何だが、そんな感じの引き寄せの秘儀をこっそり述べる。
全く難しくない。
まず、簡単に原理を述べる。
古武術の達人のパンチやキックを見ると、人間の肉体構造的に、どう見ても不合理な蹴り方、打ち方がある。
例えば、空手チョップの水平打ちであれば、右手を使う場合、左から右方向に打つのは、素人でもそれなりに速く打てるが、右から左方向というのはちょっと難しい。
肩や腕の構造的に、そんな打ち方は無理があるからだ。
しかし、空手の達人中の達人しか出来ない、ガラスのビール瓶の先端を空手チョップで吹っ飛ばすという技は、必ず、右手なら、右から左に打つ。
まあ、本当にパワーとスピードでやってしまう人もいるのかもしれないが、これは、パワーとスピードが出難いように、わざと打ち難いやり方でやるのである。

私に、やり方の原理を教えてくれたのは政木和三さんだった。
彼は、ゴルフの達人で、60歳を過ぎても、ドライバーで370ヤードという、プロでもほぼ不可能な飛距離を出せたが、その打ち方が、空手の達人の秘儀と同じである。
早い話が、インパクトの瞬間に力を抜くのである。
そのコツは、ピンポン玉のような軽いボールを、ただ、決めた方向に飛ぶように打つことである。
武術の場合は、どうしても力が入るので、わざと力を入れ難い打ち方をするのである。
武術の神がかり的な達人であれば、手のひらでそっと押したように見えて、相手が吹っ飛んだり、体内に大きなダメージを与えることも出来る。

そして、引き寄せで大きな力を発揮する時も同じである。
私の知り合いが宇宙人のチャネラーだが、おそらく、宇宙人と1対1で対話しているのはなく、一種の宇宙放送をキャッチしていたのだと思う。
それを彼の奥さんが翻訳する。
その中で、こんな言葉があった。
「願いがあれば、それをぽーんと宇宙に投げなさい」
ただ、人間には理解し難い概念が含まれる場合、どうしても、翻訳は不正確になる。
この言葉は、本当は、
「願いがあれば、魂に伝えなさい」
という意味なのだが、人間の普通の精神状態では、願いが魂に届かない。
この魂とは、一般的には潜在意識と考えても良いと思う。
そのやり方が、この奥さんの翻訳では「ぽーんと」という言葉になったのだ。
この「ぽーんと」が、政木さんが言われた「力を抜く」ということだ。

青と白の光景
AIアート280
「青と白の光景」
Kay


具体的にはこうやる。
まず、願い言葉を作る。
「富」の一言でも良い。
それを、心の中で、出来るだけ小さな声で言うのである。
難しく感じるなら、「言ったつもり」で良い。
いや、「言ったつもり」くらいが良いのである。
工夫してみて欲しい。
難しいことではない。








沈黙(個人的にはベスト記事と控え目に言う)

命令、指示、依頼、要請などの言葉は、発する側と発せられる側の力関係で呼び名が違うだけで、どれも本質的には命令だ。
しかし、警官の市民への指示や、社長の従業員への指示はほとんどの場合、従わざるを得ず、命令と言うに相応しいが、電車の中で騒いでる馬鹿に、女性やおじいさんが「静かにして」と指示しても、聞き入れられない場合が多く、命令とは言い難い。
何が違うのかと言うと、権限の違いで、指示する側の権限が大きければ命令で、小さければ要請である。
ラマナ・マハルシが、こんな話をしたことがあった。
大臣が警備兵に「王様を取り押さえろ」と5回命じたが警備兵は一度も従わなかった。
だが、王様が警備兵に「大臣を取り押さえろ」と1回命じたら、警備兵はただちに従った。
これが権限の違いである。

結局、人間が欲しいものは権限であることが分かると思う。
自分に権限があることが分かれば満足するが、権限がないことを感じると苦しく感じる。
承認欲求なんて言葉が流行っているが、承認欲求も権限があるかないかの問題である。
「権限があること=承認されている」だし「権限がないこと=承認されていない」である。
まあ、お父さんが偉いから権限があるというような場合は、必ずしも承認欲求は満たされないかもしれないが。

ところで、人間が発する最も多い命令が何かはなかなか難しい。
だが、優れた人間が発する最も多い命令は「静かに」だ。
まあ、小学校で先生が生徒にする最も多い命令は確かに「静かに」だが、会社で上司に「静かに」と命じられる部下はレベルが低過ぎて存在理由がないが、実際は、そんな馬鹿な部下もいると思う。
そもそも、「静かに」と命じられる者は馬鹿なのであるが、「店内ではお静かに」などと普通に命じられるのだから、馬鹿が多いのである。
なぜ、かくも「静かに」という命令が多いのかと言うと、これが人間にとって最も重要なことだからだ。
つまり、人間にとって最も価値あるものは「静寂」である。
ただ、こう言っても納得しない人も多いだろう。
ところが、IQ(知能指数)は、これの理解度で分かるのである。
なぜなら、IQが高い者は静寂を愛し、IQが低い者は喧噪を愛するからである。
さらに、引き寄せが出来る者は静寂を愛し、引き寄せが出来ない者は喧噪を愛する。

ピンクの壁
AIアート279
「ピンクの壁」
Kay


IQが高い者がIQが低い者と共感・同調しないのは、静寂を愛する者と喧噪を愛する者とが共感・同調しないのと全く同じである。
静寂を愛するごとに、IQが高くなり、引き寄せが出来るようになり、そして、全知全能になる。
問題が起こった時は「静かに」と唱えれば解決する。
「静かだなあ」と唱えればIQが高くなる。
「静寂」と唱えれば思考が消え、全知全能になる。
沈黙の聖者が最も優れており、沈黙の戦士が最も強い。
だが、喧噪を好むIQが低い者には関わりのない話である。








新しい世界を作る

今に始まったことではないのかもしれないが、日本もアメリカも、支配者層や政治家がすっかり腐敗してしまった。
ただ、外国の王室は腐ってしまっているように見えるものがあるが、日本の皇室(ほぼ天皇家だけだが)は美しい流れを保っているように見える。
しかし、実際のことは分からない。
そして今や、普通の人々も堕落し切ってしまっている。

だが、自分が月を見ていない時に月が存在していないように、この世界をこのようにしているのは自分の心である。
ラマナ・マハルシが言ったことを引用すれば、魂が光源で、心の深いところにある思考がフィルムである映画が、この世界である。
こう言うと普通の人が思うことは、では、そのフィルムを楽しいものに変えれば良いということで、多くのスピリチュアルな教師もそう教えたが、あなたは悪夢のフィルムしか持てない。
正確には、悪夢のフィルムしか用意されていないからだが、その理由は今回は省く(もう分かっているとは思うが)。
そこで、あらゆるフィルムを拒否すれば、本当に良いフィルムを瞬時に作る能力が自分にあることが分かる。
あらゆるフィルムを拒否するとは、あらゆる思考を消すことである。
そうすれば、魂自身が、これまでの、恐ろしく安物の、あまりに馬鹿げた作品とは全く違う、優れた作品を無限に作り出すだろう。

避暑
AIアート278
「避暑」
Kay


どうやって思考を消すかは、ずっと書いてきたが、念仏でもナーマスマラナ(神の名を唱えること)でも良いのである。
ただ、どんな方法を取るにしろ、いつも行い、たゆむことなく思考を消さないといけない。
その他に、この地獄から逃れる方法はない。

ところで、1つ言えば、上で述べた通り、日本の天皇は美しい流れを保っているかもしれない。
もし、そうであるなら、それはあなたの魂がわずかに美しい流れを作っているからである。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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