ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2023年04月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

奇跡を起こせない不思議な理由

『ヒマラヤ聖者の生活探求』の中で、著者のベアード.T.スポールディングら、アメリカの調査隊の前で、ヒマラヤの聖者達は、川の水の上を歩いたり、遠く離れた場所に瞬間移動(テレポーテーション)したり、瀕死の怪我人を一瞬で治したり、あばら家を一瞬で快適な新築の家に変えて見せたりする。
そして、ヒマラヤの聖者たちが繰り返し言ったことは、それらのことは誰でも出来るし、あなた方(スポールディングら)にも当然出来、そのために修行みたいなことをする必要はないということだった。
そして、ついには、スポールディングらも、ヒマラヤの聖者達が言った通りになり、目の前の仕事の書類に勝手に文字が書き込まれて完成していったり、燃え盛る炎の中で、スポールディングは熱さを恥じることもなくいることが出来た。

広い部屋
AIアート102
「広い部屋」
Kay


だが、ヒマラヤの聖者たちも、スポールディングも、そのやり方を全く書いていないのは不可解だ。
これでは、この本を読んだ読者は何も出来ず、途方に暮れるだけである。
やり方を書かないのは、何か意図があるのだろうか?

そのやり方は、全く難しいことではなく、ただ、思考を消す、あるいは、心を消すと言っても良いが、それだけである。
ただし、気絶していたり、睡眠状態であってはならない。
なぜ、こういうふうに簡単に書かないのかというというと、やはり、思考(心)を消すというのは難しいことなのだろうか?
だが、それだって、「私は誰か?」と自分に問えば良いだけで、そして、その状態に慣れれば良いだけである。

しかし、私にも少し分かってきたが、どういうわけか、人々は「私は誰か?」と十分なだけ問うことが出来ないのである。
これも、宇宙人が地球に仕掛けたマインドコントロール装置の影響なのだろうか?
この「私は誰か?」の問いを人類に提示したラマナ・マハルシが、なぜか、アルナチャラという場所に固執し、現在もそこに多くの人々が巡礼するのは、この場所が、マインドコントロール装置の影響を受け難い何かがあるのかもしれない。
とはいえ、なんとか「私は誰か?」と問うことに、少しずつでも慣れると良いのだと思う。








読み手を選ぶ書物

『エイリアンインタビュー』という、アメリカの作家ローレンス・スペンサーの著書がある。
これは、1947年に、アメリカのニューメキシコ州ロズウェルで墜落したUFOに乗っていた宇宙人の1人(他の2人の宇宙人は死亡)から、当時23歳だった女性看護師マチルダ・マックエルロイが聞いた話を記録したものだ。
宇宙人の名はエアルということになっている。
宇宙人エアルとマチルダの会話はテレパシーで行われた。
この対話内容は米国の機密情報であり、公開されないはずだが、その内容の重大さに、老年になり死期が迫ったマチルダは、これを一般大衆に隠しておくべきではないと考え、これを公開するに相応しい人物として、作家のローレンス・スペンサーを選び、彼に文書を送った。

以上、細かい部分は省いているのは当然である。
ローレンス・スペンサーは、『エイリアンインタビュー』をあくまでフィクションとして出版している。その理由も必ずしも単純ではないが、一応、自分の身の安全を計ったと考えて良いだろう。「一応」である。
では、『エイリアン・インタビュー』が真実であるかというと、それは分からないが、これには、方便とかたとえ話が含まれているのは、当然と考えて良いだろう。
宇宙人エアルから話を聞いたマチルダは、教養ある精神的に立派な女性であったとはいえ、当時まだ23歳であり、いろいろな意味で偏見というか固定観念が沢山あったのは当然で、仮にエアルが真実を語ったとしても、理解不能な部分が多かったはずである(理解出来ない部分の方がずっと多いと考えて良いと思う)。
だから、『エイリアンインタビュー』をそのまま完全な真実と受け取ってはならないが、可能であれば、そこに含まれる貴重な真理を認識すべきである。
私としては、これまで謎であったことの多くが、この『エイリアンインタビュー』で説明がついてしまい、大いに驚いたものだ。

砂浜
AIアート101
「砂浜」
Kay


以上から考え、この『エイリアンインタビュー』は誰にでも読む権利があるとはいえない。
思い出すのは、『チャタレイ夫人の恋人』で知られる作家D.H.ローレンスが著書『無意識の幻想』の序文で、
「この本を読む資格が誰にでもあると思ってはならない。ほとんどの人にとっては、すぐに破棄した方が良いものである」
と書いていたことだ。
どうしても分からない人はいるし、そんな人が言う愚かな批判に付き合う気はさらさらないのだろう。
そして、大半の人間は愚か者なのである。
『エイリアンインタビュー』も同じで、読み手を選ぶ。
どんな人物が適切な読み手かというと、一般的な言い方をすれば頭の良い人だが、この「頭が良い」というのは、当然ながら、学校の成績が良い者のことではない。
せいぜい、一般的な言い方をするなら、「勘の良い者」「直観力に優れた者」「天才」ということになる。
あくまで「せいぜい」だが。
頭の悪い者は、この「せいぜい」や、先程も使ったが「一応」という微妙なニュアンスや行間が全く読めない。

私が言う「頭が良い」は、簡単に言えば「思考が消えた者」「心が消えた者」だ。
こう言うと、以前もこのブログのコメントで、誰かが「あなた、心がないのですか?」と書いていたが、このようなことを書く者を相手にしている暇はない。
この手のコメントは公開しないが、結構多いのである。

心を消し、賢くなるには、「私は誰か?」と自分に問うしかないことは常に書いているが、その原理を理解しようと思ったら、それなりの探求心が必要であると思う。
それを、「俺を一言で納得させてみろ」的な言い方をするのは、やはり愚か者なのである。

さて、昨日も書いたが、気付かない人が多いが、今はすでに第三次世界大戦のさなかと言ってよく、不条理なこと、理不尽なこと、道理に合わないことが、当たり前にまかり通っている。
よくSNSで、各国政府やエリート、大富豪、巨大企業の悪事を書いて悦に入っている者が多いが、そんなことを書いても、無意味とは言わないが、何の力もない。
有名YouTuberが、バイデンファミリーの不正の証拠を公開し、多くの視聴者が「これで勝った」と思っても、それは全くの誤解である。
戦争なんだから、勝つのは力がある方である。
ある意味、勝った方が正義である。
言ってみれば、トランプが正義だと言う人も多いが、次の大統領選でバイデンが勝ったら、バイデンが正義なのである。

『エイリアンインタビュー』も、自己満足の書ではなく、力を得るための書として読むのでなければ、やはり愚かな読み手なのである。








「たまたま」の超幸運を起こす

引き寄せ関連の動画を見ていたら、どの動画というのではなく、こんな話がよくあると思う。

願望は願った瞬間に叶うという。
だが、そう言われても、普通の人は納得出来ない。
現実には、願う金額が銀行の預金通帳に入っていないし、希望する車が自分の家にないからだ。
ところが、まれに、「願望は願った瞬間に叶う」ことが「腑に落ちてしまった」人がいる。
現実には、欲しい車が家になくても、その車はもう手に入ったと「腑に落ちて」しまったのである。
すると、もう、その車が欲しいとは思わなくなる。
なぜなら、もう手に入ってしまったものを欲しがる道理などないからだ。
そうしたら、実際に、その車は手に入る。
そこで、多くの人が、「どうやったら腑に落ちるのか?」と尋ね、「腑に落ちて」願望を実現した人が、それに応えていろいろ説明する。
「腑に落ちた」人は、一般的に親切だからね。
それで、「腑に落ちた」人の懸命の説明を聞いて、質問者も納得したようなことを言う。

光と薔薇と天使
AIアート100
「光と薔薇と天使」
Kay


だが、断言するが、その説明で本当に納得する人はいないし、結果、願望を実現することはない。
つまり、こういうことだ。
「腑に落ちよう」「理解しよう」と思っても、腑に落ちることも、理解することも出来ないのだ。
なぜなら、「腑に落ちた」人が腑に落ちたのは、単に、たまたまだったのだからだ。
その非常に稀な気付きが、「たまたま」自分のところに来ない限り、腑に落ちることはないのである。
その「たまたま」を無理やり起こすことは出来ない。
ただ幸運に頼るしかないのである。

ところが、そう言っておいて何だが、その「たまたま」は容易く自在に起こせる。
そのための唯一の条件である、思考(心)を消しさえすれば。
言い換えれば、「たまたま腑に落ちた人」というのは、「たまたま思考(心)が消えた」だけなのである。
それなのに、それを羨んで、悪い頭で必死に考えて(思考して)「たまたま」を起こそうとすれば、ますます「たまたま」は遠ざかる。
そうではなく、考えることをやめ、思考を消せば、容易く「たまたま」は起こる。
そのためには、いつも言う通り、「私は誰か?」と自分に問えば良いだけである。








今の世界をおかしいと思うのは認識の不足

いつの頃からか、世界はおかしくなったと感じている人がいると思う。
それも、「何かおかしい」というレベルではなく「ひどくおかしい」「圧倒的におかしい」「デタラメだ」というほどだ。
それがはっきりとしたのが2020年の米国の大統領選挙からという場合が多いと思う。
普通に考えて選挙に不正があったと疑える証拠がいくらあっても、そんな言論は完全に封殺される。
パンデミックに関連する一連の出来事、特に、薬品関連においては、良識や単純な常識が完全に打ち砕かれる。
ウクライナ紛争に関連しても一面的なストーリーのみが万民に押し付けられる。
他にも、昆虫食の推進も、特定の論のみが強制される。
そして、これらは、特に日本で顕著であることは、普通に公開されているデータを見ても分かる。
データというなら、この数年の日本の異常な人口減少も決して話題に上らない。あまり言うと危ない。

こうしたおかしいことが「全くおかしくない」ことになってしまっている。
これに関し、悩むという域を超え恐怖を感じたり、悔しいを通り越し絶望に変わってしまっている人も少なくないと思う。
なぜ、こんなことになっているのか?
そう思うなら、それは認識が不足していることも確かなのだ。
つまり、今は戦争中・・・第三次世界大戦の最中であるという認識だ。

水仙
AIアート99
「水仙」
Kay


戦争といったら「ドンパチ」、つまり、物理的な破壊攻撃のイメージをいまだ持っている人が大半であるが、それは過去の戦争だ。
今はすでに、完全なテクノロジー戦争の時代なのだ。
表向きには何も起こっていないように見える場所でこそ、最大の攻撃が行われているのである。

1961年公開の、今見たらかなりチャチと思える映画『幻の惑星』で、科学文明が発達した惑星レトンに不時着したチャップマン少佐は、そこで「戦争が勃発した」と知らされ緊張するが、全くそれらしい様子がないことを不審に思う。
しかし、戦争はコンピューターシミュレーションで遂行、そして、決着し、死亡と判断された人間が処分される。
60年以上も前に、物理戦争が戦争の主流でなくなることを予見していたのは見事であり、B級映画ながら、この点は斬新だった。

また、2018年の、あの『ウルトラマン』の円谷プロのアニメ『SSSS.GRIDMAN』(グリッドマン)では、町に怪獣が現れて破壊の限りを尽くすが、誰もそれに気付かず、それで死んだ人間は、別の理由で死んだことになってしまっていた。
これに似たようなことが、実際に起こっているのである。
さすが円谷プロである。

こういった作品でも見て、認識を変えることが出来ればそれが良い。

普段であれば、人を1人でも拳銃や爆弾で殺したら殺人罪で逮捕され、罰せられる。
しかし、戦争であれば、ある意味、沢山殺せば殺すほど偉いのである。
こういうふうに、戦争中であれば、平時の常識は全く通用しない。
そして、今がまさに第三次世界大戦の真っ最中なのである。
平時の常識が通用しないことに驚いたり、憤ったりしている場合ではない。

では、そうと分かったら、我々に何ができるだろう?
残念ながら、敵は進んでおり、情報を含め、物理的には我々に対抗する手段は少ない。
だが、「攻撃こそ最大の防御なり。最大の攻撃とは無抵抗なり」。
何もしない者が一番強い。
いや、思考を消した者が無敵なのである。
思考を消せば、天才的発想をし、超人的行動をすることも不思議ではない。
「私は誰か?」と自分に問い、思考を消し、神人に近付いておくことをお薦めする。








涼宮ハルヒが宇宙人などが好きな明晰な理由

今朝の記事でも書いたが、ミルトン・エリクソンが他人の思考を消す(旧来の言い方では「無意識に入らせる」等と言うが)常套手段が、その人にとって予想外なことを言ったりしたりすることだった。
これは、自分の思考を消すのにも有効な方法だ。
つまり、わざと自分にとって予想外なことを考えたり、可能なら見たりすることで自分の思考を一瞬で消すのである。

例えば、昨日も書いたが、全く駄目な男子中学生が、全校生徒の憧れの的である学園のマドンナ的美少女のことを、「あれは僕の彼女だ」と不意に宣言すれば、それは全く予想出来ないことなので、心(思考)は消えてしまうのである。
昔から、極端に大胆な、つまり、気宇壮大な発想や行動をする人が奇跡を起こすのはそのためである。

落ち着く場所
AIアート98
「落ち着く場所」
Kay


本を読む時も、予想出来るようなことが書かれているものを読んでは駄目だ。
(概要的に予想出来る典型的なものが教科書とテレビ)
『アラビアンナイト(千夜一夜物語)』なんて、映画やアニメになっているようなものと違い、元の本には予想できない奇想天外な物語が多く、非常に良い。
そういえば、『エイリアンインタビュー』の宇宙人エアルも『アラビアンナイト』は気に入っていたようである。

『涼宮ハルヒの憂鬱』の涼宮ハルヒが、ただの人間に興味がないのも、ただの人間は予想出来るようなことしか言わず、しないので、思考を消すことが出来ないからと考えるべきと思う。
ハルヒ自身は「その方が(宇宙人や未来人などと付き合う方が)面白いから」と言っていたが、本当に面白いこととは思考が消えることなのである。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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