身近に、絶好調な人がいれば、その様子を感じると良いだろう。
身近な人でなくても、伝記や評伝みたいなものでも良いが、そういった本は、どちらかというと苦労話が多く、絶好調の時の明るい様子が描かれているものは少ないように思う。
伝記で、明るい雰囲気が味わえるものと言えば、アンデルセンの自伝がある。
ある時期までは、アンデルセンの人生は辛く苦しいものだったが、作家として有名になり、若くしてデンマーク国王から生涯に渡って年金を与えられることを承認されてからは、幸福な様子が感じられるのである。
確かに、大した額の年金ではなかったのだが、アンデルセンは働く必要がなくなり、ヨーロッパ中を船や鉄道で好きなように旅行し、見たいものを見、会いたい人に会いながら、自由に創作活動を行った。
これこそ、作家冥利に尽きると言える。
起業して成功した人の多くは、富や地位や影響力が大きくなるにつれ、いろんなものに縛られ、あまり幸福に見えなくなる。表向きには明るく幸せそうでも、実態は普通の人よりずっと惨めであるかもしれないのだ。
成功者については、成功し始めの、仕事を楽しんでいる時の様子を見たいものだが、そういったものはなかなか見られないのだ。
私の知り合いに、学生の時に起業し、成功し、事業を拡大していった人がいる。
もちろん、最初は苦労もあったろうし、24時間働いているような状況だったが、それも楽しかったようだ。
私は、その人が絶好調の時から知っているが、その頃は、本当に、明るい素晴らしいエネルギーを放っていた。
お金はいくらでもあり、また、いくらでも稼げる自信があるので、不安がなく、良い意味で非常に強気だった。
その頃、彼は何かにつけて、「金があるからな」と言っていた。
確かに、そう言われると、「なんじゃ、こいつ」とは思うのだが、見栄でも何でもなく、自信を持って言うのだから、悪い印象はないし、それどころか、非常に頼もしく感じるのである。
何があろうが、「金があるからな」で、ビクともしない感じだ。
社長である彼だけではない。
副社長以下、幹部達も、すっかり安心しており、皆、強気で仕事をしていて、確かに生意気に感じる面もあったが、弱気より強気が良いということをつくづく感じたものだ。
そして、幹部の増長に関しては、社長がうまく押さえていた。
社長の言うことは何でも実現するので、幹部達も社長には素直だったのだ。
だが、そうやって儲けていると、いろんな連中が近付いて来る。
まずは上場・・・いわゆる株式公開をする際には、証券会社が入るが、この、金にしか興味がない、そして、明日の百億円より今日の1憶円という考え方の連中と付き合うのは、そう楽しいことではない。
また、いろんな人が、いろんな投資話、儲け話を持ってくるが、銀行や証券会社、あるいは、付き合いの出来た大企業の偉い人が持ってくる話には、ある程度乗らないといけない。
そうしているうちに、大切なお客さんにサービスをすることの他に仕事が沢山出来てしまい、どうしても、サービスに落ち度も出てくる。
上場が悪いわけではないが(当然、良い面が多い)、経験豊かな知り合いがいないと、ついつい利用されてしまうことにもなる。
それで、私は、その社長の良い時のことを思い出すことにしている。
「金があるからな」
「金を作るのなんか簡単だ」
良い時代の、そんな口ぐせを、アファーメーションにしても良い。
ただし、アファーメーションは、あくまで、唱えていて楽しいと感じるものがよく、自分用に改造しても良いのである。
作家で人気YouTuberで大学教授である岡田斗司夫さんは、昔の全盛期に、『ま、金ならあるし』という本を書いていて、全8巻だが、今はKindle版が1冊100円程度で買える。そして、まあ、2~3巻まで読めば良い。今、確認したら、私も3巻までしか買っていない。多分、3巻で面白くなくなったのだが(笑)、1、2巻は非常に面白かった記憶がある。
その中で、度々、「ま、金ならあるし」とタイミング良く書かれているが、それがなかなか良いのである。
その雰囲気を掴み、「ま、金ならあるし」をアファーメーションにしても良いだろう。
実際、「お金がある」とか「なぜだか分からないが、お金がどんどん入ってくる」をアファーメーションにして唱えていたら、特に何もしなくても金持ちになったという人がいるようだ。
こういう、気楽なやり方が向いている人も多いと思う。
身近な人でなくても、伝記や評伝みたいなものでも良いが、そういった本は、どちらかというと苦労話が多く、絶好調の時の明るい様子が描かれているものは少ないように思う。
伝記で、明るい雰囲気が味わえるものと言えば、アンデルセンの自伝がある。
ある時期までは、アンデルセンの人生は辛く苦しいものだったが、作家として有名になり、若くしてデンマーク国王から生涯に渡って年金を与えられることを承認されてからは、幸福な様子が感じられるのである。
確かに、大した額の年金ではなかったのだが、アンデルセンは働く必要がなくなり、ヨーロッパ中を船や鉄道で好きなように旅行し、見たいものを見、会いたい人に会いながら、自由に創作活動を行った。
これこそ、作家冥利に尽きると言える。
起業して成功した人の多くは、富や地位や影響力が大きくなるにつれ、いろんなものに縛られ、あまり幸福に見えなくなる。表向きには明るく幸せそうでも、実態は普通の人よりずっと惨めであるかもしれないのだ。
成功者については、成功し始めの、仕事を楽しんでいる時の様子を見たいものだが、そういったものはなかなか見られないのだ。
私の知り合いに、学生の時に起業し、成功し、事業を拡大していった人がいる。
もちろん、最初は苦労もあったろうし、24時間働いているような状況だったが、それも楽しかったようだ。
私は、その人が絶好調の時から知っているが、その頃は、本当に、明るい素晴らしいエネルギーを放っていた。
お金はいくらでもあり、また、いくらでも稼げる自信があるので、不安がなく、良い意味で非常に強気だった。
その頃、彼は何かにつけて、「金があるからな」と言っていた。
確かに、そう言われると、「なんじゃ、こいつ」とは思うのだが、見栄でも何でもなく、自信を持って言うのだから、悪い印象はないし、それどころか、非常に頼もしく感じるのである。
何があろうが、「金があるからな」で、ビクともしない感じだ。
社長である彼だけではない。
副社長以下、幹部達も、すっかり安心しており、皆、強気で仕事をしていて、確かに生意気に感じる面もあったが、弱気より強気が良いということをつくづく感じたものだ。
そして、幹部の増長に関しては、社長がうまく押さえていた。
社長の言うことは何でも実現するので、幹部達も社長には素直だったのだ。
だが、そうやって儲けていると、いろんな連中が近付いて来る。
まずは上場・・・いわゆる株式公開をする際には、証券会社が入るが、この、金にしか興味がない、そして、明日の百億円より今日の1憶円という考え方の連中と付き合うのは、そう楽しいことではない。
また、いろんな人が、いろんな投資話、儲け話を持ってくるが、銀行や証券会社、あるいは、付き合いの出来た大企業の偉い人が持ってくる話には、ある程度乗らないといけない。
そうしているうちに、大切なお客さんにサービスをすることの他に仕事が沢山出来てしまい、どうしても、サービスに落ち度も出てくる。
上場が悪いわけではないが(当然、良い面が多い)、経験豊かな知り合いがいないと、ついつい利用されてしまうことにもなる。
それで、私は、その社長の良い時のことを思い出すことにしている。
「金があるからな」
「金を作るのなんか簡単だ」
良い時代の、そんな口ぐせを、アファーメーションにしても良い。
ただし、アファーメーションは、あくまで、唱えていて楽しいと感じるものがよく、自分用に改造しても良いのである。
作家で人気YouTuberで大学教授である岡田斗司夫さんは、昔の全盛期に、『ま、金ならあるし』という本を書いていて、全8巻だが、今はKindle版が1冊100円程度で買える。そして、まあ、2~3巻まで読めば良い。今、確認したら、私も3巻までしか買っていない。多分、3巻で面白くなくなったのだが(笑)、1、2巻は非常に面白かった記憶がある。
その中で、度々、「ま、金ならあるし」とタイミング良く書かれているが、それがなかなか良いのである。
その雰囲気を掴み、「ま、金ならあるし」をアファーメーションにしても良いだろう。
実際、「お金がある」とか「なぜだか分からないが、お金がどんどん入ってくる」をアファーメーションにして唱えていたら、特に何もしなくても金持ちになったという人がいるようだ。
こういう、気楽なやり方が向いている人も多いと思う。