ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2022年02月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
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毎日やりたい腕振り運動の形を見つける

大分前にWebで見たのだが、現役時代のイチローが、ある特殊な器具を使ったストレッチ・トレーニングを「毎日やりたいですね」と言っていたのが印象的だった。
トレーニング、訓練、レッスン、練習・・・まあ、いろんな言い方があるが、そんなものを「毎日やりたい」と思う感覚は、普通の人には分かり難いかもしれない。
マイケル・ジャクソンだって、少年時代、ダンスのレッスンが辛くて嫌だったと言っていたらしいし、ジャッキー・チェンも、俳優の駆け出しの頃、カンフーの訓練が厳しくて辛かったと語るのをテレビで見たことがある。
一方、少年時代から、練習が好きで好きでたまらず、夜は両親がベッドに押し込まないと止めなかったという話まであるのが、メジャーリーグ野球最後の4割打者(現在のところ)で三冠王を2度獲得(現在まで2人)したテッド・ウィリアムズだ。
訓練ではなく、ゲームだって、意欲的に「毎日やりたいですね」と言う者はいないし、いくら酒が好きでも、意気揚々と「毎日飲みたいですね」と言う者もいない。

イチローやテッド・ウィリアムズがいかに特殊かが分かるし、天才というものは、特別なものを持っているのではなく、何かが失われているのだとすると、この2人は、人間なら誰でも持っているはずの、「過度な没頭に陥るのを防ぐDNA」を持っていないか、それが壊れているのかもしれない。
そして、彼ら以上に、何かが失われ、のめり込んでしまった人が、イエスや釈迦、あるいは、ヨガの超人ババジかもしれない。
だが、何かのきっかけで、スピリチュアルな超人の道に入ってしまう者はいると思うのだ。
あまり・・・というか、滅多なことで知られないだけでね。
つまり、仙人や導師、あるいは、超人ヨギになった人である。
腕振り運動を毎日やっていると、たまに、そんな感覚に近付くことがある。
最近、気付いたが、私の場合、腕振り運動を、『気功革命』という本に載っていた、「甩手(せいしゅ)1」というやり方でやると、ゾクっとするものを感じる。
あまりやり過ぎるとヤバいかもしれない(笑)。
しかし、まさに、「毎日やりたいですね」である。
朝も書いたが、これが、達磨が教えたものに一番近い形(個人的推測だが)で、中国の武術のいくつかの流派でよく行われているものらしい。
『気功革命』の「甩手1」と「甩手2」を両方やるのも楽しいと思う。
良かったら、やってみて・・・








腕振り運動をやって分かった大切なこと

私は、腕振り運動4000回以上を連続28日、5000回以上を連続25日、そして、10000回を連続16日続けて、いろいろなことが分かった。
なぜか、腕振り運動の歴史とか、それに伴う変化も分かった。
ただ、これは、調べた訳ではなく、直観的なもので、根拠はない。
それを断った上で簡単に言うと、こうだ。
元々、達磨がインドや中国で教えた腕振り運動は、前方向に振るものだった。
インドでは、その、前方向振るやり方が伝わったが、これをやると気力が充実するので、脚の屈伸運動と組み合わせて行う者が現れ、これが、現在も人気がある脚の運動であるヒンズースクワットになったのだと思う。
ただし、達磨式の腕振り運動は本来、両てのひらを内側に向け、指先を伸ばすのだが、これは、現在、守られていない。とはいえ、だから、間違いと言うのではない。
前に振る際、やや肘が曲がるのだが、現在のヒンズースクワットでは、肘が曲がり過ぎかもしれない。ただし、これも、別に、間違いと言うのではない。
そもそも、ヒンズースクワットは、あくまで脚の運動である。

達磨の腕振り運動は、中国の武術の流派の中に、本来の姿で伝わっているところがある。
これは、盛鶴延氏の『気功革命』の「せい手1」のやり方とほぼ同じと思うが、この腕振り運動は、中国でも日本でも、あまり知られていない。
中国では、腕振り運動をスワイショウと呼ぶが、本来、スワイショウは仙道の行の1つで、これは、腕を前後に振るものではなく、身体をねじりながら、腕はぶらぶらさせて自然に動かすものだった。
だが、達磨の腕振り運動が良いので、これを取り入れた流派があったが、やはり、腕に力を入れず、ぶらぶらさせて自然に動くようにしようとしたが、脚や胴体は動かさないので、このままでは腕も動かないから、後ろに振る時に、やや力を入れるようにした。てのひらは下を向く。
この腕振り運動が、最も一般的で、早島正雄氏が『強運をつかむ気の導引術』などで紹介している方法で、小林聖功氏が『超訳甩手功』という、安価なKindle版で解説しているものとほぼ同じと思う。

私がずっと行ってきた関英男博士が紹介したやり方は、元々、易筋経の先生に教わったものらしいが、達磨の腕振り運動を、丁度、反対に腕を振るようにし、肘を伸ばしてやるもので、正統でないと言えば正統でないのだが、効果は実証されてる。
やり方は、
【リンク】万病を治す腕振り運動 ※名古屋身体均整院サイト内
である。
これは、関英男博士の『宇宙学序章グラビトニックス』の写しであり、イラストもそのままだが、このイラストは、台湾で配布されている「せい手」のパンフレットのものと思われる。だが、このパンフレットで紹介されているやり方は、上の早島正雄氏の『強運をつかむ気の導引術』で紹介された一般的なものである。
もちろん、関博士が紹介したやり方で構わない。
ついでに言えば、盛鶴延氏の『気功革命』の「せい手2」は、早島正雄氏の『強運をつかむ気の導引術』のものと若干異なる。
いずれも良いので、好きな方でやれば良いと思う。

とにかく、腕振り運動もいろいろあるが、このようなシンプルな運動を、淡々と、そして、延々と愚直に繰り返す効果は大きい。
きっと、万病が治り、健康に、そして、強健になり、魂が浄化され、さらには、チャクラも活性化し、幸運にもなると思う。
個人的には、腕振り運動をやっていて、多少霊眼が開き、それで分かった最も大切なものは善意である。
アメリカの作家、カート・ヴォネガットが、この星でたった1つ守るべきルールは「人に親切にする」ことだと言ったが、同じ結論に達した。








腕振り運動以外の行

このブログでは、最近、腕振り運動の話が多いが、ここで敢えてはっきりさせておくと、人間を超越する可能性のある行は、別に腕振り運動でなくても、何でも良いのである。
延々と行うことが可能なもの・・・つまり、少しの時間や回数なら楽に行えるものであれば、基本、何でも良い。
瞑想、坐禅、静坐、念仏、真言、読経、写経、祝詞・・・本当に何でも良い。
ただ、何度も述べたが、座ってじっとしてやるものは、身体にあまり良くないし、継続が難しいので、腕振り運動のように、動きがあるものが良いと思う。ただ、それも、あくまで、1つの考え方で、じっと座ってやるのが好きな人は、そのようなものをやれば良いのである。
だがとにかく、何かやるべきであるとは思うし、何かやらないと、これからの世界では危険であるとすら思う。

ただ、あらゆる行の中で、腕振り運動ほど合理的なものは、あまりないので、適当なものが分からない場合、とりあえず、腕振り運動で良いと思う。
また、腕振り運動の中でも、私は、関英男博士が『宇宙学序章グラビトニックス』で紹介した、てのひらを内側に向け、肘を真っすぐに伸ばす方式を勧めているが、気功や導引術などには、少し違ったやり方もあり、どれをやるかは自分で決めて構わない。

とはいえ私は、「とにかく腕振り運動が一番」と言うのには、やや躊躇がある。
というのは、世の中には、手足が無かったり、あっても、思うように動かないという人もいるからだ。
そんな人達は、腕振り運動は出来ないか、難しいだろう。
しかし、何か出来るものはあるはずだ。
例えば、健常者でも、仰向けに寝て、頭だけを持ち上げる運動も、腹筋運動として効果的なので(海外の特殊部隊で採用されているのを動画で見たことがある)、腹筋運動も兼ねて、この運動を行として行っても良いと思う。
画家、詩人の星野富弘氏のように、頸椎損傷で首から下が全く動かないが、口で筆をくわえて、絵や文字を書く芸術家もいる。
それ自体が、行だと言ったら、本人には不本意かもしれないが、やはり、それは自己超越の鍵になり得ると思う。
アメリカの精神科医のミルトン・エリクソンは、17歳の時にポリオウイルスに感染し、後に回復したが(いくらかの障害は残った)、長い間、目玉しか動かすことが出来なかった。しかし、その目玉で徹底的に観察を行うことで、超人的な能力を身に付けたのだと思う。

おそらく、やはり、身体を動かしてやる行が良いと思う。
ただ、野球のバットの素振りは、素晴らしいものであるが、片方向の運動なので、身体に歪みが出ないかと思うが、それは、ゴルフも同じだし、ボクシングや剣道だって左右の動きが異なる。
さらに、テニスは利き手偏重で、卓球だと、利き手しか使わない。
とはいえ、こういったスポーツで、身体の歪みで問題を起こしたという話もあまり聞かないので、少なくとも、何かに注意をすれば大丈夫なのだと思うが、自分1人で行う場合には、左右対称、あるいは、それに近いものが好ましいと思う。
私も、木刀での素振りを試したことがあり、1つの決まった動きのみでやってみたが、果てしなく繰り返すのは、私には難しいように感じた。だが、お好きな人は是非どうぞである。
個人的には、骨法という武道の創始者、堀辺正史氏が、子供の時、父親に毎日何時間もやらされたという、「八」という、カニ歩きをする行も、私は、場所さえあれば、やりたいと思ったことがあった。
また、短刀を片手ずつ振るようなものも好きである。

自分は何をするか考えるのも楽しいものである。
しかし、いつまでも迷っているなら、とりあえず、腕振り運動を始めてはどうかと思う。








これであなたも天才だ

何度も何度も引用したが、植島啓司氏のサイトで見た『幼児化するヒト』の引用である、ポップスターのジョージ・マイケルの言葉が、いよいよ明晰になってきた。
その言葉とは、
「スーパースターをつくる何か特別なものがあるわけじゃない。むしろ、何かが失われているんだ」
である。
その「失われているもの」が分かれば、ミュージシャンを目指して東京に行き、30歳くらいで諦めて戻ってきても、やり直しが効かず、人生を棒に振るなんてことはなくなる。
ミュージシャンは天才の仕事であり、天才でもないのに、そんなことをするものじゃない。

スーパースターというか、天才というものは、別に、大したものじゃない。
ジョージ・マイケルが言う通り、誰もが持っているものを持っていないだけなのだ。
それは何かと言うと、「キョロキョロすると気持ち良くなる機能」だ。
誰だって、集中して仕事や勉強をしなければならない時ほど、別のことに気を取られたり、関係ないことをやりたくなる。しかも、やりたくなるのは、大抵、つまらないことだ。
それを「集中力がない」と言うのだが、それが当たり前なのだ。
ほとんどの人が、すぐにスマホを見たくなるのも、そのせいだ。
これは、狩猟時代、自分の獲物のうさぎに集中して、自分が虎の獲物になることを避けるため、うさぎに集中せず、キョロキョロ周囲を見るようになった時に脳に組み込まれた機能だ。
もっと正確に、どんな機能かというと、キョロキョロすると、脳内に快感物質が出て、気持ち良くなる機能だ。
だから、我々は、集中をしないと気持ちが良いのであり、集中して歩かないといけないのに、歩きながらスマホを見ると気持ち良いのだ。
キョロキョロすると、脳内に快感物質が出るDNAが出来てしまっているのだから、それは避けられない。

そして、スーパースターというか、天才は、「キョロキョロすると脳内に快感物質が出るDNA」が壊れているのだ。
だから、限りなく集中してしまう。
天才はスマホなんか全然見ない。
天才は、集中に努力を要さず、逆に、努力しないとキョロキョロ出来ないのだ。
天才技術者の二コラ・テスラは、学生時代、1日13時間勉強したというが、別に頑張ったわけではなく、集中したら止められないだけだったのだ。

さて、あなたは、「キョロキョロしたら脳内に快感物質が出るDNA」は壊れておらず、すぐによそ事を考え、どうでもいいことをしたがり、スマホをすぐに見る人・・・つまり、天才ではないことが分かるだろう。
腕振り運動を、自分で数を数えながら2000回、すんなりやれるなら天才だ。
関英男博士は、それを簡単に出来たのだ。
集中を深めれば、超能力めいたものも出てくる。
だから、関博士は超能力研究に転身したのだ。
粘り強く、腕振り運動を、自分で数を数えながらやれば、「キョロキョロしたら脳内に快感物質が出るDNA」を、壊しはしないが、抑制出来るようになる。
その易しい方法が、7つのチャクラを1つずつ意識しながら、100ずつカウントすることだ。
7つのチャクラは、ヨハネ黙示録では7つの教会と書かれ、トルストイは「7つの星」の童話を書き、人類の天才エマーソンは「私は7つの星の所有者」と宣言した。
さあ、これであなたも天才である。








腕振り運動の本当の成果

腕振り運動を熱心に行っていると、奇跡をも起こす、ある感覚に目覚める。
それが、どのようなものかを、分かり易く、たとえ話で話そう。

何年か前、テレビで、日本の年配の俳優が、昔の時代劇映画の撮影時のエピソードを話していたのを、私は、最初はあまり関心なく聴いていたが、やがて惹き込まれた。
この俳優は大物俳優になったのだが、若い時に彗星のように現れたようなシンデレラボーイではなく、下積み時代の長い苦労人の俳優だった。
そんな彼が、若くて全く無名だった時、ある時代劇の端役とすら言えない、その他大勢の1人として出演したことがあった。
彼の役は、冬の海で船が転覆して、海に投げ出される大勢の中の1人といったところだった。
本当に冬の海で撮影し、主役を含め、大勢が海に落ちるという場面である。
恐ろしい寒さなので、監督の撮影完了の声と共に、待ち構えていた救助の船が出て、役者を海から引き上げるが、当然ながら、まず、主役、および、有名俳優達が助けられる。
そして、次に助けられるのが、何と、馬なのだ。馬は高いからね(笑)。
そんな中、この話をしていた俳優を含む三下俳優らは、寒い冬の海で凍り付きそうな身体で必死に立ち泳ぎをしているのである。
こんな思い出話を、面白おかしく語っていた俳優だが、ちょっと真面目な顔になって、こう言う。
「でもね、主役の俳優は、そんな俺達を見て、心の中で『すまん!』って、手を合わせてたんだと思う。そんな人じゃないと、絶対、上にいけない」
もちろん、本当のところは分からない。
とはいえ、彼自身が有名な俳優になったのだから、ある程度、信用しても良いと思う。
だが、それよりも、やっぱり、彼の言う通りだと思うのである。
それが、腕振り運動をやっている者が、早くに得られる感覚だ。
特に、魂の声、宇宙の声を聞く、胸のチャクラ(ハート・チャクラ、アナーハタ・チャクラ)が活性化していれば、よく分ると思う。
また、胃の後ろの太陽神経叢のチャクラであるネェベル・チャクラ(マニピュラ・チャクラ)が活性化し、大物の感情を有する者は、それを当然と思って疑わない。そのような者が成功するのである。
腕振り運動をやっていると、自然にチャクラが活性化し、このようなことは、ごく当然と感じるようになるだろう。
腕振り運動の成果とは、利己的な力ではなく、当たり前の人間の心を取り戻し、そして、宇宙の心と融合することである。
そうなれば、確かに無敵であるが、利己的な欲望が強いうちは、なかなかそうならない。
しかし、だからといって、宗教的な教えや考えに傾倒するのではなく、ひたすら、淡々と愚直に腕振り運動をやれば、自然にうまくいくだろう。








プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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