ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2020年06月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

汎用AIを備えたメタ・ヒューマンが人類を滅ぼす?

今日は、ITに関する一般向けセミナーを行ったが、AIに関する話の中で、面白い質問があった。それは、AIには、特化型AIと汎用AIがあり、特化型AIは既に幅広く実用されているが、汎用AIを作りたがる者は、何のために、そんなものを作ろうとするかだ。
特化型AIとは、特定の用途のAIで、病気の診断をしたり、自動車の運転をしたり、高校生の論文の採点をしたりなど、その他にも沢山のものがある。
一方、汎用AIとは、人間のようにあらゆる問題に対応出来るAIで、まだ、存在しない。
汎用AIは、人間と同等以上の存在を、人間の手で作り出す可能性を開くと考えられる。
汎用AIを作ろうとする者は、人間と同等、あるいは、人間以上の存在を作りたいのだろうと思う。
人間を超えた人間を「メタ・ヒューマン」と呼ぶことがあり、例えば、スーパーマンやワンダーウーマン、それに、フラッシュなどの空想上のアメリカンヒーローをそのように呼ぶことがある。
汎用AIを作ることは、メタ・ヒューマンを作ることにつながるかもしれない。
では、何のために汎用AIを作るのかというと、それを作る企業の利益や、研究開発者の富や名誉、汎用AIを先に手中にする国家の圧倒的な国力向上などが考えられる。
人類への福祉や貢献といったことは、建前上の目的として言われることもあるかもしれない。
ところで、汎用AIの開発は、研究者にとっては、こんな意味もあるのだと思われる。
それは、人間の知性の秘密を解き明かすこと、さらには、生命の秘密の解明である。
そして、生命の秘密を解明するということは、この世界の秘密、さらには、神を理解しようとすることなのかもしれない。
それは畏れ多いことであるが、いずれ、テクノロジーの進歩により、そんなことも可能になると考えている者もいると思う。

汎用AIの開発により、メタ・ヒューマンが現れ、人間よりずっと優れたメタ・ヒューマンが働くことによって、我々人間は、働くことなく、安楽に生きていけるようになるという考え方もある。しかし、それでは、メタ・ヒューマンに滅ぼされることがないとしても、人類は自滅するという予測が出来るかもしれない。いや、そこは、人類の精神の修正によって、働かなくても、平和に過ごせるように出来ると考える者もいるかもしれないが、メタ・ヒューマンに完全に庇護され、冒険を忘れた人類は、もはや人類とは言えないに違いない。
現在のAI(特化型AI)と汎用AIは根本的に異なっており、特化型AIの中から汎用AIが突然生まれるようなことはない。
もし作れるとしても、汎用AIのためには、我々の知らない特殊な何かが必要なのだと思われる。
例えば、魂とか意識とか、あるいは、生命エネルギーのようなものである。
それを作る意義があるかどうかは分からないが、いずれにしろ、現在はまだまだ完成にほど遠い。
だが、汎用AIが、近いうちに人類を滅ぼすという妄想を持つ人々もいるのだが、そのような者達の警告めいたことに振り回されないようになった方が良いだろう。その一歩として、私のAI書を使って欲しいと思う。












当ブログ著者、KayのAI書。
AIは、作った直後は馬鹿で役に立ちません。
しかし、学習を重ねることで賢くなっていきます。
赤ん坊が、周囲の人たちが話すのを聴いて言葉を覚えるように、職人が親方の仕事を見ているうちに技術を身に付けるように、将棋の棋士が、沢山の対局を見たり、自分が対局を重ねることで腕を上げるようにです。
AIを自在に活用出来るようになるためには、自分でAIを作り、AIに学習させ、AIに推論させる経験が必要です。
それは、単に本を読んだだけでは解りませんが、自分でAIを作れば、難しくないだけでなく、楽しみながら理解出来ます。
そのために、本書のほぼ全ての実習(楽しいものを考えました)が出来るデータを作れるExcelマクロ(VBAプログラム)によるシミュレーション・プログラムを無料でダウンロード出来ます。

まずは基本スペック

人間には、「基本スペック」とでも言える大切な能力がある。
スポーツ選手の場合、主に体力になる。一流選手でも、特に体力が高い訳ではないことも多いが、ある程度の体力のない良い選手はいない。
科学者の場合は、専門知識やIQで、立派な研究者が、これらが特に凄いとは限らないながら、やはり、常人ということはない。

いかなる職業や立場であっても、基本スペックを高める意思のない者が成功することはない。
つまり、ある程度は、常に鍛錬することが必要である。
日本で、サラリーマンのイメージが低いのは、会社勤めをしている者の鍛錬の度合いが低過ぎ、基本スペックに欠けるからだ。
早い話が、勉強しないし、身体のコンディションを整えない・・・節制がなく、心身を鍛えていない場合が多いのである。

いかに、潜在意識の力や引き寄せの法則を活用しようとしても、基本スペックがあまりに低いとどうにもならない。
別に、昔、アメリカに信じ込まされたような二宮尊徳(にのみやたかのり。二宮金次郎の名でも知られる)のような、克己精進の権化である必要はないが、恥ずかしいレベルの大人が多過ぎると思われる。
根性論を言う気はサラサラないが、あまりに弛みきっている者は、どうしようと駄目なのだ。
引きこもりをどう救済しましょうと言っても、毎日深夜までゲームをしたりテレビを見て、昼近くまで寝ているというなら、もう手の施しようがない。
まずは、1年365日、6時までに起きるようにすれば、それでほとんど問題は解決する。
そして、その程度、厳しくも何ともない。

生まれつきの基本スペックというものもあるし、育ちによる基本スペックも、実際にはある。
だが、元々の基本スペックが高い者ほど、向上心がないと、落ち込みがひどく、普通の人以下になるのも早くて、なまじ、かつての栄光があったら悲惨なのである。
日本の政治家の基本スペックは非常に低いように思える。
政治家本来の仕事と違う部分にばかり労力を注ぎ、勉強していないので、若い時に覚えたことしか知らない。
だが、そのような者達は、実生活は悲惨だし、政治家としても非常に辛いはずだ。

だから、何をおいても、まずは基本スペックを高めなければならない。
私は、70歳も過ぎているのに、テクノロジーを含め、現代事情に非常に通じた人を知っているが、「なんでそんなに何でも知っているのですか?」と尋ねたら、「普通に本を読めば分かることだ」と言う。
そんな訳で、普通に本を読むことが大切である(笑)。
だが、学校でやったことしか知らない者が、今は多いのではないかと思う。
例えば、物理学で大学院まで出ている者の中には、会話の中で、他の人に分かるはずのない物理用語を持ち出し、本人は優越感を感じているのだろうが、そういうのはただの馬鹿だし、実際、社会の中で力がなく、学校や予備校の先生という以外に何の取り得もないという場合が多い。そんな者に限って、自分より物理の実力がある者と交わらないし、新しい物理の勉強をしていない。

早起きをし、暴飲暴食を慎み、勉強し、運動をし、多少の羞恥心を持って自分を省みる。(仕事などの立場上、早起きが出来ない者がいるのは当たり前で、そこらは常識的に考えれば良い)
そんなことが難しいはずがないが、国民の多くが、これが出来なくなれば、その国は終わるのであると思う。そして、既に日本は終りかけているのだと思われる。













当ブログ著者、KayのAI書。
これからの時代の強力な武器でありつつ、実は必須でもあるAIを実用的に使えるようになるための本です。
求められるのは、Excelが使える程度のスキルで、数学、プログラミング、AI理論は必要ありません(あれば無論、良いですが)。
常識的に解るテーマを選び、普通の言葉で語り、実習形式で進みます。
入門編以降は、なるべく面白いテーマを選びました。それらの実習(本書のほぼ全て)のためのデータを作れるExcelマクロ(VBAプログラム)を無料ダウンロード出来ます。

罰(バチ)は当たりたくないものだ

いきなり何だが、悪い事はしない方が良い(笑)。
おそらく、何らかの仕組みがあり、悪いことをすれば、必然的な報いがある・・・なんて、まるで宗教だが、こと、自分に関する限り、例外はないと思う。
イエスは、「隠したものは必ず公けになる」と言ったらしいが、彼は本当に天才だ。
もちろん、隠したからって、その全部でバチが当たる訳ではないと思うが、何らかの基準があって、それに見合った罰則が適用されるのかもしれない。
いわゆる、「信賞必罰(しんしょうひつばつ)」だ。それが、人間の営為を超えた、絶対的な力学として作用する・・・って、やっぱり宗教っぽい(笑)。

国際線ジャンボジェットパイロットの坂井優基氏が、運以外に頼るものがない場合が多い、飛行機の空でのトラブルを何度も体験するうち、やっぱり、この世界には因果応報の法則が作用しているとしか思えないという話を著書に書かれているが、私もそう思うのである。
テレビCMを見ていると、今やほとんどのCMが、売れさえすれば、誰がどうなろうと知ったことではないというポリシーを感じてしまうのである。
そんなことが積み重なっていて、この国の滅びも近いように思う。
世界的投資家のジム・ロジャーズが、日本人は、子供に中国語を習得させ、さっさと日本を捨てた方が良いといったことを書いていたと思うが、それが現実になりつつあるのかもしれない。
いかに正論でも、権力者を批判しても、何の効力もない。
だが、権力者ごと国が滅びることはあるし、それはあっさりと起こるかもしれない。旧ソ連のように。

だが、悪い方の因果方法、信賞必罰もあれば、良い方にだってある。
それが、坂井優基氏が著書で説かれていたことだった。あまり売れた本とは言えないが・・・
つまり・・・ベタではあるのだが、善いことをすれば、悪い因果は減り、さらには、良い因果となる。
イエスの場合は、「あなたに悪いことをした者を許せ、そうすれば、天の父もあなたを許して下さる」と言ったそうだ。
もちろん、見知らぬ金持ちから大金を騙し取った者を、自分が許す権利はないし、ソクラテスではないが、法を破った者は、誰が許しても報いを受けるのが当然だ。
一方、自分の金を騙し取った者に対しては、訴えて刑務所に送るのは悪い事ではなく、むしろ、善いことであるが、恨みは忘れないといけない・・・ということだ。
彼氏や彼女の浮気相手は、なかなか許す気になれないだろうが、そういうのは、さっさと別れて許した方が良い。
夫や妻の場合は、許しはするが、よほどの悔い改めの証拠でもない限り、クールに別れると良いと思う。

「20世紀最大の詩人」とも言われたノーベル賞作家、W.B.イェイツによれば、人間には愛する能力はないが、憎む能力があるので、憎むことを止めることも出来るのだすだ。非常に賢い推察と思う。なら、出来るなら、憎むのをやめ、許してしまうのが一番だし、普通、それは出来るということだ。
アメリカ最大の賢者、ラルフ・ウォルドー・エマーソンは善意の寄付はしないと言ったが、罪滅ぼしの寄付なら悪くはあるまい。
上の坂井優基氏によれば、施しは運を向上させる。確かに、イエスが言うように、隠れて寄付をする「陰徳」が良いのだろうが、坂井氏はおおっぴらにやる「陽徳」だって良いと書かれていた。その場合は、多少の見栄を張れることで満足し(笑)、また、少しは痛い額でなければならないが、パム・グラウトによれば、手取り収入の1%で適切なのであるそうだ。月給3万円なら300円で良い(笑)。
私は、そんなに度々ではないが、災害が起こった後、39,000円を寄付したことがある。おかげで健やかであるが、ロクなことをしていないので、次が必要かもしれない(笑)。分を弁え、3,900円でいこうか・・・。













当ブログ著者、KayのAI書。
AIを理解するには、自分で実用的なAIを作るしかありません。
それは、数学、プログラミング、AI理論が解らなくても、Excelを使えるスキルがあれば誰でも出来ます。それをなるべく楽しくやれることを目指しました。
AIを全く解らない政治家が、AIという言葉を使って、全く的外れなことを言っていますが、自分でAIを作れるようになれば、それに騙されなくなります。
また、日本の政府には無理かもしれませんが、アメリカ、中国、ロシアがAIで悪いことをしようとしているかもしれないことが理解出来るようになります。

若い層のお金の認識はかなり歪んでいる

少し前に、ある金持ちと話す機会があったが、彼の家は、少なくとも彼の祖父の代からの商売人で、彼は、子供の時から、金儲けを意識していた。
彼は、スポーツ選手には運動神経が必要なように、商売には金儲け神経とでもいうべきものが必要と言っていたが、私(Kay)にはそれが欠けていると言う。
確かにそうだが、その理由は、私の家は金儲けに縁がなく、私は金儲けを意識せずに育ったからだろう。
それを、この金持ちと話していて痛感する。

以前、私が勤めていた職場に、「まるで駄目男」とでも言うべき、本当に駄目な男がいた。
その彼が、ある時、こんなことを言っていたのを思い出す。
「僕は大した給料はもらってないですけどね」
給料が高くないのは分かるが、いくら何でも月給10万円はもらっているだろう。
しかし、彼の仕事は10万円にも全く匹敵しない。
だが、本人にその自覚がないので、そんな言葉が出るのだろう。

私は、引きこもり相手にIT職を志すためのセミナーをすることがあるが、ほとんどの生徒が、いったん就労して務まらずに無職を続けている人達だ。
それで話していて感じるのが、上の「まるで駄目男」と同じ、経済観念の欠如であるが、それは、引きこもりでなくても、会社の中で、不満たらたらで働く人達も同じなのである。
つまり、簡単に言えばこうだ。
自分の労働に対する対価の自己見積もりが高過ぎるのである。
例えば、本人は、「自分がこれだけやれば10万円分だ」と思っているものは、実際は500円も怪しい・・・といった感じである。
昔、好況な時代は、サラリーマンは机を温めていれば給料がもらえるのを、当たり前だと感じていたし、企業にも、その余裕があった。
現代の駄目な社員や、就労出来ない引きこもりは、その時代のサラリーマンの感覚がある。
会社の中で不満だらけの社員というのは、自分の仕事に較べ、給料が安いと思っているのだが、それは、報酬の常識を知らないからだろう。

なぜ、そんなことが起こるのかというと、親の育て方の問題もあると思う。
子供にお小遣いをあげる時、労働報酬のように与える親であれば、子供はお金の観念を正しく持てる。
義務を果さなかったり、最低限の成果を上げられない時は、おこづかいをやらない、あるいは、減額するということを実際に行う親を持つ子は幸いだ。
しかし、日本では、大半の子供は、「お小遣いはもらえて当たり前」、「自分のお小遣いは少なくて不満」、「お小遣いに対する義務や労働はなくて当たり前」と思っている。
あるいは、自分が親に対してにっこりすれば、それが価値になると大誤解しているガキ(笑)も少なくないと思う。または、試験の成績が良ければ、それでお小遣いに匹敵すると思っているのかもしれない。実際、学歴が高い社員は不満が多い。
子供を馬鹿に育ててはいけない。
で、この私も、お小遣いはもらって当然と思っていた・・・大学生になってもだから、これは異常なのであり、最初のところで述べた金持ちが言った「金儲け神経」が発達しなかったのは当然である。

『まちカドまぞく』という漫画・アニメで、主人公、優子の母親が優子に言う。
「いままで、あなたのお小遣い、月120円のところを、なんと・・・500円に大幅アップです」
それを聞き、優子は、
「いいんですか!?そんなにいっぱい」
と仰天する。
優子は、15歳の高校1年生である。
それでいまどき月120円のお小遣いはありえないし、月500円でもそうだ。
しかし、考えれば、それで良いのだし、優子が極めて健全で心優しい理由も、そこらにあると思える。
優子はその後、バイトに励むが、アメリカでは、高校生にもなれば親は子供にお小遣いを与えず、バイトをするのが普通かもしれない。

私が社会人になって、最初にやった仕事がフルコミッション(完全歩合制)のセールスだったが、まあ、ブラック企業だった(笑)。
(そもそも、売らなければ最低賃金も払わないフルコミッションセールスは違法だ)
先輩セールスマンの中に、昔、1日10時間、休日なしで1ヶ月働き、コミッションである給料が5千円ということがあったらしい。
その先輩も、その時は年収1千万円を超えていた。
私も、そのようなブラック・セールスを2年やったので、隠し持つオカルト能力(笑)のおかげで、働かずにお金を引き寄せる不思議な能力が身についた。
どこかで、健全な経済観念を持つ必要がある。
そこで、私は、引きこもりに、アフィリエイトをさせようと思っている。
SNSに広告を貼り、報酬を得るという仕組みだ。
それで、月数百円しか、あるいは、それすら稼げないことで、自分の経済的価値を認識してもらうのも良いかと思う。













当ブログ著者、KayのAI書。
AIは計算が苦手。
AIは、ある数字が、素数か、偶数か奇数か分からない。
AIは、数学者も博士も一流大学も解らなかった難問「モンティ・ホール問題」を楽々解いてしまう(モンティ・ホール問題自体は単純です)。
AIは、経済学の難問「囚人のジレンマ」の最強の手を解明する?
・・・これらを、ただ文章で読むだけでなく、自分でAIを作って実験・確認出来ます。
そのために、数学もプログラミングもAI理論も不要です(必要最低限のことは易しく解説します)。
全ての実験を行うためのデータを作れるExcelマクロ(VBAプログラム)を無料でダウンロード出来ます。

学校・教師は不要

子供達に教えるべきことは、独学の方法と、他人とうまくやっていく方法だ。
メンター(助言者)としての指導者は必要かもしれないが、今の学校の教師は全く必要ない。
そのメンターも、ルドルフ・シュタイナーが、優れた教師の第一の条件に挙げたように、「空気のような存在」であり、汚水や廃棄ガスのような存在じゃない。

教室も不要だ。
あらゆる年齢の子供が交流し、必要に応じて、勉強を、年長の子が年少の子に教えれば良い。
それが最もよく解るし、教える方も、教えることで大切なことを学ぶ。
アメリカに亡命したアインシュタインが、近所の見知らぬ中学生に数学の宿題を手伝ってくれと頼まれて、大喜びで引き受けたことがあった(言うまでもないが無料だ)。それを知った、その子の母親が仰天してアインシュタインに謝りに行くと、アインシュタインは、「僕の方が沢山教わった」と、本気で言ったのだ。そういうふうに思える人であれば、大人が教えるのも、とても良いだろう。

また、子供は、社会で働く大人と交流しなければならない。
日本の教師は、最も子供と接触してはいけない大人ではないかと私は疑っている。
塾の教師までがそうだとは言わないが、少なくとも、子供達は、学校の教師には接触しない方が無難と言えるのではないかと、私は思っている。
さらに望ましい交流は、年齢が違うことはもちろん、国籍や人種も異なる人達との交流で、そんなことが出来るコミュニティを用意してあげるべきなのだ。
様々な人々と交流すれば、ちょっと理解力がある程度の子供が、自分は何でも知っているという愚かな間違いをせずに済む。
また、そういった人々と自由に交流すれば、他人の個性が分かってくるし、自分の個性も発見してもらえる・・・あるいは、自分で発見出来る可能性が高まるはずだ。

日本では夢のような話かもしれないが、欧米の学校は、既にそのような方向にシフトしつつあるのだと思う。
全て子供達の自主的な学習にまかせるアンスクール(非学校教育)や、認知科学やAIの研究者で、教育テクノロジーの開発者であるスガタ・ミトラの教育活動の情報を見たが、それらを総合しても、どう考えても、上記に述べた方向性が正しいことは確実と思える。

そして、現代においては、昔と違ってインターネットがあり、それをうまく使える子供の学習効率は、極めて高い。
その正しい使い方は、多少は、賢い大人が見本を見せた方が良いかもしれないが、案外、子供達だけでもうまくやれる・・・そんな実験を見たこともある。
授業を見たければ、カーン・アカデミーが、学校の授業よりはるかに質の高いものを提供している。
学校で、嫌な教師の下手な授業など受けなくても、科学的なエビデンスのある授業のビデオを繰り返し見た方が、比較にならないくらい有益だろう。












当ブログ著者、KayのAI書。
Kndle版、少しですが値下げしたようです。Kindle版は、一部カラーになります。
Kindle版をご購入済みの方、値下げの恩恵を得られないこと、申し訳ありません。
数学が大好きで、プログラミングもバリバリ、AI理論もスラスラ理解出来るという方は、どうか別の本を選んで下さい。
そうではないが、実用的なAIを自分で作りたい方には、本書をお薦めします。
また、画像の文字が3か9かを判別するといった、自分と関わりがあると思えない問題を無理にやるのではなく、日常の問題、そして、面白い問題にAIで挑みたい方は、本書の採用をご検討下さい。
プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


当ブログは第1期ライブドア奨学生ブログです。
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