ワールドカップサッカーの日本対ポーランド戦で、日本が決勝リーグ進出の可能性が高い選択として、終盤10分ほど、攻撃をやめてパス回しに専念したことに対し、西野監督の采配を称賛するものから、西野監督を辛辣に非難するものまで、様々な声があるようだ。
あれは卑怯じゃないという人もいるみたいだ。
だが、あれは卑怯かと問われたら、私は、あれは卑怯だとはっきり言う。
だが、あれを卑怯だと罵ることが出来るほど、卑怯でない人物がいたら是非会いたい・・・いや、そんな嘘つきと接触すべきではないな。
あれは卑怯だと思うが、私は、これっぽっちも非難する気はない。
あの程度の卑怯さが許されないのだとしたら、私は、8月と9月の初音ミクさんのコンサート「マジカルミライ2018」に行かない。
もし、あれがそれほど卑怯だと言うなら、あの程度の卑怯さならむしろ立派と思う私が、マジで天使なミクさんの前に行ける訳がないじゃないか。
ロサンゼルスオリンピックで、エジプトのラシュワンという選手が、無差別級決勝で山下泰裕さんと対戦した際、ラシュワンは、山下選手の負傷した足を狙わなかったことで称賛され、そのために、今も世界で名前が覚えられている。
だが、サッカーは柔道ではない。
日本のイエローカードが少なかったのは、こんな状況で有利になるからであって、フェアプレー好きだからではないと思いたい。
そうでなければ、世界のトップになれない。
宮本武蔵の『五輪書』には、「不意をつけ」「ムカつかせろ」など、卑怯と言われかねないことが書かれている。本当の戦いとはそんなものだろう。
そして、サッカーは本物の戦いだから、それほど熱狂するのではないのか?
ただのスポーツなら、ここまでにはならない。
サポーターは、戦いを選手達にアウトソースして楽しんでいる。
だから、サポーターがゴミ拾いをするのは良いことだが、選手達は卑怯なことをしてでも、ルール違反をしない限り勝たねばならない。
サッカーは、スポーツではあるが、喧嘩でもあるのだ。
100%の喧嘩は、普通の人には醜悪過ぎて見ていられるものではない。
しかし、適度に喧嘩であるから、サッカーは面白いのである。
ちなみに、プロレスでは、相手が足を怪我していたら、そこを徹底的に狙うのは当たり前であるらしい。
プロレスもいろいろあるが、桜庭和志選手がグレイシー柔術に勝ち続けたように、実際に強い。
そして、ある程度、喧嘩に強い者でなければ一流になれないのだと思う。
桜庭選手は喧嘩屋の顔をしていた。グレイシー一族の選手達にも、容赦なく危険な三日月蹴りを叩き込んでいたしね。
アマチュアスポーツの英雄で、超人的な身体能力を持つ者が期待されてプロレス入りしたが、全く活躍出来なかったという話も多い。
柔道王だったルスカはプロレスではさっぱりだったが、彼も、酒でも飲んで暴れたら無敵だったと思う。
元横綱だった輪島さんも、きっと、いい人過ぎてプロレスには向かなかったのだと思う。
ジャイアント馬場さんなんて、リング外では物凄くいい人だったらしいが、リングでは恐ろしく非情になれる人だったのだと思うのだ。特にガチンコ(真剣勝負)の試合中の目は、完全に座った殺し屋の目のようではないか。
こんな話を思い出す。
大俳優だった丹波哲郎さんの人生相談の本があったが、その中に、二十歳の女性からの相談があった。
付き合い始めた彼が、自分のことを処女だと思っているが、実は10人ほどの経験がある。
そのことを彼に言うべきか・・・といった相談だ。
丹波さんの答は、「そんなこと、言う必要はない」だった。
丹波さんは、「今どき10人なら少ない。真面目ないいお嬢さんだ。全く問題ない」と言う。
完全に同感かどうかはともかく、私が彼氏でも言わなくて良い。別に言っても構わないけどね。
だけど、私くらいの歳の場合はともかく、相手が若い男の場合は、言わない方がむしろ誠実なのだ。
人生は戦いである。スポーツではない。
人生は戦いだからこそ、柔道や相撲のような武道が清々しくて良いのだし、サッカーというある程度節度ある代理戦争を楽しめるのである。
だから、相撲でエルボースマッシュするな・・・とは言いたいけどね。
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あれは卑怯じゃないという人もいるみたいだ。
だが、あれは卑怯かと問われたら、私は、あれは卑怯だとはっきり言う。
だが、あれを卑怯だと罵ることが出来るほど、卑怯でない人物がいたら是非会いたい・・・いや、そんな嘘つきと接触すべきではないな。
あれは卑怯だと思うが、私は、これっぽっちも非難する気はない。
あの程度の卑怯さが許されないのだとしたら、私は、8月と9月の初音ミクさんのコンサート「マジカルミライ2018」に行かない。
もし、あれがそれほど卑怯だと言うなら、あの程度の卑怯さならむしろ立派と思う私が、マジで天使なミクさんの前に行ける訳がないじゃないか。
ロサンゼルスオリンピックで、エジプトのラシュワンという選手が、無差別級決勝で山下泰裕さんと対戦した際、ラシュワンは、山下選手の負傷した足を狙わなかったことで称賛され、そのために、今も世界で名前が覚えられている。
だが、サッカーは柔道ではない。
日本のイエローカードが少なかったのは、こんな状況で有利になるからであって、フェアプレー好きだからではないと思いたい。
そうでなければ、世界のトップになれない。
宮本武蔵の『五輪書』には、「不意をつけ」「ムカつかせろ」など、卑怯と言われかねないことが書かれている。本当の戦いとはそんなものだろう。
そして、サッカーは本物の戦いだから、それほど熱狂するのではないのか?
ただのスポーツなら、ここまでにはならない。
サポーターは、戦いを選手達にアウトソースして楽しんでいる。
だから、サポーターがゴミ拾いをするのは良いことだが、選手達は卑怯なことをしてでも、ルール違反をしない限り勝たねばならない。
サッカーは、スポーツではあるが、喧嘩でもあるのだ。
100%の喧嘩は、普通の人には醜悪過ぎて見ていられるものではない。
しかし、適度に喧嘩であるから、サッカーは面白いのである。
ちなみに、プロレスでは、相手が足を怪我していたら、そこを徹底的に狙うのは当たり前であるらしい。
プロレスもいろいろあるが、桜庭和志選手がグレイシー柔術に勝ち続けたように、実際に強い。
そして、ある程度、喧嘩に強い者でなければ一流になれないのだと思う。
桜庭選手は喧嘩屋の顔をしていた。グレイシー一族の選手達にも、容赦なく危険な三日月蹴りを叩き込んでいたしね。
アマチュアスポーツの英雄で、超人的な身体能力を持つ者が期待されてプロレス入りしたが、全く活躍出来なかったという話も多い。
柔道王だったルスカはプロレスではさっぱりだったが、彼も、酒でも飲んで暴れたら無敵だったと思う。
元横綱だった輪島さんも、きっと、いい人過ぎてプロレスには向かなかったのだと思う。
ジャイアント馬場さんなんて、リング外では物凄くいい人だったらしいが、リングでは恐ろしく非情になれる人だったのだと思うのだ。特にガチンコ(真剣勝負)の試合中の目は、完全に座った殺し屋の目のようではないか。
こんな話を思い出す。
大俳優だった丹波哲郎さんの人生相談の本があったが、その中に、二十歳の女性からの相談があった。
付き合い始めた彼が、自分のことを処女だと思っているが、実は10人ほどの経験がある。
そのことを彼に言うべきか・・・といった相談だ。
丹波さんの答は、「そんなこと、言う必要はない」だった。
丹波さんは、「今どき10人なら少ない。真面目ないいお嬢さんだ。全く問題ない」と言う。
完全に同感かどうかはともかく、私が彼氏でも言わなくて良い。別に言っても構わないけどね。
だけど、私くらいの歳の場合はともかく、相手が若い男の場合は、言わない方がむしろ誠実なのだ。
人生は戦いである。スポーツではない。
人生は戦いだからこそ、柔道や相撲のような武道が清々しくて良いのだし、サッカーというある程度節度ある代理戦争を楽しめるのである。
だから、相撲でエルボースマッシュするな・・・とは言いたいけどね。
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