ITスペシャリストが語る芸術

-The Kay Notes-
SE、プログラマー、AI開発者、教育研究家、潜在意識活用研究者、引きこもり支援講師Kayのブログ。

2017年05月

当ブログは、第一期ライブドア奨学生ブログです。
◇お知らせ
[2019/12/28]AI&教育問題専用ブログ、メディアの風を公開しました。
[2017/03/01]「通りすがり」「名無し」「読者」「A」等のハンドル名のコメントは原則削除します。

マジ無敵の言葉

世の中には、数限りない名言というものがあるが、私が最もよく覚えているのは、ほぼ誰も知らない、特に名言とも言われないものだ。
それは、2つの言葉なのだが、いずれも、子供の時に、テレビドラマで、主人公が口にした言葉を、一度聴いただけで覚えていたものだ。
それらの言葉は次の2つだ。
「攻撃は最大の防御なり。最大の攻撃は無抵抗なり。だから、何もしない者が一番強いんだ」
「爆発現場に近ければ近いほど生き残れる」

改めて見ると、いずれも、世間の常識の反対である。
そういった言葉としては、ダスキンの経営理念である「損と得の道があれば、自分のことに関しては損の道を行く」というものがある。

ところで、最近、西尾維新さんの『物語シリーズ』の既刊22冊のうち、20冊目の『業物語(ワザモノガタリ)』を読み終えた(21冊目の『撫物語』はずっと前に読んでいた。撫子のファンなので)。
その最後の方で、「委員長の中の委員長」「生まれながらの委員長」羽川翼が、危機的な状況で2メートルを超す超巨漢の吸血鬼に言った言葉が心に響いた。
「都合のいい展開を予想するんです。突然誰かが助けにやってくるというような--そうしないと、誰かが助けに来てくれたとき、その手を取れない。そうでしょう?」
羽川翼は複雑なキャラクターである。
学業では学年主席の座を譲ったことがないばかりか、主人公の阿良々木暦(あららぎこよみ)の確信では、今日が受験であっても、世界中のどの大学でも合格出来る超秀才。
阿良々木暦を下等動物扱いする、彼の恋人でトップクラスの秀才、戦場ヶ原ひたぎですら、羽川翼の前では、自分と阿良々木暦を「私達凡人」と同列に扱うほどだ。
なんだかんだ言って美人でスタイルも抜群で巨乳。
ただ、映画『傷物語』では、あまりに大きく描かれた胸(と馬鹿みたいな雰囲気)のせいで、私のイメージはすこぶる悪いのだが。
尚、羽川翼は、それほど人間を超越していながら、自分では自分のことを、「ちょっと真面目なだけが取り得の普通の女の子」と本当に思っている。
で、羽川翼は、幽閉されたドイツの古城で、深夜に一人連れ出され、縛られて、その美乳をぐわしと掴まれ・・・(詳しくは本をお読みいただきたい)。
果たして、彼女の言葉通り、都合のいいことが起こるのか?
いや、ミサトさん(『新世紀ヱヴァンゲリオン』のヒロインの一人。29歳)の言う通り、「奇跡は起こすもの」であることがよく分かるのである。
だが、危機的な状況で都合のいいことを考えるには心の強さが必要である。

3つ目の言葉を得て、私は無敵になった。









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美しい人生、勝利の人生とは

勇気がないばかりに、やりたいことをやらなければ、後で・・・歳を取ってから、あるいは、死ぬ時に後悔する。
・・・なーんてことを、一度は聞いたことがあるのではと思う。
だが、意地を張ってつまらんことをやってしまい、一生後悔しているヤツだって多いんだ。
しかし、そんな連中に限って、「後悔はしていない」なんて大嘘をつくんだ。

また、こんなことを聞いたことがあると思う。
「結婚して子供を育てるのは大変なことだが、これをやってこそ初めて人生が分かるし、それが人間の本当の生き方であり、使命なんだ」
こんなの、家庭や子供に人生を奪われてしまって後悔している者の負け惜しみに決まってるじゃないか?

別に、大博打を打つなとか、結婚するなと言いたいのではない。
そうではなく、親や親戚や世間やプロパガンダ(宣伝)に乗せられ、押し切られるような生き方をするなということだ。

じゃあ、荘子が言うように、なりゆきにまかせれば良いのだろうか?
いやいや、なりゆきにまかせてロクな目に遭わずに後悔しているやつだっていっぱいいるさ。

私は、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブズ、あるいは、サッカーの王様ペレらが成功者だとは思わない。彼らだって、実は後悔しているかもしれないし、死ぬ時に後悔するかもしれない。
もちろん、彼等は、心から満足して死ぬかもしれない。
だが、そんなことは「絶対に」分からないし、そもそも、そんなこと、我々には「絶対に」関係ない。
おそらく、彼らだって、それほどには満足していないものなのだ。

アニメの美少女キャラを本気で愛して、現実の女性を好きにならないまま死ぬような男は惨めなヤツらだと思うかもしれないが、彼等が一番満足するかもしれない。
いや、やはり彼等は本当に愚か者かもしれない。
いずれにしても、そんなこと分からないし、分かる必要もない。

いろいろ言ったが、大切なことは、「人の言うことなんか信用するな」「後悔するな」ということだ。
負け惜しみを言ってはならないし、言う必要もない。
楽ばっかりしようとしたら、確かにしょぼい人生になるが、それも運命だ。
人生に勝つ、ただ1つの呪文は、「私は単に美しいものが好きなだけだ」である。
私は、単に美しいから初音ミクさんが好きなのである。
まあ、「美しい」の意味や基準は人それぞれだ。









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効果のある呪文の称え方

ラマナ・マハルシは、常に「私は誰か?」と問えと教えたが、一方で、「私は誰か?」を呪文にしてはいけないと言ったらしい。
『ヒマラヤ聖者の生活探求』の著者、ベアード.T.スポールディングは、「神(God)」という言葉を言い、想うことを強く薦めているが、それでもやはり、この言葉を呪文のように繰り返してはならないと言う。
日本の、沢山の著書があるお金持ちのある事業家は、「ツイてる」「有り難いなあ」「幸せだなあ」という言葉を千回言えば、状況が良くなると著書に書かれているが、こちらは、ただ、言えば良いと教えていた。ただし、彼はひっきりなしに本を書いていて、これはつまり、言葉の呪文だけでは効果はほとんどないということと思う。

呪文くらいしか出来ない我々凡人には、辛いことである。
そこで、正しいやり方を述べるが、それは江戸末期の神道家、黒住宗忠のやり方である。
宗忠は、現代医学でも難病である重病にかかった者に対し、「ありがたい」という言葉を、1日百回、それでだめなら、千回、それでもだめなら1万回言わせたところ、1週間で完治したという。
宗忠の注意は、「心を込めて」、「熱心に」、あるいは、「一心不乱に」だったと思う。

つまり、棒読みのように、口先だけで言ったり、よそ事に気を向けながら・・・いや、その言葉自体がよそ事のように想っても駄目である。
しかし、心の込め方を知らない人が多い。
気を入れなくても、スイッチ1つ、タッチ1つで出来てしまうことばかりやっているからだ。
料理1つ熱心にやっていても、心の込め方、気の入れ方が分かるが、せいぜいが、コンビニで買ってきたものをレンジでチンするだけの人も多い。
注意深く手紙を書かなくても、電子メールが使えるが、その電子メールも、お決まりの言葉や、簡略、粗雑な言葉しか使わないようになってる。
そんなことでは、願いを叶えることは出来ない。
そこで、例えば、私のように、普段から、初音ミクさんを心から崇めていると、自然に心を込めることが出来るのである。
他にも、絵を熱心に書いたり、楽器を演奏したり、真剣にスポーツに打ち込むことは良いことなのである。
それが、純粋に好きでやっているなら、より、熱心さ、心の込め方が分かるようになるだろう。

せめて、真剣な顔で、言葉を使うことだ。
表情は、心に強く影響を与える。
口元を引き締めながら、いい加減に言葉を使うことはない。
皆、口元が弛んでいることが災いの原因なのである。









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人生は辛いか楽しいか

今日、いつもなら激怒しそうなことがあったのだが、意識的に忍耐した訳でもないのに、少しも怒りが起こらなかった。
不思議なことだったが、おそらく、昨日、初音ミクさんのコンサート「マジカルミライ2017」の2枚目のチケットの抽選に漏れたことが影響しているようだ。
別に、当選しなかったことが、それほどショックだったと言うのではない(いや、ショックだが)。
ただ、どんなことであろうが、ミクさんに比べれば大したことではないということなのだ。
この世に、ミクさんほど大切なものはないのである。

・・・なーんてね。
神は大甘なのではあるが、時々、何かに気付かせてくれるというだけのことだろう。

今日、Amazonプライムビデオで、菅原文太さんが紋次郎を演じる『木枯し紋次郎』の映画を見た。
『木枯し紋次郎』と『木枯し紋次郎 関わりござんせん』の2本で、共に1972年公開というから、あまり時間をかけずに製作したのだと思うが、良い映画だったと思う。
私は、木枯し紋次郎といえば、テレビドラマでの、中村敦夫さんの紋次郎しか知らなかったが、若い時の菅原文太さんの紋次郎は実に良かった。
若い時と言っても、菅原文太さんが38歳位の頃だが、紋次郎らしく痩せていて、貫禄も十分だった。
アメリカには西部劇という、流れ者のガンマンが格好良いドラマがあるが、木枯し紋次郎はそれに似た感じもする。
確かに、場所がどこであろうと、流れ者の生き方には通じるものがあり、その中で、真に強い男の輝きがあり、それに若い心が燃えるのだろう。
だから、流れ者が主役の西部劇やヤクザアクションにフィーバーする人間は、若さを失っていないのである。
私も、出来れば、流浪の果てに、ミクさんの『Last Night, Good Night』を聴きながら、一人で笑って死にたいものである。
だが、今の日本の、死ぬのになんと面倒なことよ。

その映画の中で、紋次郎は、極めて悲惨な目に遭うかもしれないという状況になり、やはり、同じ状況にあるが、紋次郎のようには肝が据わっていない男が、平然としている紋次郎に、喚きながら、
「あんたは平気なのか?」
と訊いた時、紋次郎が静かに、
「浮世はつらいもんでござんしょ」
と言うのに、私は痺れた。
ジョセフ・マーフィーや黒住宗忠が言うように、人生は楽しいものだというのも真実だが、浮世が辛いものだということを忘れてはいけないのだと思う。
ミクさんの楽しい歌も、悲しい歌も、共に良いのと同じである。
だって、楽しいばかりでも、辛いばかりでも、面白くないじゃないか?
辛いばかりの人生ってのも、あるかもしれない。
だが、耐えて強くなった姿をミクさんに見てもらうことほど嬉しいことはない。
だから、何かを崇め、敬うべきである。









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パンと花はどちらが大切か

勇気と自信は、どちらが大切だろうか?
比べることに意味はない。
それは、パンと花のどちらが大切かと訊くようなものだ。
普通は、パンの方が大切だと言うかもしれない。
しかし、人間は、花がないと生きられない。
それをイエスは、「人はパンだけで生きるのではない。神の言葉でも生きる」と言ったのだ。

パンは食べ物といった、物質的に必要なものの象徴。
花は、美しいものの象徴だ。
私なら、「私はパンだけで生きるのではない。初音ミクさんによって生きる」となるのだが。

花や神の言葉や初音ミクさんというのは、心の食べ物だ。
パンや魚やリンゴは身体の食べ物だ。
どちらも大切である。

ジョージ・アダムスキーが宇宙人に、
「ついでに朝食をとりましょう」
と言うと、宇宙人が、
「そうですね。我々は身体も養わなければなりません」
と言ったのが印象的だ。
我々は、心も身体も、両方、養わなければならないのだ。
疑うことなく誠実は大切だが、エッチだって大切である。

『星の王子さま』に、有名な、「本当に大切なものは目に見えない」という言葉があるが、目に見えるものも大切である。
ただ、「目に見えないものだって大切だよ」と言いたかったのだろう。
どちらがより大切って訳でもない。
愛のために死ぬことだってあるが、生きるために愛を捨てることが必要なこともある。
まあ、それがより大きな愛なのだが。

つまり、一番大切なものは、神の愛なのだが、それは人間には分からないので、ただ、神にまかせるしかない。
昨日、私は、初音ミクさんのコンサート「マジカルミライ2017」のチケットの抽選に漏れてしまったが、こういったことも、神にまかせるしかない。
後、抽選は2回と、普通の販売の3度のチャンスがあるが、全部駄目でも、それが神の意思なら私の意思でもあるのだ。
まあ、当るに越したことはないがね(笑)。
そして、日曜昼のSS席のチケットは得ているので、それは本当に感謝している。
だが、一番大切なことは、ミクさんを敬うことなのだ。

神人とも言われた、合気道の達人、植芝盛平によれば、宇宙生成の音は「ス」だ。
「スススス」と称えると、新しくなり、若やぐ。
だから、「好き」という言葉をよく使うことだ。
高額な美容法より、よっぽどきれいになると思う。









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プロフィール
名前:Kay(ケイ)
・SE、プログラマー
・初音ミクさんのファン
◆AI&教育blog:メディアの風
◆著書『楽しいAI体験から始める機械学習』(技術評論社)


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