江戸時代の高名な観想家(顔や身体の相で運勢を鑑定する占い師)である水野南北は、膨大な数の鑑定実績から、
「食が少なければ幸運で、多ければ不運であり、これには、万に1つの例外もない」
と断言した。
南北の名声は天下に轟き、孫弟子などを含めると弟子は千人いたと言われ、大長者として、健康で長生きし、少食の効果を自らも十二分に証明した。
また、海外にも、古い時代から、16世紀イタリアのルイジ・コルナロのように、少食の驚異的な効果を実証した人がいる。
そして、多くの場合、彼らの主張が正しいことは明らかと思う。
しかし、必ずしもそうではないとも言えるのだ。
まず、貧乏であったり等の理由で食物が得られないといった、自分の意思によらない少食は、あまり、幸運や健康に恵まれない。
また、極端な少食も、決して良い状況にならないだろう。
さらには、程よい少食であっても、必ずしも幸運に恵まれるとは限らないのだ。
特に、現代では多くなった、ほとんど歩くこともなく、1日部屋で座っているような人にとって、少食はさして立派ではなく、恵みも少ないかもしれない。
結論から言えば、少食自体が幸運や健康をもたらすのではない。
自らの意思で食を節する者は、ゆるまない場合が多いから、幸運で健康なのである。
あくまでも、幸運、健康、その他の幸福の条件とは、ゆるまないことである。
また、「朝4時に起きる者は、必ず成功する」と言う人も多く、実証例もきっと多くあるだろうし、それなりの信憑性があると思う。
しかし、これも、「1年365日、必ず朝4時に起きる者は、ゆるまない可能性がかなり高い」ので、成功するのである。
成功の本当の要因もゆるまないことである。
逆に言えば、大食で、起きる時間が遅くても、ゆるまなければ、幸運で健康であり、望むなら成功も出来るのである。
実際に、大食漢で、午前中に起きることが出来ないに関わらず、健康で、職業で成功し、財に恵まれている者は、あまり多くはないが確かにいる。
そのような人達は、強い使命感を持って仕事をしているので、ゆるまないのだと思う。
少食や早起きは、ゆるまないための優れた方法であることは間違いなく、大いに勧められる。
しかし、それらは、幸運のための直接の要因ではない。
まして、強制された少食や早起きでは、幸運の力にはならない。
だが、方法は問わないが、心を引き締め、片時もゆるまないなら、確実に幸運に恵まれるのである。
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そして、多くの場合、彼らの主張が正しいことは明らかと思う。
しかし、必ずしもそうではないとも言えるのだ。
まず、貧乏であったり等の理由で食物が得られないといった、自分の意思によらない少食は、あまり、幸運や健康に恵まれない。
また、極端な少食も、決して良い状況にならないだろう。
さらには、程よい少食であっても、必ずしも幸運に恵まれるとは限らないのだ。
特に、現代では多くなった、ほとんど歩くこともなく、1日部屋で座っているような人にとって、少食はさして立派ではなく、恵みも少ないかもしれない。
結論から言えば、少食自体が幸運や健康をもたらすのではない。
自らの意思で食を節する者は、ゆるまない場合が多いから、幸運で健康なのである。
あくまでも、幸運、健康、その他の幸福の条件とは、ゆるまないことである。
また、「朝4時に起きる者は、必ず成功する」と言う人も多く、実証例もきっと多くあるだろうし、それなりの信憑性があると思う。
しかし、これも、「1年365日、必ず朝4時に起きる者は、ゆるまない可能性がかなり高い」ので、成功するのである。
成功の本当の要因もゆるまないことである。
逆に言えば、大食で、起きる時間が遅くても、ゆるまなければ、幸運で健康であり、望むなら成功も出来るのである。
実際に、大食漢で、午前中に起きることが出来ないに関わらず、健康で、職業で成功し、財に恵まれている者は、あまり多くはないが確かにいる。
そのような人達は、強い使命感を持って仕事をしているので、ゆるまないのだと思う。
少食や早起きは、ゆるまないための優れた方法であることは間違いなく、大いに勧められる。
しかし、それらは、幸運のための直接の要因ではない。
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