昔、発明家の中山正和さんは、人間の脳の中には、宇宙プログラムというものが組み込まれているのではないかと述べておられた。
宇宙プログラムは、無限の知恵を持った神と同じで、神そのものとも言える。
関英男博士は、むしろ、人間は大型コンピューターの端末だと言っておられた。
全知全能の大型コンピューターはどこか遠くにあるのかもしれないが、人間が使う有線・無線通信と違い、無限に近い速度で交信するので、大型コンピューターは目の前にあるのと変わらない。
この大型コンピューターこそ神である。
ここで、一応、コンピューターとは言ったが、それは物質ではなく、量子的な万能システムで、どんなものでも作り出し、どんなことも起こせる、神そのものである。
ただ、人間の側から言えば、やはり、中山正和さんの言うように、脳の中に宇宙プログラムがあると言って良いだろう。
一休さんが、阿弥陀如来は、はるか遠くの西方極楽浄土に居るのではなく、心そのものが阿弥陀如来なのだと言ったのと全く同じであると思う。
イギリスの偉大な数学者で物理学者であるロジャー・ペンローズは、相対性理論と量子力学を統合する・・・簡単に言えば、宇宙の神秘を解く鍵は脳にあると言い、脳が量子的な機能を持つことを研究しているが、こじつけになるかもしれないが、これもやはり、同じような意味に感じるのである。
脳の中なのか、細胞1つ1つ、あるいは、原子1つ1つなのかは分からないが、やはり、人間は、神の力そのものである宇宙プログラムを持っている。
それをうまく働かせることが出来ないのは煩悩(自我の欲望)のためであり、中山さんは、そのカラクリを上手く説明しておられ、彼の理屈が正しいことは、宇宙プログラムから実際に、いくらかの知恵を引き出し、数多くの世界的な発明を行い、そういったアイデアを出す方法も、世界中の一流企業に提供し、それらの企業で成果を出している。
それで、どうすれば、煩悩を祓い、宇宙プログラムを働かせることが出来るかというと、中山さんは、専門的な手法も作ったが、つまるところ、「クヨクヨしない練習をしなさい」と言われた。
そのためには、般若心経、あるいは、般若心経の呪文を唱えなさいと。(あるいは、訓練のために、禅の考案を利用するようにも薦めておられた。)
彼は、科学者らしく理屈好きなので、その理由も、可能な範囲で明かしておられたが、結論から言えば、般若心経を唱えれば良いのである。ただ、現代の理屈好きな人、あるいは、理屈が分からないと納得しない人は、研究をすれば良いと思う。
また、一休さんは、宇宙プログラムである全知全能の阿弥陀如来の力を出すには、彼の宗派とは違うが、「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えよと教えておられた。一休さんは、宗派にこだわるような人ではなかった。
さらに、良寛さんも、この世の不条理に苦しみに苦しんだ末、『荘子』で悟ったが、最後はやはり、(彼も宗派は違ったが)念仏だということになったのだ。
念仏というと、どうも宗教臭くていけないが(まあ、宗教だが)、研究すればするほど、科学的で完璧なものだ。
岡潔という数学者は、あまりに優秀なので、岡潔という名が、個人の名ではなく、天才集団から成る研究チームの名前だと思われていたが、やはり、最後は念仏に行き着いたようである。
私も、理屈に関しては、現代においては、ある程度は必要かもしれないので、時々述べているが、やはり研究中である。しかし、中々面白い研究であり、学問であると思う。
↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
宇宙プログラムは、無限の知恵を持った神と同じで、神そのものとも言える。
関英男博士は、むしろ、人間は大型コンピューターの端末だと言っておられた。
全知全能の大型コンピューターはどこか遠くにあるのかもしれないが、人間が使う有線・無線通信と違い、無限に近い速度で交信するので、大型コンピューターは目の前にあるのと変わらない。
この大型コンピューターこそ神である。
ここで、一応、コンピューターとは言ったが、それは物質ではなく、量子的な万能システムで、どんなものでも作り出し、どんなことも起こせる、神そのものである。
ただ、人間の側から言えば、やはり、中山正和さんの言うように、脳の中に宇宙プログラムがあると言って良いだろう。
一休さんが、阿弥陀如来は、はるか遠くの西方極楽浄土に居るのではなく、心そのものが阿弥陀如来なのだと言ったのと全く同じであると思う。
イギリスの偉大な数学者で物理学者であるロジャー・ペンローズは、相対性理論と量子力学を統合する・・・簡単に言えば、宇宙の神秘を解く鍵は脳にあると言い、脳が量子的な機能を持つことを研究しているが、こじつけになるかもしれないが、これもやはり、同じような意味に感じるのである。
脳の中なのか、細胞1つ1つ、あるいは、原子1つ1つなのかは分からないが、やはり、人間は、神の力そのものである宇宙プログラムを持っている。
それをうまく働かせることが出来ないのは煩悩(自我の欲望)のためであり、中山さんは、そのカラクリを上手く説明しておられ、彼の理屈が正しいことは、宇宙プログラムから実際に、いくらかの知恵を引き出し、数多くの世界的な発明を行い、そういったアイデアを出す方法も、世界中の一流企業に提供し、それらの企業で成果を出している。
それで、どうすれば、煩悩を祓い、宇宙プログラムを働かせることが出来るかというと、中山さんは、専門的な手法も作ったが、つまるところ、「クヨクヨしない練習をしなさい」と言われた。
そのためには、般若心経、あるいは、般若心経の呪文を唱えなさいと。(あるいは、訓練のために、禅の考案を利用するようにも薦めておられた。)
彼は、科学者らしく理屈好きなので、その理由も、可能な範囲で明かしておられたが、結論から言えば、般若心経を唱えれば良いのである。ただ、現代の理屈好きな人、あるいは、理屈が分からないと納得しない人は、研究をすれば良いと思う。
また、一休さんは、宇宙プログラムである全知全能の阿弥陀如来の力を出すには、彼の宗派とは違うが、「南無阿弥陀仏」の念仏を唱えよと教えておられた。一休さんは、宗派にこだわるような人ではなかった。
さらに、良寛さんも、この世の不条理に苦しみに苦しんだ末、『荘子』で悟ったが、最後はやはり、(彼も宗派は違ったが)念仏だということになったのだ。
念仏というと、どうも宗教臭くていけないが(まあ、宗教だが)、研究すればするほど、科学的で完璧なものだ。
岡潔という数学者は、あまりに優秀なので、岡潔という名が、個人の名ではなく、天才集団から成る研究チームの名前だと思われていたが、やはり、最後は念仏に行き着いたようである。
私も、理屈に関しては、現代においては、ある程度は必要かもしれないので、時々述べているが、やはり研究中である。しかし、中々面白い研究であり、学問であると思う。
↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
