人間の進化の度合いは、あらゆる意味で静かさに現れる。
私が勤務する会社にも、休憩室(リラックスルーム)とかいうところがある。
そこには、缶コーヒーや缶ジュースなどの自動販売機があるのだが、取り出し口に覆い扉が付いていて、全ての人がそこから缶ジュースなどを勢い良く取り出すので、その度に、覆い扉が叩きつけられるように閉まる音が鳴り響いている。
なんで、もっと静かに取り出せないのかと思うのだが、皆、音を立てないと損だとばかりに、部屋中に騒音を響かせるのだ。
また、その部屋の椅子はキャスター付きでないのだが、音を立てないよう配慮しながら引いたり戻したりする者は皆無で、あちこちで、椅子の脚が床をひっかく音が鳴り響いている。
電車の中でも、物凄い音で咳払いしたり、喉を鳴らす者がいる。
それは大概、中年以降の男性に多いが、若い人も、イヤホンで音楽を聴きながら、床をかかとで鳴らし続けたり、カバンを指で叩き続けるような者もいる。
こういった騒音を立てまくる連中というのは、本当に可哀想なのである。
また、音としてはそううるさくないかもしれないが、夏であれば、団扇や扇をずっと動かしている者や、椅子に座っていても、立っていても、ずっと身体を動かしている者、あるいは、やはり電車の席で、カバンの中をいつまでも(座ってから降りるまで何十分でも)ガサゴソと漁り回している者(中年以降のオバさんに多い)とか、とにかく、落ち着きのない者が多い。
スマートフォンの上にずっと指をせわしく這わせ回し続ける者は、人間ではなく、猿にしか見えない。
こういった、音を立て続け、せわしく、落ち着きなく動き続ける者が、人々の役に立つことはない(むしろ迷惑をかけ続ける)ので、豊かになることはないし、日々健康は損なわれ、精神は崩れていく。
進化のレベルから言えば、やはり、人間よりは猿に近いのである。
猿は、自分が強いこと、偉いことを訴えるために、うるさい音を立てるものなのであるが、猿なら、他に方法がないから仕方がない。しかし、人間はそうではないのだから、猿と同じことをやっているのは、あまりに惨めなのである。
進化した人間ほど音を立てない。
高度な人間は歩いている時も足音がない。
呼吸の音も聴こえない。
愚かな者は、どうしても咳をしなければならない訳でもないのに、やたらと咳をし、その度に遠慮なく大きな音を出し、つばを撒き散らすが、優れた人間なら、やむなく咳をする場合でも、ハンカチか少なくとも手で口を押さえ、なるべく音を出さないよう気を使う。
昨夜も書いたが、力ある人間は肛門が閉まっているので、座っていても立っていても身体が安定して動かず、特に際立った人間であれば、まるで彫像のようだ。
高度な人間は、注目を集めることを好まない。
しかし、下劣な人間は、『星の王子様』に出てくる、自分が感心されることにしか興味がないおかしな男のように、他人の目を引きたがる。
高い段階に進歩した人間は、自分よりさらに上位の見えない存在に心を向けているので、他人のやることに関心がない。
心の状態は身体に現れる。
身体がいつもだらしなく動いているなら、心もそうなのだ。
始終やかましい音を立てている者は、心の中も騒がしい。
人間のゴールは、静かな心、不動の心なのであるから、うるさい、落ち着きのない人間がいかに幼稚な者であるかが分かるだろう。
そして、音を立てず、身体的にでも静止することを心がけていれば、心もそうなる。
心が静かで不動なら、能力は高くなり、偉大な力と一致し、直観は冴え、望まずとも幸運に恵まれ、必要なら金だって雪崩のように押し寄せてくる。
そのためには、昨夜も書いた通り、気がつくたびに肛門を締める練習をし、ついに、常時、肛門が締まっているようになれば、あらゆる良きものを具えた存在となるだろう。
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そこには、缶コーヒーや缶ジュースなどの自動販売機があるのだが、取り出し口に覆い扉が付いていて、全ての人がそこから缶ジュースなどを勢い良く取り出すので、その度に、覆い扉が叩きつけられるように閉まる音が鳴り響いている。
なんで、もっと静かに取り出せないのかと思うのだが、皆、音を立てないと損だとばかりに、部屋中に騒音を響かせるのだ。
また、その部屋の椅子はキャスター付きでないのだが、音を立てないよう配慮しながら引いたり戻したりする者は皆無で、あちこちで、椅子の脚が床をひっかく音が鳴り響いている。
電車の中でも、物凄い音で咳払いしたり、喉を鳴らす者がいる。
それは大概、中年以降の男性に多いが、若い人も、イヤホンで音楽を聴きながら、床をかかとで鳴らし続けたり、カバンを指で叩き続けるような者もいる。
こういった騒音を立てまくる連中というのは、本当に可哀想なのである。
また、音としてはそううるさくないかもしれないが、夏であれば、団扇や扇をずっと動かしている者や、椅子に座っていても、立っていても、ずっと身体を動かしている者、あるいは、やはり電車の席で、カバンの中をいつまでも(座ってから降りるまで何十分でも)ガサゴソと漁り回している者(中年以降のオバさんに多い)とか、とにかく、落ち着きのない者が多い。
スマートフォンの上にずっと指をせわしく這わせ回し続ける者は、人間ではなく、猿にしか見えない。
こういった、音を立て続け、せわしく、落ち着きなく動き続ける者が、人々の役に立つことはない(むしろ迷惑をかけ続ける)ので、豊かになることはないし、日々健康は損なわれ、精神は崩れていく。
進化のレベルから言えば、やはり、人間よりは猿に近いのである。
猿は、自分が強いこと、偉いことを訴えるために、うるさい音を立てるものなのであるが、猿なら、他に方法がないから仕方がない。しかし、人間はそうではないのだから、猿と同じことをやっているのは、あまりに惨めなのである。
進化した人間ほど音を立てない。
高度な人間は歩いている時も足音がない。
呼吸の音も聴こえない。
愚かな者は、どうしても咳をしなければならない訳でもないのに、やたらと咳をし、その度に遠慮なく大きな音を出し、つばを撒き散らすが、優れた人間なら、やむなく咳をする場合でも、ハンカチか少なくとも手で口を押さえ、なるべく音を出さないよう気を使う。
昨夜も書いたが、力ある人間は肛門が閉まっているので、座っていても立っていても身体が安定して動かず、特に際立った人間であれば、まるで彫像のようだ。
高度な人間は、注目を集めることを好まない。
しかし、下劣な人間は、『星の王子様』に出てくる、自分が感心されることにしか興味がないおかしな男のように、他人の目を引きたがる。
高い段階に進歩した人間は、自分よりさらに上位の見えない存在に心を向けているので、他人のやることに関心がない。
心の状態は身体に現れる。
身体がいつもだらしなく動いているなら、心もそうなのだ。
始終やかましい音を立てている者は、心の中も騒がしい。
人間のゴールは、静かな心、不動の心なのであるから、うるさい、落ち着きのない人間がいかに幼稚な者であるかが分かるだろう。
そして、音を立てず、身体的にでも静止することを心がけていれば、心もそうなる。
心が静かで不動なら、能力は高くなり、偉大な力と一致し、直観は冴え、望まずとも幸運に恵まれ、必要なら金だって雪崩のように押し寄せてくる。
そのためには、昨夜も書いた通り、気がつくたびに肛門を締める練習をし、ついに、常時、肛門が締まっているようになれば、あらゆる良きものを具えた存在となるだろう。
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