数日前、iPod touch でApple Storeから商品を購入しようとしたら、「利用契約書が変わったから同意しろ。同意しないなら利用するな」という通知があった。
その契約内容を見ようとしたら、38ページであった。
私は見ずに契約書(規定書)を閉じ、先方の申し出通り、以後、Apple Storeを利用しないことに決定した。
これは契約である。
契約するからには、必ず全て読んで理解した上で同意し、しかも、覚えている必要がある。
それが契約なのだ。
しかし、38ページもの契約書をじっくり理解して覚える気はない。
そもそも、契約書なんて、文面が複雑かつ曖昧で多様に解釈できるが、根本的に契約書を作成する側の都合を通せることを狙って作るものである。
こんな時、大抵の人は、契約内容をろくに見ずに同意するのだろうか?
そんなクセは絶対につけてはならない。
だが、アップルに限らないが、多くの個人向け契約書は、利用者が読まずに同意することを前提としたものだと私は思う。
そんな訳で、契約内容をほとんど読んでいないのだが、ニュースなどから察するところ、購入したコンテンツを利用するデバイス(機器)の制限を、アップルは強力にしたいのに違いない。
早い話が、CDであれば、まるごとコピー出来るし(出来ないものもある)、CDの中のデータをPCや携帯電話、スマートフォンに入れて聴くことができる。購入した個人が利用する限り制限はない。
しかし、現実には、友人間のデータのやり取りや、昨今ではWebを通じた不正配信により、無料で入手する者が増え、売れなくなる。
購入者のモラルを信用することはできないので、技術的に制限をかけようとするが、それをすぐに無効にするプログラムが出現・配布されるのが常で、ほとんど意味はない。
そこで、法的な圧力をかけようとする狙いででもあるのだろうか?
ところで、以前は、電子書籍といえば、PDFという、印刷イメージをファイルにし、比較的軽量にした、Webでの文書(静止画像含む)配布の定番形式が一般的だった。
ところが、PDFで配布したら、それこそ配布自由で、しかも、小さなファイルなので、やり取りがとても簡単で、無料で入手する人は大変に多かったはずだ。
そこで、1台のパソコンでしか読めず、画面コピーも不可能という技術が開発された。
別のパソコンで読めるよう、「暗号キーを移す」ということは可能であるが、手順が複雑で、誰もやる気にならないだろう。それで、パソコンが壊れたら、購入したものはもう見ることが出来ないのが普通だった。
私も以前、PDFでのダウンロード販売をよく利用し、1日1万円以上(そもそも、単価が高かった)購入することもよくあったが、上記の形式になってから、利用を一切やめた。
私は、音楽、映像、書籍など、電子データの不正取得、不正利用は、自分でも決してやらないし、許されることではないと思っている。
また、悪いことをしているという自覚すらなくそれを行う者や、悪いとは知りながら正しいことをやれない者が多いのは、社会的な思想の問題と思っているが、この点は話が複雑なので、今回は触れない。
しかし、購入したものを個人でどう利用しようと絶対に自由だ。
ブルーレイやDVDを購入すれば、どのプレーヤーでも観賞することはできる。しかし、プレーヤーの無いPC、スマートフォンやiPod touch、あるいはウォークマンで見ることは出来ない。ファイルをMP4形式に変えれば可能だが、DVD等からデータを取り出すことは出来ない。それをやれば、違法なのだろう。
なぜ、そんなことになっているかというと、もちろん、無料でコンテンツを得ることを防ぐためで、現実には、そんなことは横行しているが、被害を減らしてはいるだろう。
もちろん、配布側が決めたことを遵守するのは当然だ。
だから、私は、制限付PDFやそれに類したコンテンツの購入はしないし、今回もApple Storeの利用はやめた。
別にそれで困ることは何もない。
販売側の苦難は今後も続くだろう。今のように、力ずくで利益を守ろうとする考え方を変えない限り、それは変わらず、ますます醜い事態となるだろう。
ただ、それは、金を払うことなく、得ることをやっている者も同じである。こと、それに関しては得をしたとか、いまや、「損をせずに済んだ」という感覚なのかもしれないが、別のところで確実に悲惨を味わう。現代人は、そのあたりの理を知ろうとしない。私なら、恐くてやれないのだ。
販売側が、「コピーしたければどうぞ」という態度で配布し、購入側も、家族間ではともかく、友達の間では、そんなことを言うこともなくなる。そんな世界があれば良いのだろうが、それは可能だ。そのために、何をしなければならないかを、世間の教義や信念に基いてではなく、それを超えた英知の立場から実行しなければならない。
とりあえずは、過ぎた利益を得る個人がいなくならなければ無理なことだ。
それ以前に、浅はかな人の知恵を超えるものを求めることが必要なのだろう。
聖書に「求めよ、さらば与えられん」とあるのは、そのことなのだろうと思う。
今回のアップルのような態度は、人々が悪であることを前提としたものであることに注意して欲しい。そして、それであるから、人々が悪なのである。このあたりの理を、世間の人は知ろうとしない。つまり、雨が降れば憂鬱であるしかないと思っているのだ。そうではないことが分かれば、世界は変わるのである。
ただ、少しではあるが、それを理解し始めた人も増えている。初音ミクの周辺にはそれがあると感じるのである(もちろん、全部ではないが)。
そのための英知を得るための書籍を以下にご紹介しよう。
↓応援していただける方はいずれか(できれば両方)クリックで投票をお願い致します。
その契約内容を見ようとしたら、38ページであった。
私は見ずに契約書(規定書)を閉じ、先方の申し出通り、以後、Apple Storeを利用しないことに決定した。
これは契約である。
契約するからには、必ず全て読んで理解した上で同意し、しかも、覚えている必要がある。
それが契約なのだ。
しかし、38ページもの契約書をじっくり理解して覚える気はない。
そもそも、契約書なんて、文面が複雑かつ曖昧で多様に解釈できるが、根本的に契約書を作成する側の都合を通せることを狙って作るものである。
こんな時、大抵の人は、契約内容をろくに見ずに同意するのだろうか?
そんなクセは絶対につけてはならない。
だが、アップルに限らないが、多くの個人向け契約書は、利用者が読まずに同意することを前提としたものだと私は思う。
そんな訳で、契約内容をほとんど読んでいないのだが、ニュースなどから察するところ、購入したコンテンツを利用するデバイス(機器)の制限を、アップルは強力にしたいのに違いない。
早い話が、CDであれば、まるごとコピー出来るし(出来ないものもある)、CDの中のデータをPCや携帯電話、スマートフォンに入れて聴くことができる。購入した個人が利用する限り制限はない。
しかし、現実には、友人間のデータのやり取りや、昨今ではWebを通じた不正配信により、無料で入手する者が増え、売れなくなる。
購入者のモラルを信用することはできないので、技術的に制限をかけようとするが、それをすぐに無効にするプログラムが出現・配布されるのが常で、ほとんど意味はない。
そこで、法的な圧力をかけようとする狙いででもあるのだろうか?
ところで、以前は、電子書籍といえば、PDFという、印刷イメージをファイルにし、比較的軽量にした、Webでの文書(静止画像含む)配布の定番形式が一般的だった。
ところが、PDFで配布したら、それこそ配布自由で、しかも、小さなファイルなので、やり取りがとても簡単で、無料で入手する人は大変に多かったはずだ。
そこで、1台のパソコンでしか読めず、画面コピーも不可能という技術が開発された。
別のパソコンで読めるよう、「暗号キーを移す」ということは可能であるが、手順が複雑で、誰もやる気にならないだろう。それで、パソコンが壊れたら、購入したものはもう見ることが出来ないのが普通だった。
私も以前、PDFでのダウンロード販売をよく利用し、1日1万円以上(そもそも、単価が高かった)購入することもよくあったが、上記の形式になってから、利用を一切やめた。
私は、音楽、映像、書籍など、電子データの不正取得、不正利用は、自分でも決してやらないし、許されることではないと思っている。
また、悪いことをしているという自覚すらなくそれを行う者や、悪いとは知りながら正しいことをやれない者が多いのは、社会的な思想の問題と思っているが、この点は話が複雑なので、今回は触れない。
しかし、購入したものを個人でどう利用しようと絶対に自由だ。
ブルーレイやDVDを購入すれば、どのプレーヤーでも観賞することはできる。しかし、プレーヤーの無いPC、スマートフォンやiPod touch、あるいはウォークマンで見ることは出来ない。ファイルをMP4形式に変えれば可能だが、DVD等からデータを取り出すことは出来ない。それをやれば、違法なのだろう。
なぜ、そんなことになっているかというと、もちろん、無料でコンテンツを得ることを防ぐためで、現実には、そんなことは横行しているが、被害を減らしてはいるだろう。
もちろん、配布側が決めたことを遵守するのは当然だ。
だから、私は、制限付PDFやそれに類したコンテンツの購入はしないし、今回もApple Storeの利用はやめた。
別にそれで困ることは何もない。
販売側の苦難は今後も続くだろう。今のように、力ずくで利益を守ろうとする考え方を変えない限り、それは変わらず、ますます醜い事態となるだろう。
ただ、それは、金を払うことなく、得ることをやっている者も同じである。こと、それに関しては得をしたとか、いまや、「損をせずに済んだ」という感覚なのかもしれないが、別のところで確実に悲惨を味わう。現代人は、そのあたりの理を知ろうとしない。私なら、恐くてやれないのだ。
販売側が、「コピーしたければどうぞ」という態度で配布し、購入側も、家族間ではともかく、友達の間では、そんなことを言うこともなくなる。そんな世界があれば良いのだろうが、それは可能だ。そのために、何をしなければならないかを、世間の教義や信念に基いてではなく、それを超えた英知の立場から実行しなければならない。
とりあえずは、過ぎた利益を得る個人がいなくならなければ無理なことだ。
それ以前に、浅はかな人の知恵を超えるものを求めることが必要なのだろう。
聖書に「求めよ、さらば与えられん」とあるのは、そのことなのだろうと思う。
今回のアップルのような態度は、人々が悪であることを前提としたものであることに注意して欲しい。そして、それであるから、人々が悪なのである。このあたりの理を、世間の人は知ろうとしない。つまり、雨が降れば憂鬱であるしかないと思っているのだ。そうではないことが分かれば、世界は変わるのである。
ただ、少しではあるが、それを理解し始めた人も増えている。初音ミクの周辺にはそれがあると感じるのである(もちろん、全部ではないが)。
そのための英知を得るための書籍を以下にご紹介しよう。
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