いつまでも若く、美しく、強くありたいと思うのは当然で、それを実現させるかのような宣伝をしている、食品、化粧品も沢山ある。だが、何かの健康食品を食べているからとか、何かの化粧品を使っているといった理由で、見違えるほど若返ったとか、驚くほど健康になったということは、おそらく全く無いと思う。
しかし、ただ1つ、その効果は強制的で、確実なものが食の慎みである。そして、それら健康食品や化粧品が高価であるのに比べ、食の慎みには1円のお金もかからないばかりか、大きなお金の節約になる。
明治時代の人であった長南年恵という女性は、生涯、少女のような外見を保ったと言われるが、彼女はほとんど食事をしなかったことが、あらゆる記録から確実であると言われている。
彼女の場合は特例であるが、少食、粗食であればいつまでも若い。
世間の常識では、栄養をたっぷり取ることが若さや健康の要因であるとされるが、世間的な栄養を取ることは老化、不健康、病気の原因でしかない。
私が、ずっと、そういった世間的に栄養十分な生活を送っていたところ、内臓を痛め、慢性的にだるく、すぐに風邪をひき、頭痛、腹痛も日常的で薬が手放せなかったが、食事を1日1回にし、当初は、ご飯半合と豆腐、漬物程度しか食べなかったところ、数ヶ月で全ての症状が消え去り、完全に健康になったばかりか、幼い頃から苦しんできたアトピー性皮膚炎と、数年来のメニエール氏病まで、何もせずに治ってしまった。
森美智代さんという方は、脊髄小脳変性症という難病にかかり、余命わずかと言われながら、甲田光雄医師の指導で、断食、少食療法を実施し、治るはずのないその病気が治ってしまったというが、甲田さんのところでは、そのような例はいくらでもあるようである。森さんは、その後も青汁といくらかのサプリメント以外は食べないという。
森さんのように、難病を治すといった場合は別として、断食や、青汁だけという極端な少食である必要はなく、食を楽しめば良いと思うが、現在の我が国では、美食、飽食が蔓延し、心身が健康な人はとても少ない。
だが、食を正常にすれば、健康はどんどん回復するし、女性であれば、驚くほど美しくなるのである。男性であっても、でっぷりとしたお腹が確実に引き締まり、それだけでも外見は雲泥の違いとなる。おそらく、中年以降の男性の半分以上が、お腹が異常にだぶついた、いわゆるメタボであると思う。それを解消するとされる薬もあるようだが、おそらく、ほとんど効果はあるまい。また、運動でお腹を引っ込めるなんてのも、現実的には不可能だ。運動で痩せるなら、必要な運動量は大変なものであるはずだからだ。しかし、食を慎めば、嫌でも痩せるのである。
何を食べるかであるが、私は、3年ほど、1日1食で粗食と言える食事を続けているが、その経験から、こんなことが言えると思う。それは、「腐らない食物が最良」ということだ。
野菜、果物というものは、本来は、枯れることはあっても、腐ることは無いらしい。現在売られている野菜等が腐るのは、農法に問題があるようだ。とはいえ、普通に売られているものでも、肉、魚に比べれば、野菜や果物ははるかに腐敗しない。
私は肉も魚も食べないが、魚であれば、干物などにすればかなりの間腐らないが、やはりそれは身体に良いと思う。
パンやチーズといったものも、ちゃんとしたものは、ほとんど腐らないようだが、スーパーで売っているようなものでも、やはり腐り難いのは間違いがない。
また、私はアーモンドやクルミを好んで食べるが、これらの消費期限はとても長い。アーモンドはボイル(ゆでる)したもの、クルミは生のものを食べている。これらは、極端にカロリーが高く、大量に食べれば太るだろうが、カロリーの割には、栄養の吸収が穏やかに進むせいで太らないことで知られているし、そもそも、全体的に食を慎んでいれば太るはずがない。
結局、私は、毎日、パン、野菜、果物、ナッツ、チーズの食事をすることに落ち着いた。量を適切にしているので、飽きるなどということは想像も出来ず、毎日、美味しく食べている。この食事は、「ヒマラヤ聖者の生活探求」(霞ヶ関書房)に登場する大師達のものと同じである。この本の著者は、14歳で大学を卒業した科学者で、採鉱の専門家であるが、調査隊の一員として東アジアを訪れた時に出逢った大師(悟りを開いた偉大な聖者)達の驚くべき生活や行いを記録したことを、親しい人達のために私的な書物にしたものが、広く読まれるようになったのが同書である。百歳をはるかに超えながら強健で50歳くらいにしか見えない男性や、その母親が、外見は20歳くらいの大変な美女であるといった話もよく出てくる。彼らは、肉は食べないが、決して苦行的な食生活ではなく、十分に食事を楽しんでいる様子も描かれている。もっとも、彼らは、素晴らしい食事を空間から出現させるのであるが・・・。食事だけで、それら大師達のようになれるわけではないが、やはり、正しい食事は全ての基本であると思う。
優れた食の法則に関しては、日本の古代の書と言われる「ホツマツタヱ」にも詳しく描かれている。
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しかし、ただ1つ、その効果は強制的で、確実なものが食の慎みである。そして、それら健康食品や化粧品が高価であるのに比べ、食の慎みには1円のお金もかからないばかりか、大きなお金の節約になる。
明治時代の人であった長南年恵という女性は、生涯、少女のような外見を保ったと言われるが、彼女はほとんど食事をしなかったことが、あらゆる記録から確実であると言われている。
彼女の場合は特例であるが、少食、粗食であればいつまでも若い。
世間の常識では、栄養をたっぷり取ることが若さや健康の要因であるとされるが、世間的な栄養を取ることは老化、不健康、病気の原因でしかない。
私が、ずっと、そういった世間的に栄養十分な生活を送っていたところ、内臓を痛め、慢性的にだるく、すぐに風邪をひき、頭痛、腹痛も日常的で薬が手放せなかったが、食事を1日1回にし、当初は、ご飯半合と豆腐、漬物程度しか食べなかったところ、数ヶ月で全ての症状が消え去り、完全に健康になったばかりか、幼い頃から苦しんできたアトピー性皮膚炎と、数年来のメニエール氏病まで、何もせずに治ってしまった。
森美智代さんという方は、脊髄小脳変性症という難病にかかり、余命わずかと言われながら、甲田光雄医師の指導で、断食、少食療法を実施し、治るはずのないその病気が治ってしまったというが、甲田さんのところでは、そのような例はいくらでもあるようである。森さんは、その後も青汁といくらかのサプリメント以外は食べないという。
森さんのように、難病を治すといった場合は別として、断食や、青汁だけという極端な少食である必要はなく、食を楽しめば良いと思うが、現在の我が国では、美食、飽食が蔓延し、心身が健康な人はとても少ない。
だが、食を正常にすれば、健康はどんどん回復するし、女性であれば、驚くほど美しくなるのである。男性であっても、でっぷりとしたお腹が確実に引き締まり、それだけでも外見は雲泥の違いとなる。おそらく、中年以降の男性の半分以上が、お腹が異常にだぶついた、いわゆるメタボであると思う。それを解消するとされる薬もあるようだが、おそらく、ほとんど効果はあるまい。また、運動でお腹を引っ込めるなんてのも、現実的には不可能だ。運動で痩せるなら、必要な運動量は大変なものであるはずだからだ。しかし、食を慎めば、嫌でも痩せるのである。
何を食べるかであるが、私は、3年ほど、1日1食で粗食と言える食事を続けているが、その経験から、こんなことが言えると思う。それは、「腐らない食物が最良」ということだ。
野菜、果物というものは、本来は、枯れることはあっても、腐ることは無いらしい。現在売られている野菜等が腐るのは、農法に問題があるようだ。とはいえ、普通に売られているものでも、肉、魚に比べれば、野菜や果物ははるかに腐敗しない。
私は肉も魚も食べないが、魚であれば、干物などにすればかなりの間腐らないが、やはりそれは身体に良いと思う。
パンやチーズといったものも、ちゃんとしたものは、ほとんど腐らないようだが、スーパーで売っているようなものでも、やはり腐り難いのは間違いがない。
また、私はアーモンドやクルミを好んで食べるが、これらの消費期限はとても長い。アーモンドはボイル(ゆでる)したもの、クルミは生のものを食べている。これらは、極端にカロリーが高く、大量に食べれば太るだろうが、カロリーの割には、栄養の吸収が穏やかに進むせいで太らないことで知られているし、そもそも、全体的に食を慎んでいれば太るはずがない。
結局、私は、毎日、パン、野菜、果物、ナッツ、チーズの食事をすることに落ち着いた。量を適切にしているので、飽きるなどということは想像も出来ず、毎日、美味しく食べている。この食事は、「ヒマラヤ聖者の生活探求」(霞ヶ関書房)に登場する大師達のものと同じである。この本の著者は、14歳で大学を卒業した科学者で、採鉱の専門家であるが、調査隊の一員として東アジアを訪れた時に出逢った大師(悟りを開いた偉大な聖者)達の驚くべき生活や行いを記録したことを、親しい人達のために私的な書物にしたものが、広く読まれるようになったのが同書である。百歳をはるかに超えながら強健で50歳くらいにしか見えない男性や、その母親が、外見は20歳くらいの大変な美女であるといった話もよく出てくる。彼らは、肉は食べないが、決して苦行的な食生活ではなく、十分に食事を楽しんでいる様子も描かれている。もっとも、彼らは、素晴らしい食事を空間から出現させるのであるが・・・。食事だけで、それら大師達のようになれるわけではないが、やはり、正しい食事は全ての基本であると思う。
優れた食の法則に関しては、日本の古代の書と言われる「ホツマツタヱ」にも詳しく描かれている。
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