私は、毎晩欠かさず身体トレーニングをしているが、私のやり方は、畳1枚の広さがあればそれで十分で、何の道具も必要がなく、家の中で出来るので、時間もお金もかからない。そして、満足すべき成果を得ている。
やることは、腕立て伏せ、スクワット、腹筋運動、背筋運動、スワイソウ等であるが、長く続け、効果を上げるには、やり方も大切だと思う。
まず、腕立て伏せを取り上げる。誰でも知ってるポピュラーなトレーニングであるが、あまり良い印象が無いかもしれない。腕立て伏せのイメージが良くないのは学校などでの経験のためではないかと思うが、私は、これはあまりに素晴らしいので、天が誰かに教えた究極のトレーニングに違いないと思っている。
ただ、多くの人が、腕立て伏せのやり方を「床ぎりぎりまで身体を落とし、身体を上げた時には、腕をしっかり伸ばしきらないといけない」といったのが正しいと思い込んでいるのではないかと思う。
これは、学校で教師に見せるためのやり方で、トレーニングでも何でもない。いわば演技、見世物のやり方だと思う。
体操競技などでも、高得点を出すには、意図的に曲げていない部分は全部、「美しく」伸びきっていなければならないが、あれは非常に身体に悪いのである。
私も、最初の頃は、「しっかり曲げ、しっかり伸ばす」方式で腕立て伏せをやっていたが、自己満足にはなるものの、効果がなく、飽きてきてしまうので困った。
ある時、プロボクサーの方に、「自分達はそんなやり方はしない。心掛けるのは『なるべく速く』だけだ」と言われ、感じるところがあってやってみたら、充実感を感じ、効果も素晴らしかった。
とにかく高速に、形はあまり気にしない。短時間に気力を込めてやる必要がある。逆に言えば、気力が充実する。腹や太腿の筋肉への負担も大きく、それらの部位が震えてくるほどだ。また、心肺への負荷も高く、息切れも起こすが、胸にも力が入るので息がし難い。百数十回も続けると心臓が高鳴り、終わった時には息も絶え絶えとなる始末だ。しかし、短時間に力を出す充実感は爽快であり、やや苦しくても、その気分を味わうため毎日欠かせなくなる。そして、当然ながら心肺機能が高まるのも感じる。少し前に、ノロウイルス感染で倒れた時も、さすがにその日は休んだが、まだ体調の戻らないにも関わらず、翌日はいつもと同じ回数を実施した。
腹筋運動も同様で、やはり、「出来る限り速く」だけを心掛けてやっている(あまりに無茶で極端な高速化までは注意しないのでそのつもりで)。
トレーニングは見世物ではないのだから、動きの大きさや優雅さなどはどうでも良い。超一流のスポーツ選手のトレーニングを見ていると、あらゆる動きの振幅が非常に小さく、動いているのかどうか分からない場合もよくあるのに気付く。
もちろん、あまりに歪んだ姿勢、体勢や、いい加減な動きも戒められるべきで、多少の研究も必要かもしれないが、馬鹿でもない限り、「程々」とか「ものには限度」ということを忘れなければそれで良いと思う。
さすがにスクワット(しゃがんで立つ運動)は、高速でやると飛び跳ねてしまうし、それでは膝を痛めるので、こればかりは軽やかさを心掛けているが、あまり深く曲げないハーフスクワットを、そこそこの速さでやるのが良いかもしれない。そこは自分でいろいろ試して見ると良い。ただ、私は深くしゃがんだ姿勢から静かに伸ばすという方法でやっている。それでバランスを取る時に、全身が適度に鍛えられるからだ。最初は、ふらつくことも多かったが、しばらくすると、動きがぴたっと「決まる」ようになった。
これらの運動と、少食、菜食(青野菜より根菜、果物が主だが)の組み合わせにより、身体の調子が非常によく、とにかく軽く感じるようになった。歩いていたり、階段を昇る時に、まるで身体の重さを感じないことに驚く程である。それは丁度、子供の時の感覚であり、あの無限のエネルギーを取り戻したようである。子供の頃、スキップで移動するのは、まるで、空中に浮かんでいるようなもので、どこまででも行けるような気がしたものだが、まさにあの感じが甦ったのである。
運動も、学校で教わったようなやり方や、宣伝に乗せられてむしろ身体に悪いことを金と手間をかけてやるのではなく、実質重視でやるのが当然良く、私のようなOne Matアスリート(畳1枚の広さで実施できる運動)方式を考えてみてはいかがかと思う。
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やることは、腕立て伏せ、スクワット、腹筋運動、背筋運動、スワイソウ等であるが、長く続け、効果を上げるには、やり方も大切だと思う。
まず、腕立て伏せを取り上げる。誰でも知ってるポピュラーなトレーニングであるが、あまり良い印象が無いかもしれない。腕立て伏せのイメージが良くないのは学校などでの経験のためではないかと思うが、私は、これはあまりに素晴らしいので、天が誰かに教えた究極のトレーニングに違いないと思っている。
ただ、多くの人が、腕立て伏せのやり方を「床ぎりぎりまで身体を落とし、身体を上げた時には、腕をしっかり伸ばしきらないといけない」といったのが正しいと思い込んでいるのではないかと思う。
これは、学校で教師に見せるためのやり方で、トレーニングでも何でもない。いわば演技、見世物のやり方だと思う。
体操競技などでも、高得点を出すには、意図的に曲げていない部分は全部、「美しく」伸びきっていなければならないが、あれは非常に身体に悪いのである。
私も、最初の頃は、「しっかり曲げ、しっかり伸ばす」方式で腕立て伏せをやっていたが、自己満足にはなるものの、効果がなく、飽きてきてしまうので困った。
ある時、プロボクサーの方に、「自分達はそんなやり方はしない。心掛けるのは『なるべく速く』だけだ」と言われ、感じるところがあってやってみたら、充実感を感じ、効果も素晴らしかった。
とにかく高速に、形はあまり気にしない。短時間に気力を込めてやる必要がある。逆に言えば、気力が充実する。腹や太腿の筋肉への負担も大きく、それらの部位が震えてくるほどだ。また、心肺への負荷も高く、息切れも起こすが、胸にも力が入るので息がし難い。百数十回も続けると心臓が高鳴り、終わった時には息も絶え絶えとなる始末だ。しかし、短時間に力を出す充実感は爽快であり、やや苦しくても、その気分を味わうため毎日欠かせなくなる。そして、当然ながら心肺機能が高まるのも感じる。少し前に、ノロウイルス感染で倒れた時も、さすがにその日は休んだが、まだ体調の戻らないにも関わらず、翌日はいつもと同じ回数を実施した。
腹筋運動も同様で、やはり、「出来る限り速く」だけを心掛けてやっている(あまりに無茶で極端な高速化までは注意しないのでそのつもりで)。
トレーニングは見世物ではないのだから、動きの大きさや優雅さなどはどうでも良い。超一流のスポーツ選手のトレーニングを見ていると、あらゆる動きの振幅が非常に小さく、動いているのかどうか分からない場合もよくあるのに気付く。
もちろん、あまりに歪んだ姿勢、体勢や、いい加減な動きも戒められるべきで、多少の研究も必要かもしれないが、馬鹿でもない限り、「程々」とか「ものには限度」ということを忘れなければそれで良いと思う。
さすがにスクワット(しゃがんで立つ運動)は、高速でやると飛び跳ねてしまうし、それでは膝を痛めるので、こればかりは軽やかさを心掛けているが、あまり深く曲げないハーフスクワットを、そこそこの速さでやるのが良いかもしれない。そこは自分でいろいろ試して見ると良い。ただ、私は深くしゃがんだ姿勢から静かに伸ばすという方法でやっている。それでバランスを取る時に、全身が適度に鍛えられるからだ。最初は、ふらつくことも多かったが、しばらくすると、動きがぴたっと「決まる」ようになった。
これらの運動と、少食、菜食(青野菜より根菜、果物が主だが)の組み合わせにより、身体の調子が非常によく、とにかく軽く感じるようになった。歩いていたり、階段を昇る時に、まるで身体の重さを感じないことに驚く程である。それは丁度、子供の時の感覚であり、あの無限のエネルギーを取り戻したようである。子供の頃、スキップで移動するのは、まるで、空中に浮かんでいるようなもので、どこまででも行けるような気がしたものだが、まさにあの感じが甦ったのである。
運動も、学校で教わったようなやり方や、宣伝に乗せられてむしろ身体に悪いことを金と手間をかけてやるのではなく、実質重視でやるのが当然良く、私のようなOne Matアスリート(畳1枚の広さで実施できる運動)方式を考えてみてはいかがかと思う。
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今回の記事、大変参考になります。
今度は、スワイショウについても、詳しく教えてください。
私も自己流?で朝晩続けてますが、不思議と飽きません。